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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、再放送毎週土曜日22:00-などでオンエアー中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.171~横浜はジャズの街~】

 港町にはどこか開放的な匂いがある。特に外国航路の開かれていた町、その東西の代表、横浜と神戸は、その解放感も半端ないほど心地良いものだし、同時にジャズも盛ん、と言うよりも日本のジャズ発祥の地なのでもある。

 その代表的都市、横浜で毎年10月に開かれるジャズ・フェス=横浜ジャズ・プロムナード、今年は10月12(土)、13(日)の両日で、参加ミュージシャンの数から言っても、国内屈指のジャズ祭。何より市民中心のジャズ祭と言うところが素晴らしい。横浜市の主催ではあるが、運営主体は「横浜ジャズ愛好会」と言う市民団体で、市内何か所かのジャズ会場の設営・運行などは、会員とジャズ好きのヴォランティアが主体になり、見事に進めていくのである。

 ぼくもここ10数年、この時期になると2日間の横浜ジャズ探索を楽しむが、既存のホールだけでなく、市内に数多くあるジャズ・ライブハウスも全面協力、そこもジャズ・フェスの一環になっており、共通のバッジでライブを愉しむことが出来るのである。この横浜のジャズ・フェス、今年でなんと21回目で、アマチュアミュージシャンも入れれば参加者は3000人を超すとも言われる。すごい数が参加する訳で、これだけを見ると横浜市内がジャズ一色とも思えるが、実際はそんなことは無く、横浜の街は広いのである。

 さて今週の「テイスト・オブ・ジャズ」は、ここ数年の恒例でこのフェスのプログラム責任者の柴田浩一氏を招き、フェスの見どころを紹介してもらう。氏は横浜のジャズ・サークルのボス的存在で、ミュージシャンとの交流も深く実によく顔が効く。彼は毎回登場するたびに、出演者を伴ってくるのだが、今回はラテン・ジャズ・ピアニストの仲田美穂さんを連れて、スタジオに登場してくれた。彼女はぼくもご贔屓で高く評価しているピアニストだが、顔合わせは今回が初めて。ご贔屓の旨伝えると、大いに喜んでくれた。その彼女のアルバムから2曲ほど番組では紹介している。また今回のフェスでは、外国からも数組参加をするようで、日本人主体だが外国からも参加希望が殺到しているのだと、柴田氏は嬉しそうに語ってくれた。横浜でジャズを聴き、野毛の飲み屋街でお酒を愉しむ、これぞこの時期の大いなる愉しみでもある。横浜はまた、いい飲み屋が多い街なのですよ。

【今週の番組ゲスト】横浜ジャズプロムナードのディレクター柴田浩一さんと、出演ミュージシャンのラテンピアニスト仲田美穂さんのお二人。10月12日(土)、13日(日)に開催される横浜ジャズプロムナード2013についてご紹介いただきました。日本最大級のジャズフェスティバル。約3000人のミュージシャンが参加してこの2日間、横浜の街中にジャズが流れます。
M1 La Banba / 仲田美穂
M2 素敵なあなた / 大橋巨泉・豊田チカ
M3 七つの子 / 山本剛
M4 Scherezada / 仲田美穂
M5 for you / 板橋文夫

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