番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週土曜日 18:00~18:30 ほか

45年超の歴史を有する、民放ラジオ最長寿級のジャズ番組。進行役は、フリーアナウンサーの山本郁。毎回ミュージシャン、シンガー、ジャズ関係者などをスタジオに招き、そのゲストにゆかりの曲をかけてジャズ・トークをお届けします。

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5月19日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]

2018.05/18 番組スタッフ 記事URL

「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、土曜曜22:00~、日曜22:30~で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.410~祝「ミュージック・ペンクラブ:ジャパン」50周年&Oくん昇格!】 

 
先日我が家の郵便ポストにかなり大きな荷物が入れられていた。何かと思い開封してみると、中に「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン50年の歩み」と言う大判冊子と会員名簿、音楽賞の記録などの資料が入っていた。そういえば昨年会員名簿を新調するので、再度経歴などを送って欲しいと事務方から連絡があり、一応送ったことを思い出した。それがこんな立派な形になって結実した訳である。この会はクラシック、ポピュラー、オーディオのライター達が自身の権利を守ろうと50年前に作り上げた組織で、欧米では同じ組織は大分以前からあり、ここの会員はかなりな尊敬を受けているとも聞く。
 日本でも太田黒元雄、堀内敬三等の著名な先達が頑張って立ち上げた組織で、今では3分科会で160名ほどの音楽ライターがおり、ここの会員であれば一応ライターとして世間的な認識を受けられると言うことになっている。この会員になるには結構厳しい条件があり、先輩会員3名の推薦が必要なのだが、ぼく自身はかなり前から会員になることを勧められても、3名も推薦者を...と渋り続けていたが、10数年前当時の事務局長からどうしても...と言うことで先輩に頭を下げ3人を確保、晴れて「ミュージック・ペンクラブ」の会員になったと言う次第。しかし実際はここの会員になっても仕事面でそう役に立つものでもなく、会員費払い込みなども何時も遅れ気味、会長自から(現在の会長はポピュラー評論の大家鈴木道子氏)連絡をしてきて、初めて会費を払うなどと言うトホホな事態も何回かあるほどで、およそ模範的な会員とは言い難い。しかしこうした立派な50年史や会員名簿などを見ると、もっと積極的に関わらないといけないなー...とつくづく感じいる、反省!

 
また「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン音楽賞」の方も既に今年で25周年。毎年ベストアルバム選考リストは事務方に送っているが、会への協力はこれ位なもの。ぼくが所属しているポピュラー部門の昨年度最優秀賞は坂本龍一の『async』、そして作品企画賞はぼくも1票を投じた「上原ひろみ&エドマール・カスタネーダ」などであった。新装なった会員名簿もなかなかに立派なもので、ポピュラー部門の会員は60名ほどだが何れも40代半ば以上。もう少し若いライターが入会しないとこれからの権威付けも難しそうだと言う感じもありあり。まあでも自身の経歴などを見ていると、何か誇らしさを感じるのもまた事実で、こんなならばもっと積極的に...とも思うのだが、そこは無精なだけにそうもいかないのもまた事実。何れにせよ「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」設立50周年、あっぱれを献上したい。
 
そしてもう一つお目出度いことと言えば、このジャズコラムを長年担当しくれている営業部長のOくんが、その秀逸な働きを認められ今回いよいよ局長に昇進したのである。おめでとう0局長。仕事も出来て人柄も良いと来れば営業局長昇進も至極当然のこと(これは当然お世辞も入っているが...)と言っておこう。放送局の制作プロデューサーなどと言っても所詮はサラリーマン。となるとやはり他人の昇進は気になるもので、ぼくがまだ現役の局員ならばここで影口の一つでも叩きたくなる処だが、今は悠々自適の身、O君の昇進を心から喜びたいと思う。これからは色々と忙しくなるはずだが、当面はまだこの担当を続けてくれるとのこと、有り難い限りである。これからもよろしくね。
 
最後にもう一度感謝とお祝いの念を籠め、謝・謝!

【今週の番組ゲスト:ジャズピアニストの栗林すみれさん】
3月・4月と連続リリースされた二部作「PIECES OF COLOR」「the Story Behind」から
M1Water Flow
M2Long Roller Slide
M3Children's Mind
M4Halu

5月12日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]

2018.05/11 番組スタッフ 記事URL

「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、土曜曜22:00~、日曜22:30~で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.409~信濃追分春景色2】

 先週に引き続き追分の山荘滞在記を...。5月のGW大体天気も良くお山(浅間山)や八ガ岳そして北アルプス連峰まで見渡せる日も多かった、この期間後半は4連休、いつもはひっそりと閉ざされている各別荘も、流石にこの時期はどこもオープンされそれなりの賑わいを迎える。ぼくのいつもの早朝散歩コースは、御影用水からその下の越生学園グランド周辺迄、およそ1時間余りを速歩で行うのだが、この時期はどこの別荘が開いているか...と言った探索も兼ね、用水の上部の方~ここはかなりな高級別荘地帯、、あの悪名高き(?)「オスカー・プロ」の社長さんや美容コンサルタント、イッコウさんなどの別荘、そして四谷の有名レストラン「ミクニ」の軽井沢店などが散在する、森深き一帯を歩くことにしている。特にオスカー別荘などは堅固な要塞といった趣きもあり、いささか静かな別荘には似つかわしくないとも言えそうだが、これはこれで又良しなのだろう。そんな中を早朝トレッキング・ポールを携え歩き廻る、これもまたなかなかに乙なもので、この一帯の散歩では雉の姿を見掛けるのもしばしば。なかなかに御愛嬌でもある。


 さて今回はGW明けに、軽井沢の病院での眼科検査などもあり、およそ10日ほどの長滞在。その間色々と車で走ったり歩き廻ったりして、今までは気づかなかった嬉しい新発見も幾つかあった。まず第一は新しい温泉、八千代温泉「芹の湯」を見つけたこと。この温泉間違いなくこの地域の秘湯と言った感じで、温泉案内書などでも見掛けたことも無い。ただこの地域と言っても正確には群馬県下仁田町。軽井沢と下仁田の街との中間位の山中に位置する秘湯なのである。この温泉自体は、時々下仁田のインターで降り、軽井沢まで山登りする途中の集落に案内が出ていて気付いてはいたが、なんてことも無いお風呂だろうと推測、まさかこんないいお湯だとはついぞ知らなかったし、殆ど知られていない筈。ここがいいよと教えてくれたのは、軽井沢で最も美味なカレー専門店「アラ・ガール」(中軽井沢駅前)の奥さん。軽井沢からは車で下ること40分程、集落の案内板からも10分ぐらい山にわけ入った人家など無い秘境の地。こんな所に良く温泉が...と言う感じなのだが、いざそのお湯に浸かってビックリ。決して広くはないが小じんまりとした好い雰囲気の温泉で、なによりその泉質の素晴らしに驚かされる。一寸なめてみるとこれが実にしょっぱい。いわゆるナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉でこれほど塩分の濃い温泉もかなり珍しい。本当にたまげてしまった。各地の温泉を巡り、特に関東・甲信越の温泉は知り尽くしている筈の、温泉マニアを自称するぼくも、今回ばかりは脱帽もの。「姫街道の隠れ湯」とパンフレットにあるが、下仁田と軽井沢を結ぶ裏道路(=姫街道or
もみじ街道)にこんな秘められた良所があったとは...。2時間ほどいたがその間に訪れたのはたったの一人だけで、それもどうやらジモッティ。まだまだこんな温泉があるんですね。東京に帰ったら直ぐに温泉好きの愛好家達に教えないと...と一人ニヤッとしたが、彼らのうちの何人かはもう既に入っているかも知れません...。

 そして今回の山荘滞在での次なる発見は、小諸の市立図書館。軽井沢の図書館は数年前に新装なって素晴らしい施設になったのだが、小諸市図書館はこれを上回るもの、是非行ってみるべし...と知り合いから発破を掛けられ足を運んでみると、これがその通りの素晴らしさ。蔵書数も多いし何よりレイアウトが抜群で見易く、閲覧スペースも最高。1年半ほど前に新装なったこの図書館、これまで公立図書館で最高なのは家の近所では府中の市立図書館と信じていたが、小諸もそれに匹敵し、実に使い易く蔵書も豊富なグッド図書館だった。その上東京住まい(追分に山荘があるとは言え)のぼくでも、10冊まで貸し出しも可だと言う。なんという太っ腹で好待遇。直ぐに図書カードを作り限度の10冊まで借りてしまった。そうなると今回の10日ほどの滞在で、軽井沢、御代田、そして小諸と3か所の図書館で借りた本がなんと20冊余り。そのうち4冊ほどが絵本だけにどうにか読み通すことが出来た。それにしても欲張りな男だとつくづく思ったが、これで山荘暮らしもぐっと愉しみが増えた。せいぜい頑張って読書に励まねば...。


 そしてもう一つ嬉しいことは、あの改装中の「カフェ・グルマン」が、いよいよ7月頭には再オープンだと言う。マスターの平井さんは孤軍奮闘、再オープンに向けて一人で改修工事中。もうそれなりにお年の筈(ぼくよりは若い)だが少しも疲れを見せない。今までのカフェ店舗部分は2つの宿泊部屋に作り替えられ、お山の姿を眺めるのには軽井沢随一とも言えるオープン・バルコニー、そこはカフェ&ダイニングのメイン・ルームで、周りを壁で囲った本格的なダイニングルームに作り変わる様だ。それに伴い慣れ親しんだ「カフェ・グルマン」と言う名称も、カフェ&プチホテルに相応しいフランス語名に変わる可能性大とのこと。渋い風情のカーペンターと言った趣きで貫録充分な平井さんが、色々説明しながら案内してくれる。再オープン以降はぼくの様な庶民にはそうそう気軽に通えなくなってしまうのは、いささか寂しくもあるのだが、またまた素敵なカフェ&洋風旅籠屋になること請け合い。私設応援団としてはPRなどお手伝い出来ることがあれば、どんどん指示して欲しいと彼に伝え、工事中の現場を後にしたのでした。

 さて今回の1枚はヴィクトリア・トルストイの『ホワイト・ラシアン』からお馴染みの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。この時期にヴァレンタインとはいささかピント外れかも知れないが、山荘のCD整理の最中に見つけ出した1枚で、北欧の美形シンガーだが話題は彼女があの文豪トルストイの直系だと言うこと。どうしてスエーデン在住なのかは知る由もないが、革命時代に曾祖父が欧州に亡命しこの国に流れ着いたのかもしれない。そんな彼女はジャズ系シンガーソングライターといった趣きで、このアルバムではスタンダードはこの1曲のみ。これがかなり意欲的な唄いっぷりでいいんです。バックも同地の有名ミュージシャン達で、もう10年以上前のアルバムだけに廃盤なのかも知れないし、彼女がまだシンガーを続けているかもしかとはしませんが、このスタンダー仲々に拾いものとも言えるお勧め曲です。
【今週の番組ゲスト:名古屋を拠点に活動されているDear Blues のピアニスト 中嶋美弥さん】
4thアルバムの「Walking Cats」から

M1inception

M2MofMof

M3Something hot

M4Take Five

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5月5日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]

2018.05/04 番組スタッフ 記事URL

「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、土曜曜22:00~、日曜22:30~で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.408~信濃追分春景色】

 GWは追分の山荘に居る。と言うのもGW明けに御代田の病院で眼科の検診があり、帰京する訳にもいかず山荘生活が続いている次第。この総合病院には実は結構、縁があり、ボケてしまった母親はこの病院で数か月程入院、ここで最期を迎えてしまった。地方の総合病院だけに施設は今一つだが、ここの眼科は東信地区でも大評判、遠く上田市や佐久市からも患者が押し寄せかなりな賑わい。昨年の夏、目の出来ものを見てもらって以降の付き合いで、元々糖尿病の気のあるぼくだけに緑内障などの危険性も指摘され、それ以来ここに通っているのだが、流石に山荘が水止めしてしまう冬にここに来ることは出来ず、今年はこれが2回目。検査はいささか心配だが、どんな結果が出るか...。

 ところで4月末から5月初めのGW、軽井沢周辺は流石に少し人も込み合っているのだが、以前に比べると思った程でもない。軽井沢駅前のアウトレットにさえ顔を出さなければ、人込みとか渋滞と言った感じも余りない。この時期は早朝の散歩が最高で、御影用水の畔を回り一周1時間余り、以前はバカ犬ピーちゃん連れだったのでなんてことも無い散歩コースも、一人で歩くとこれが結構きつい。ただ木々は芽吹き、小鳥達も活発にさえずり、快適感この上なし。特に雉の「ケーン、ケーン...」と言う甲高く鋭い鳴き声が最も印象深い。実際に散歩の途中で雉の親子連れに出会うこともしばしばで、犬連れの散歩者などと出会わないかといつも心配になってしまうが、そこはどうにか雉の方でもやり過ごしているようだ。御影用水と言えばもう一つ、以前ここにはぐれ鴨が3羽住みついており、散歩のときに彼らに出合うのが楽しみだったが、5年ほど前に用水の補修工事で全ての水を抜き、彼らの居場所が無くなってしまい、野犬に殺されたりと全滅と言う悲惨な目にあったとも聞く。それが今年もまた数羽の鴨が用水で遊んでおり、前のはぐれ鴨のように用水に住みついてはいないが、たまたま遊びに来ているとしても、彼らの姿を拝めるだけで気持ちもホッと安らぐ。

 追分の山荘から軽井沢の街までは車で15分ほどだが、渋滞に巻き込まれるとこれが1時間以上、そんなこんなあって余り街には出ないのだが、先日は知り合いが来たので久しぶりに軽井沢旧道にある名門中華料理店「営林」に行ってみることにした。営林の本店は赤坂、たんぱ時代に局の仲間と共に良くこの店に通ったもので、行きはタクシーの相乗り、帰りは赤坂から局まで20分ほど歩いて帰るのが、何時ものコースだった。営林と言えば「スーラ・タンメン」の元祖とも言える銘店。注文するのは決まってこの「スーラ」だったが、局が虎ノ門に移りぼく自身も週に1~2回の出社とあって、もう数年はこの本店に行っていない。軽井沢店も4月半ばにオープンし11月初めで閉店と言うスケジュールになっているが、知り合いでも来ない限りまず訪れることも無くなってしまった。と言う訳で知り合いも昔この店に通ったとのことなので、久しぶりに軽井沢店を訪れてみよう、となった。営林は軽井沢のメインストリートに鎮座しているが、軽井沢の本拠とも言える旧軽井沢の店舗も、昔から残っているのは本当に少なくなってしまい、浅野屋ベイカリー、ブティックの「サンモトヤマ」など数件だけ。軽井沢新聞が出している軽井沢の案内書に1990年代の旧軽井沢図と言う面白い地図が載っているが、それによれば軒並みかつての銘店は消え去ってしまっている。そんな中にあって営林は一人気を吐いているお店。それだけにもっと通い詰めなければ...とも思うのだが如何せんお値段がお高い。その上軽井沢店はリゾート店と言うこともあり、本店に比べ数百円割高なのだ。局員時代はそうも感じなかったが、セミリタイアの今のぼくとしてはこれはかなり応える。しかし久しぶりの「スーラタンメン」、食すると流石に美味だった。ぼくは中華麺は細麺だと味が良くてもまずダメで受け付けない。しかしこの"スーラ"は細麺、それが少しも気にならなく美味しく食べれるのだ。摩訶不思議だし、矢張り絶品の中華麺である。なにをおいてもお勧めの逸品。


 そして嬉しかったのは、お店のバックミュージック。今や高級中華料理店で掛かる音楽は殆どがジャズ。丁度ぼくらがいたときはセロニアス・モンクのソロアルバムがかかっていた。「ラウンド・ミッドナイト」「パノニカ」等など。山荘で村上春樹の編・訳のエッセイ集「セロニアス・モンクのいた風景」(新潮社)を読んでいた時だっただけに、その偶然の一致に一寸びっくりした。この本は春樹が巻頭にモンクについてのエッセイを記し、それ以外はロレイン・ゴードン、レナード・フェザーなどと言った大物ジャズ関係者が彼についての想い出を記したもので、訳は当然村上春樹自身。そう言えば昔国分寺の「ピーター・キャット(彼がやっていたジャズ喫茶でその後千駄ヶ谷に移転、作家として有名になって閉店)」でも良くモンクが掛かっていたことを思い出す。彼はエッセイの中で「極北でとれた硬い氷を奇妙な角度で有効に鑿削っていく様なピアノの音を聴くたびに『これこそがジャズなんだと思った』、それによってしばしば温かく励まされた」と記しているが、ぼく自身も営林での食事のバックに流れるモンクの厳しくも暖かなピアノソロに、生き続けることの意味合いを温かく教え示されたような気分になったものだった。
【今週の番組ゲスト:ジャズシンガーの高樹レイさん、フレットレス べーシストの織原良次さん、プロデューサーの江口丈典さん】
1月にリリースされた三部作完結編の「Duo three」から
M1 Fly me to the Moon
M2 My Favorite Things
M3「鳥の歌」
M4 Infant Eyes



      

4月28日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]

2018.04/27 番組スタッフ 記事URL

「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、土曜曜22:00~、日曜22:30~で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.407~山本郁アナ代打コラム】

 皆さん、お久しぶりです。テイストオブジャズの進行役をしています山本郁です!今回小西の代打で10年ぶりにコラムを書かせて頂きます。
 
あ、代打といっても、何かあったわけではありません。小西は元気です。年相応に少々呆けていますが、至って元気ですので御心配なく。

 もう16年、このコンビでテイスト・オブ・ジャズをお送りしているわけですが、以前から時々書いて来たように、まあ、とにかくマイペースなオジサンで、ちょいちょい「しでかして」くれるわけです。そうして私の中にストレスが堆積していくので、たまに吐き出さないといられないという事で、今回ペンを取りました。


 ここ半年程で最も腹が立ったのは、昨年の暮れの事件です。年内最後の収録終わりに、軽く忘年会ということで、ラジオNIKKEIからすぐ近くの名物居酒屋「升本」に行きました。ここは魚料理が豊富で、鯵一つとっても、刺身に、叩きに、フライにとバリエーションが豊富で、しかも安い。オジサンのパラダイスでいつも賑わっています。
 それぞれ好きなものを頼むことにして
私は「鰤の刺身」と「カキフライ」小西は「キンメの炙り」と「冷奴」と「ポテトサラダ」をオーダーしました。私、カキフライは醤油派。基本、魚系のフライは、アジもキスもエビも醤油をかけます。そこにタルタルソースをちょっとだけ添えて食べるのが、なんとも言えず好きなんです。揚げたてのカキフライが運ばれてきました。5個乗ってたので、内2つを急いで自分の取り皿に避難しました。私がいくら醤油派でも、一般的にはソース派の人が多いんですよね。これまで何度も、断りもなく全体にソースを回しかけられて悲しい思いをした経験があるので、先手を打ったんです。ところが、予想を超えるデリカシーの無さを発揮してきたんです!なんと、キャベツでもなく、小西用に残してあげたカキフライにでもなく、タルタルソースにソースを回しかけたんです!!!それも、ウスターソースでなく、とんかつソースを!!私のタルタルソース...とんかつソースに汚染されて全滅です。信じられません。怒って抗議したら、タルタルソースがあることに気づかなかった...と訳のわからない言い訳をしました...。そもそも、私が頼んだカキフライです。皆さん、これ許せますか??
 こんなオジサン相手に頭から湯気を出しながら、テイストオブジャズ、お送りしています。これからもどうぞ宜しくおねがいいたします。
 

【今週の番組ゲスト:音楽評論家の青木和富さん】

今週は「ジャズトーク」。青木さんに「日本の曲をジャズにした曲」をテーマにお話し頂きました。
M1DESSERT MOONLIGHT / LEE MORGAN
M2「秋桜 / European Jazz Trio
M3「夏は来ぬ / 岸ミツアキ」
M4Ugetsu / Art Blakey & The Jazz Messengers

4月21日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]

2018.04/20 番組スタッフ 記事URL

「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、土曜曜22:00~、日曜22:30~で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.406~ホープ・ガール参上】

 「ホープ・ガール」と言う愛称を、あのサックスの名匠ルー・タバキン(ピアノの重鎮、穐吉(あきよし)敏子の旦那さん)から贈られたシンガーがいる。岩手の盛岡市在住で、ジャズシンガーと知的障害者施設の職員と言う2足の草鞋をこなしている努力家、金本麻里である。盛岡市が拠点の彼女、今年がデビュー10周年ということで、3枚目のアルバムをその記念作品として今回発表したが、そのアルバムを携えわざわざ盛岡から我が「テイスト・オブ・ジャズ」出演の為だけに上京、スタジオに遊びに来てくれた。「感謝・感謝」の一言である。

 
彼女と一緒にスタジオにやって来たのは、このアルバムの発売元「ジョニーズ・ディスク」にして、東北地域のジャズ界のボス的存在、盛岡のジャズ喫茶「開運橋のジョニー」のマスターでもある、ジョニーさんこと照井顕。元々はあの大震災で壊滅的被害のあった陸前高田市でジャズ喫茶「ジョニー」をやっていたのだが、そこから移転して盛岡市に移ったジョニーさん。彼女がその店に遊びに来てその才を評価され、ジャズシンガーになるように勧められ、連日店に通いつめてジャズ歌手としてのスキルを独学で磨き、シンガーとして独り立ちするようになった。そんな彼女の実力は口コミでも首都圏のジャズ関係者の間で評判になり、横浜のジャズに大きな貢献を果たしたジャズ喫茶の名店「ちぐさ」を顕彰し数年前に制定されたジャズ賞「ちぐさ賞」。その栄えある初回受賞者にも選出され、ジャズ歌手としての地歩を築くことになった。しかし彼女はジャズシンガーだけでなく、盛岡での障害者施設職員と言う仕事も続け、その両立を継続させ2足のわらじを実現させている。その心根は見事としか言いようない。
 
タバキンが「ホープ・ガール」と彼女を呼んだと言うのは、秋吉敏子の名作ジャズ組曲「ヒロシマ」の最終章「ホープ」(秋吉&娘のマンディー満ちるとの共詞)を、岩手に演奏旅行で来た秋吉夫婦の前で披露、その余りの素晴らしさに「君は正にホープ・ガールだ」とタバキンから絶賛されたことによるもの。その愛称は彼女のデビューアルバムのタイトルにもなり、デビュー作にも当然収録されており、今回の記念作でも再収録、番組の中でも紹介している。この彼女の代表曲「ホープ」は、またあの東北大震災の被災者の避難住宅や合同葬儀などの場でも彼女自身が披露、被害に遭われた方達にも大きな感動と勇気を与えたとも聞く。
 彼女のボーカルはその立派な体躯を写しとった様に、実に堂々として気風も良くソウルフル、聴くものを温かく雄々しく包み込んでくれる。大器と言った表現がぴったりなシンガーで、名刺代わりにアルバムを作るこの所の新人ジャズボーカリストとは、その心構えや覚悟からして異なり、歌を通して伝えたいものも多くあり、それがダイレクトに伝わって来るのだ。ジョニーさんもそこら辺に惚れ込み応援を続けて来たのだろうが,こういうシンガーが地方に居続け、そこに根を張り活動を続けると言うのは大変に嬉しいこと。その心意気見習わなければならない。
 
 
わざわざ盛岡から出て来てくれたにも拘らず実に謙虚な人柄で、番組に出られて大感激ですとその喜びを率直に語ってくれたが、こちらの方が恐縮してしまう。東北のソウルフルシンガー何時までも頑張って歌い続けてください。応援しています。
【今週の番組ゲスト:岩手在住のジャズボーカリスト 金本麻里さん】
「金本麻里 With The Bop Band」から
M1 CARAVAN
M2SENTIMENTAL JOURNEY
M3 HOPE
M4HOW HIGH THE MOON