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テイスト・オブ・ジャズ

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テイスト・オブ・ジャズ」は、毎週木曜22:30~23:00(本放送)と金曜18:30~19:00(再放送)で放送中。番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.570~コロナワクチン狂騒曲】

  5月末のある日、コロナワクチン接種の1回目を済ませた。このワクチン接種はやはり何か不安ありだし、日頃から秘かに蓼科高原の一角に沸く強力なデトックス効果を保つ温泉水を汲み出し、この黄金の水を飲み・湯浴みしているので、まあ必要なしと信じていたのだが、高校同期のセミリタイア気味の内科医の男が、あれはやっておくべきだ...と、かなり強引に勧める。不承不承その意見に従って接種希望を国分寺市に出したが、まあ余り期待しないで待っていると、接種券が市役所から送られてきた。友人や知り合い、特に都区内に住むチャンジー(爺さん)やチャンバー(婆さん)等は、息子や嫁など一家を動員してTELやパソコンの前に張り付いて、ようやっと予約日を確保した...などという話をする。

 まあそんな状態ならば今回は諦めかと思いつつ...、試しにと思って市役所に連絡を取る。1回目直ぐに話中で当然連絡取れず。まあもう1回駄目ならば...と思いTELすると、なんとこれが通じたではないか....余りの順調さにいささか唖然、係の人がワクチン予約ですか...と冷静に確かめる。一瞬ぼーっとしてしまったが直ぐに我に返り「そ、そうです...」と返事、「何時が...」と聞くので思ってもいなかったが、「なるべく早く...」などと返す。「今一番早いのは来週の水曜日です...」と至って順調、2回目は6月の何日...と次回ともども簡単に決定。余りの順調さに拍子抜けしてしまった。
 主に東京やその近郊に住む、大学時代の仲間や高校の仲間などの中には「その順調さ異常じゃないか...、何か良くないことが...」などと宣う輩までいる。そう聞くと何か...少し心配にもなるが、まあたかがワクチン接種である。黄金のデトックス温泉水とワクチン、これで鬼に金棒、もう怖いものはない筈である

 そして迎えた接種当日、国分寺市民とは言え実質は国立市在と言った感じ、市の西の外れの国立と立川の市境近くの辺境に住むだけに、市役所までは2回バスを乗り継がなければならず、その市役所行のバスも1時間に2本と僻地並みに本数が少ない。かなりな雨が降りしきる中、バスを乗り継いで市役所庁舎脇に建てられたワクチン接種用のテント小屋へ向かう。そう広くない会場だが時間ごとに区切られ、小人数だけにかなりスムーズに進行、医師からいくつか質問あったのち、肩のあたりに注射を打たれ直ぐに終了。15分ほどその席で待機した後、帰宅と言う運びで至って簡単。アメリカなどでは至る所でこのワクチン注射が行われているようで、一日の摂取数は膨大とも言われる。物量作戦でコロナを封じ込めようと言うもので、それはかなりな成功を収めているようでもある。

 帰宅してからも特に何事もなし。但し翌日は少し注射した辺りに痛みを感じたが、特にいう程の事もなし。問題は2回目の接種である。接種後ダルさ等で一日は仕事にならないとも聞くし、痛みもあるとのこと。まあいささか心配ではあるが、これが済めばデトックスの相乗効果も相俟って、コロナ禍には無双だと信じたい。ただこうした変な過信が良くないのは分かっています。静かに2回目の摂取が終了することを待っています。
 ただ今回のワクチン接種を終え、もしこの接種が順調に行くならば、国民の大部分が疑問視するオリンピック・パラリンピック開催にも...、少しは光明が見えて来るのかも...と思ったのも事実でした。

【今週の番組ゲスト:ギタリスト宮之上貴昭(よしあき)さん】
4月1日リリースの新譜『THE MASTERS』と『TASTE of jazzguiter』より
M1「Nigeria」
M2「Elle」
M3「Taste of Honey」
M4「Mellow Hometown」

                                                           

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