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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日22:00-22:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.230~JAZZYカフェ~】

 先週のこのコラムのタイトルは「ジャズ本」。マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーン。このジャズ界の2大巨匠の『カインド・オブ・ブルー』『至上の愛』と言う代表作、これの誕生秘話、創作術などについて、ジャズ評論家のアシュリー・カーンが書いたものを訳したジャズ翻訳家、川島文丸氏をスタジオに呼んでの話だったが、現在レコード業界ほどではないが、出版界そして新聞界も大きな変革期を迎えつつある。その変革の原動力が電子書籍。紙を使わない新聞や出版物の出現で、いずれはこの電子書籍が主力になるのではとも言われている。そのため各新聞社も積極的に新聞の電子版に取り組んでおり、その先端を行くのが日本経済新聞社。その日経が電子書籍にも乗り出しており、ジャズもそのターゲットの一つになっている。そのジャズ関連が「JAZZYカフェ」と言うコラム。ライターは「女子ジャズ」と言う用語を生み出し、女子達のジャズへの関心を高めた仕掛け人でもある島田奈央子さん。
 ジャズ初心者が生活の様々なシーンで、ジャズへの関心を高めていくガイドになればと言うことで、彼女は毎回3~4枚のアルバムを選出し、仕事で疲れた時、旅に行きたくなった時、夏の暑さをしのぎたい時など、あらゆるシチュエーションにピッタリなジャズを選び、それぞれに簡潔な解説をつけ「JAZZYカフェ」としてまとめている。

 それではこの新たな試みを、番組でも是非紹介しようではないか...と言うことで、ライターの島田嬢をスタジオにお呼びして、この電子版コラムの面白さなどを彼女推薦のアルバムと共に紹介してもらうことにした。彼女が持参したアルバムは、ビル・エヴァンスの定番作品から、話題の北欧美形シンガー、シーネ・エイ、そしてイスラエル出身で世界中の注目の的、アヴィシャイ・コーエン。更には彼女自身もプロデュースに加わっている「信州ジャズ」関連アルバムと、多岐に渡り興味深いものだった。それぞれがどんなシーンにピッタリなのかは、番組を聞くか日経電子版コラムを読んでもらうとお分かりになると思う。この電子書籍「JAZZYカフェ」は、リスナープレゼントも用意しているので、皆様も是非応募されてみたらどうでしょうか。分かりやすい内容のなかにも目の付けどころのよい「深イイ」ジャズ書籍だと思いますよ。

【今週の番組ゲスト:音楽ライターの島田奈央子さん】
M1『Someday my price will come/Bill Evans』
M2『Draw A Circle/Sinne Eeg』
M3『On A Black Horse/Avishai Cohen』
M4『水の夜明け/伊佐津さゆり』
《番組からのお知らせ》 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●電子書籍「JAZZYカフェ」を抽選で5名様にプレゼントします。応募・詳細は日経グループの電子書籍ストア「日経ストア」へ。※お申し込みには「日経ID会員」の登録(無料)が必要です。締切は12月22日(月)。
●電子書籍「JAZZYカフェ」については日経ストアへ。
●日経電子版で「JAZZYカフェ」更新中です。
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