4月18日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [テイスト・オブ・ジャズ]
2015/04/17(金) 19:00 番組スタッフ
「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.249~信濃追分初春模様~】

 4月の初めの数日間、信濃追分の山荘にいた。この時期の恒例行事、水通しの作業を行うためである。この水通し、水抜き作業に比べれば大分簡単で、マニュアル通りにやれば生来不器用なぼくでも結構出来るのだが、水抜きは大変。キッチン、トイレ、風呂等々、完全に抜いていなければ、厳冬期に水道管破裂などと言う危険性もあり,うかつに作業出来ないし、かつて閉めるべきねじが緩く水が噴出、止まらなくなり佐久水道局にご出馬願うなどと言うトホホな事件もあり、水抜きはなるべく人を頼んでやるようにしている。

 水と言えばこの佐久、小諸など東信外れ地域の稲作栽培の重要な役割を担っている御影用水~ぼくの早朝散歩コースのこの用水も、3月末には水通しを完了、散歩時には満々と水を湛えゆったりと流れていた。ただ残念なことにこの用水名物の、7~8年は用水の主として君臨していたあの3羽のはぐれ鴨達が、昨年の用水改修作業の為、3羽ともいなくなってしまい(野犬に殺されてしまったとも聞く)、用水散歩の愉しみは半減、何とも寂しくも切ない思いなのである。

 ところでぼくの住む国立では、4月初旬は桜満開のお花見時期だったのだが、気候が1か月ほど遅い追分では、東京の3月初めの陽気。芽吹きもあまりなく寒々とした感じで、一斉の開花は5月のGWとなるのだが、この時期は様々な花々が咲き誇りまさに豪華絢爛、見事な花模様を描き出し、ぼくも大好きな時期なのである。佐久にある広大な農林省(2001年に独立行政法人に変ってしまったが...)の牧場の桜並木は見事の一言。お山(浅間山)をバックにした桜の満開、目に焼き付く見事さである。

 今回山荘に来たもう一つの理由は、伊藤八十八氏の死去でその開催が危ぶまれた軽井沢ジャズフェス。4回目も例年通り今年7月末に大賀ホールで開催が決定、軽井沢にいるジャズ関係者に協力をお願いすることなのである。今年の開催は困難だろうと思えたのだが,亡き八十八氏の奥さんの努力などもあって開催にこぎつけ、本当に良かった。このジャズフェスのおかげか(?)、佐久や小諸などにジャズを聴かせる店も増えたみたいで、今回も小諸郊外に新しく出来たジャズカフェを訪ねてみた。中々に洒落た店でオーディオなどにもこだわりがあり興味深かった。

 またここ数年追分の山荘に来ると必ずやる作業がある。車で1時間以上かかる上田市。その郊外の室賀地区にある「ささらの湯(湯質、湯量とも最高)」。ここの源泉を販売している温泉タンクの温泉水を汲みに行くことである。この温泉タンクの存在、たまたま通りかかって知ったのだが、温泉県の長野でも数少ない希少価値。長年の糖尿病患いもこの温泉水でかなり血糖値が下がったようでぼくの大のお気に入り。東京まで多量の温泉水を持って帰るのは大変だが、なるべく追分にいる時には温泉水汲みを実施、この温泉水を飲み生気をいただく。もう少し人々に知れたらとも思うが、そうなると汲みにくくなってしまうので痛し痒しなのだ。

 そして困難な作業がもう一つ。東京から持って行ったCD、レコードの整理。大胆な断捨離作業をして町のゴミ処理場に持っていくのだが、これが今や「小西さんのCD」として結構有名になってしまい、職員の人達にも気に入っているCDがあればプレゼントする。それにしても生来の「けち」の所為で捨てきれない。これは...と思って聞いてしまうともう駄目で、結局残しておこうとなってしまう。そんなこんなで数千枚。この年令になればもう二度と聞かない~聞けないと分かっていながらなのです...。困ったものです。

【今週の番組ゲスト:ジャズクラリネット奏者の笠井義正さん】
M1『It Don't Mean A Thing』
M2『Lulu's Mood』
M3『Minor K』
M4『Mood Indigo』

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