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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日19:30-20:00(再放送毎週日曜日20:00-20:30)好評放送中です。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。
【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.33~シャンティ~】

 以前このジャズ・コラムで、ボーカルに新しい波(ノラ・ジョーンズが推進したジャズ・ポップと言うかジャズ・シンガー・ソング・ライター路線とも言える)が押し寄せていることを書いたと思う。そうしたジャズ・ボーカルの新しい波に呼応した形で、J-ジャズの世界でも新しいタイプのシンガーが登場して来ている。

 その代表格の一人がシャンティ。バタ臭い芸名だがその名の通りハーフで、父親は何とあの一世を風靡した人気グループ“ゴダイゴ”でドラムを叩いていたトミー・スナイダー、母親は日本人。横浜育ちの彼女はその恵まれた音楽環境の下で、子供の頃から音楽の仕事にかかわってきた。父方の祖父はスイング時代のジャズ・ピアニスト兼シンガーで、アメリカに行くと祖父の家で楽譜や演奏などて楽しんでいたと言う。成長してからはCMの分野などで活躍をし、作曲・作詞等も手掛け、小林桂など有名シンガー達に提供してきている。そんな彼女が本格的にジャズ・ポップシンガーとして活躍をしだしたのは3年ほど前からのこと。昨年出したデビュー・アルバム『ボーン・トゥ・シング』は、iTunesのジャズ・チャート第1位を獲得するなど、各方面で大きな注目を集め、ジャズ・ボーカルの新しいスターが誕生することになる。
 
 その彼女が2枚目のアルバム『ロマンス・ウイズ・ミー』を携えスタジオに遊びに来てくれた。今度のアルバムのキー・ワードは“ロマンス”。自身のオリジナル“ロマンス・ウイズ・ミー”や“ラブ・マターズ”など、ラブ・ロマンスに関わるナンバーや、ジェームス・テイラーの名品“ドント・レット・ミー・ロンリー・トゥナイト”などカバー曲を収めた好アルバムについて、彼女自身がチャーミングに色々と語ってくれている。その模様は2月12日の“ジャズ”の時間でオンエアー予定。乞うご期待!


シャンティさんと山本アナ


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