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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日22:00-22:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.218~追分通信14年③菅平~】

 追分の山荘に来る大きな愉しみの一つが菅平詣で、例年2~3回は菅平に上がり早稲田ラグビーの練習試合を観戦することにしている。だが今年は初戦の大東大戦に所用で行けなくなってしまい、残念に思っていたらこの初戦、全く良い所なく早稲田は敗退してしまった。こうなれば大一番の帝京大戦、例年なら勢い込んで臨むのだが、菅平に上がるモチベーションもかなりトーンダウン。ただラグビー観戦には仲間も行くので、ここはひとつ奮起と仕事の関係で一時帰京していたのを再度山荘に戻り菅平行きに備えた。

 そして24日の試合当日、朝からいくらか雨模様なので心配して菅平に向かったが、菅平に着く頃には空は完全に落ち着きを取り戻し、青空ものぞける状態。山荘からは車で1時間ちょっとで菅平に着くが、会場のサニアパークは何時ものメインスタジオでなく、どういう具合かサブグランド。あまりにも観客が少ないので変だと思ったら、会場の違いに気付いた。やはり今夏菅平一番の大勝負だけに、グラウンド囲む人だかりは凄い。憎き帝京大を今日こそと...、意気込む早稲田ファンが多数。しかしこの数年、殆ど歯が立たない。ただ前日のCDチーム戦は早稲田が勝利で、かなり意気上がっている様子。これならばと期待したのだが結果は再度の惨敗。特にBチームなどは70点近い差がつけられ、これまで経験したこともない敗戦で終わってしまった。昨年は帝京と大学選手権の決勝を争った訳だが、今年はそんな所は望めそうもない。資質はかなり劣っているのは仕方ないとして、それ以上に早稲田の覇気のなさが気になった。前半はどうにか格好をつけたが、地力が出る後半はもう駄目である。対抗戦本番は11月頭。どうもこの差、埋まるどころか広がるような悪い予感すらする。
 ところでラジオ日経の藤島大先生のラグビー番組も大分苦戦している様で、果たしてラグビーシーズン本番の10月以降の下期に生き残れるのか...。結構心配な状況だが、肝心の早稲田ラグビーがこんな有様ではどうしようもない。

 山荘に戻っても早稲田ラグビーが心配の余り、どうもジャズにも身が入らない。9月に入ると直ぐに「東京ジャズ」。今年は会場前の広場で早稲田ジャズ研中心のイベントが行われる予定で、これがなかなかの聞き物と言うか見物になるはず。主催のNHKエンプラの面々も結構愉しみにしているようだし、橋渡し役のぼくとしても成功すれば鼻高々なのだが、ラグビーが気になってどうもそれどころではない...。といった所で早稲田ラグビー菅平最後の試合、法政大戦が先日行われ、早稲田大は2点差という辛勝で合宿初勝利をあげた。勝つことは勝ったが内容的には全く物足りない内容。しかしまあこれで一安心。それにしても早稲田ラグビーの前途、暗雲立ち込めていることは間違いなく、ぜひとも頑張って欲しいと、心底願っている今現在のぼくなのです。

【今週の番組ゲスト:NY在住のボーカリストでコンポーザーの須田宏美さん】
M1『Flo de Lis』
M2『水の器』
M3『Bird Call』
M4『Full Moon』
M5『光と影』

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