お知らせ:

テイスト・オブ・ジャズ

番組へのお便りはこちら

「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日19:30-20:00(再放送毎週日曜日20:00-20:30)好評放送中です。番組進行は山本郁アナウンサー。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.30~早稲田ラグビー敗れる~】

 このコラムではジャズ以外にもぼくの好きな温泉、ハードボイルドなど、気ままに書かせてもらっているが、悲しいことにぼくが最も愛している早稲田ラグビーが、決勝で帝京大に負けてしまったのである。

 国立競技場の記者席で決勝は観戦したのだが、帝京の外国人選手をメインにしたテンポの遅い陰湿ラグビーにやられてしまい、本当に残念だった。昨年は早稲田の試合、菅平などでの練習試合やBチームのものまで含め、全部で30試合以上は見ているはずで、ある意味ジャズ以上のフリークだけに残念でたまらない。早稲田ラグビーはその主将の名前を取って“~組”と呼ばれることになっており、今年は主将が有田隆平なので“有田組”。高校ジャパンなど好素材が揃い、ここ数年ではベストのメンバーだったが、早稲田をよく研究した(と一言褒めておこうか…)帝京の監督に見事にしてやられてしまった。来年度からは果たして決勝まで行けるのかも疑問だが、新シーズンになればまた菅平まで足を運ぶことになるのだろう。

 ファンと言うかフリークの宿命である。イギリスで生まれアメリカでは人気薄のラグビーだけに、これを素材にしたジャズは聞いたこともないが、日本ではわがクラブの後輩でジャズ・シンガーの丸山繁雄が、今は亡き早稲田OBの名選手、石塚武生に捧げた”ラグビー組曲”がある。いい思い出だ。そういえば早稲田ラグビーが優勝したときだけに唄える“荒ぶる”と言う曲がある。残念だがここで紹介しておきたい。荒ぶる吹雪の逆巻く中に、玉ける我らは銀塊くだく。“早稲田のラグビーは斯界になびき、いざ行け我等がラグビー・ワセダ。ララ、ワセダ、ララ、ワセダ、ララララ、ワセダ“来年度の健闘を期待したい。


お知らせ

お知らせ一覧