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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30+再放送毎週日曜日20:00-20:30でオンエアー。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.49~音楽大学とジャズ~】

 今回も前回同様、6月に放送されるジャズ特番について書いてみようと思う。この特番、今年4月に名門国立音大に新たに誕生したジャズ専修(科)にスポットを当てたもので、オープン・キャンパスの模様や事業風景などを織り込んだもの。

ジャズ教育と言うと、渡辺貞夫に始まり上原ひろみに至る、日本のジャズメンの多くが学んだ、ボストンにある”バークリー音楽院(音楽大学)”が有名だし、今も多くの日本人がここで学んでいる。但しここはジャズ専門校、そこで最近はジュリアードなどの名門音楽大学も次々とジャズ科を設置しつつある。東京芸大、武蔵野音大と並ぶ音楽教育の名門、国立音大はどういう訳か、これまで山下洋輔、故本田竹彦、国府弘子、池田篤など多くのジャズメンを誕生させており、ここのフルバンド”ニュー・タイド・オーケストラ“は、今や楽聖バンドのNO1とも言える存在になっており、ジャズとは実に関係が深いのだ。そんなこともあって山下氏が数年前からジャズ講座を持っており、かなり好評だったと言う。

そして生まれたのが、このジャズ専修だったのである。主任教授には小曽根真を招聘し、彼のメソッドでジャズを組み立てていく新しい挑戦が始まった。小曽根氏もちゃんとしたジャズ教育の必要性を感じていただけに、申し入れがあった時には、即座に喜んで引き受けたと言う。その彼の情熱を傾けた授業。ピアノを弾き、ドラムまで叩いて、若い生徒達にジャズの魅力、奥義を伝授する。そんな他では聴けない愉しみが、この特番には満載です。CDプレゼントや大学からのグッズ・プレゼントもあり、お楽しみも一杯です。是非ラジオ受信機かパソコン、スマートフォンなどで聴いてみて下さいね。


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