4月14日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [テイスト・オブ・ジャズ]
2022/04/14(木) 19:00 番組スタッフ

テイスト・オブ・ジャズ」は、毎週木曜22:30~23:00(本放送)と金曜18:30~19:00(再放送)で放送中。番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.622~富士山写真展~】

 この2月ぐらいから体調優れず、ジャズの収録も何人かの人に収録を伸ばしてもらったりして迷惑をかけているのだが、腰の痛みが引かずかなり辛い。そんな中打合せの間をぬって、本当に久しぶりに六本木の街に出た。六本木など何か月いや1年振り位だろうか...、危うく都会の迷子になりそうな感じもあったが、お目当てのフジフィルムの写真ギャラリーに到着した。ここで1週間余り富士山の写真展が行われており、その主役がラジオNIKKEIの後輩で営業部のトップをしていたS君。「天地 異形」と大書された案内に導かれ、30点余りの富士山写真が飾られており、中々に迫力ありの好写真展である。

 主役のSくんは元々早稲田大応援部の副団長...と言う肩書で、当時のラジオたんぱに入局。営業畑一筋で数十年勤めて退社、一人で広告代理店業をやっている好漢だが、如何にも営業向きの漢。その彼が退局後突如写真に目覚め、それも富士山をメインに撮るセミプロのカメラマンと言う、2足の草鞋を履くことになった。2年ほど前にデビュー写真展を開き、今度は華の六本木で写真展と言うことで、そのお祝も兼ねて寄ってみた。このコラムでも書いているようにぼくも大学時代は、ジャズ研と山岳の同好会の2足の草鞋を履いており、局時代にもトレッキングの番組などもヤマケイ(山と渓谷社)と一緒に制作しており、山岳写真家との付き合いも少なくない。それだけに彼が突然に南アルプスや八が岳などの高峰から狙った、富士山写真を撮るようになり驚きの連続だった。50歳を超えての挑戦だったがまめに山にも通いつめ、良い写真を物している、その彼からは八が岳の主峰赤岳から撮った、黎明の富士山の大きなパネル写真なども貰ったりしたものだった。

 そのS君が今や富士山写真家としてそれなりに名前も知られることになり、六本木のギャラリーで写真展をやれるまでになるとは...、本当に凄いことだと思う。さほど広くない会場だったが、結構人も入っており盛況の様子。何よりである。人も一念発起すれば何事かを成さんとす...。我らが富士山の様々な異相を鋭く切り取った写真の数々。中でも残雪期のわずかな間しか見られない、大沢崩れ下流に出現する滝のモノクロ写真、そこに彼の気魄を見た思いがした。体調今イチでしたが、かなり愉快な気分になれた写真展鑑賞でした。

【今週の番組ゲスト:整形外科医で音楽ジャーナリストの小川隆夫さん】
マイルス デイヴィスを題材としたジャズ入門をお話し頂きました。

小川さんの最新著書『マイルス デイヴィス 大事典』
M1「My Funny Valentine」『Cookin'』より
M2「ESP」『ESP』より
M3「Brown Hornet」『Filles De Kilimanjaro』より
M4「Honky Tonk」『Get Up With It』より



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