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テイスト・オブ・ジャズ

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テイスト・オブ・ジャズ」は、毎週木曜22:30~23:00(本放送)と金曜18:30~19:00(再放送)で放送中。番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.626~追分通信22春~】

 このジャズコラムの「追分通信」も毎年3~4回ほど取り上げているので、「ジャズ日和」とその前身である「ジャズ徒然草」、双方合わせるともう20数年、それだけにこの通信だけでなんと80回弱と言う数になるはずである。まあどうしても追分周辺の自然やその散策が中心になり、追分地域でも最も美しい御影用水周辺の風物がその主なものになっているのだが、今回もGW直前の初春の時期にこちらに数日間滞在することにした。
 この時期はまず山荘の水出し作業、いよいよ生活が始まる儀式である、そして何と言っても木々の芽吹き、桜や芝桜等々の開花と言った、生命力あふれる実にいい時期なのである。但し今回のぼくの目的はプチ療養。前にも書いたと思うが2月半ばから絶不調、内視鏡など様々な検査はどうにかクリアしたのだが、その絶不調の最中に重い温泉水を運んだせい(?)なのか、突然激しい腰の痛みに襲われそれが1か月近く続いている。近くの大病院や整形外科医、このコラムにも登場したジャズライターにして整形外科医でもある、小川隆夫氏にもアドバイスを求めたが、術無しの感じで、国立の鍼灸整体院に通うぐらい。整形外科の方達はただ老化の一種だから...でかたずけられてしまい、こちらの痛さなど関係なく無策に近い。と言うことで一念発起し、追分山荘近くの東信地域の腰痛に効く温泉巡りを敢行しようと思った次第。

 長野県の東部地域(東信)、上田や佐久、そして軽井沢などがあるこの地域で、最も効くのは別所温泉近くの国民保養湯の鹿教湯、そして上田市のお隣の大温泉街、戸倉上玉田温泉と言うことになるが、両方とも結構車でも遠く、往復でなんやかんや2時間近くも掛かってしまう。と言うことで近隣の日帰り温泉施設で効能のありそうな場所に向かうのだが、こうした温泉効能はそこに来ている常連の爺さん連中に聞くのがベスト。まあ若ぶっていてもお前もチャンジー(爺さん)じゃないかと言われればそれまでだが。こうした温泉常連のチャンジーたちは実に詳しい。「あんた腰痛、それならばやはり鹿教湯の斎藤旅館だよね、それか上山田の日帰りの鶴の湯、あそこは杖入らずだもん...」とか。ぼくの聞きたいのはこの近くで圧倒的な効能を...等なのだが、どうやらそれは難しいみたいである。ぼく自身で調べてみるとやはりこの近く...と言うよりも、日本有数の万病に効くのは草津の湯...と言うことだが、これはお山(浅間山)超えでかなり道遠しなのである。まあ仕方ないので今年は善光寺の御開帳の周年蔡、その見物も兼ねて戸倉上山田温泉の日帰り湯にでも寄ろうか...とも今考えているのだが。

 腰をかばう所為か、いつもならば1時間かけて越す御影用水周辺散歩も30分程度でギブアップ、それもアップダウンがあるとかなり苦しくゼイゼイとなる始末。やはり老化は恐ろしいものである。まあこれを乗り越えて...と思っているのだが、果たしてチャンジーの努力はどこまで...。ただ嬉しいのは今年も御影用水に鴨が4羽ほど定着していること。よく見ると3羽は一家で、一羽はどうやらはぐれの小鴨らしく、他から結構つらく当たられている様子。何かこの鴨達を見ていると色々考えさせられ、和む感じもあるが、「イタイケ小鴨、頑張れチャンジーここにあり」...って一茶をもじると、こんな感じかも...。

【今週の番組ゲスト:トランペッターでピアニストの曽根真央さん】
2ndアルバム『Brightness of the Lives』から
M1「Luminous」
M2「Drum Hero」
M3「Lives」
M4「Gathering At Park Drive」


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