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テイスト・オブ・ジャズ

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「テイスト・オブ・ジャズ」は2020年1月より毎週日曜18:30-19:00(本放送)ほか、木曜22:30~23:00で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.495~2020年の正月】 

 雲一つない快晴で開けた令和2年元旦。とうとう21世紀も5分の1が過ぎてしまったのだと思うと、様々な感慨も起きてくる。まあ新しい年もよろしくといった所で、この好天ならば富士山も美しく雪化粧している筈だし...等と考え、久方ぶりに中央道を突っ走って富士山の絶景を眺めつつ、富士吉田市の富士浅間神社の本宮にお参りに行くことにしようと決めた。
 数年振りの参拝になるのだが、過去の元旦早朝の中央道はこれまで暴走族の暴走車と警察の取り締まりのいたちごっこで、騒がしいことこの上ない状態。それがここ数年は警備陣の取り締まりが徹底され、余り騒がしくなくなったとも聞いていたが、実際その通りであの「ピーヒャラ、ピーヒャラ...」と言った改造暴走車の警笛も聞こえず、路肩の違反車も一切ない...と至って平穏な状況。至ってスムーズに富士吉田の街に到着。だがここからが大変で、富士浅間神社の境内の駐車場に入るのにかなりな時間を要し、朝の7時過ぎに国立を出発し肝心の神社に御参り出来たのは11時近く。元旦から我慢の一日だったが、富士山も綺麗に晴れ渡り、実に気持ち良い年頭参賀だった。恒例のおみくじを引くとこれがなんと大吉。小心者だけに吉ないし中吉を望んでいたのでいささかびっくりだったが、まあ翌日のラグビー大学選手権の早稲田ラグビーのことを思えば、これもまた良しと納得。市内で甲州名物のほうとうを食べ一路帰路に就く。


 翌日2日はラグビー大学選手権の準決勝。我が早稲田ラグビー部は、外国人4名(本来は3人までなのだが1人は秋田で育っているので邦人扱い)を擁し、関西では無敵を誇る優勝候補の一角、天理大ラグビー部を秩父宮に迎えての重要な一戦。下馬評では6対4で天理大優勢の予測だし、ぼく自身の感じでもそれぐらいの力関係と見ていた。チケットはソールドアウトと言うことで、開始1時間半ほど前には秩父宮に到着したが、もうかなりなファンが集まっており予想通りの賑わい。協会関係者などに新年挨拶などを済ませ席に着くと、場内はもうかなりな数で埋まっており、昨年からのラグビーブームの高まりはまだ終わっていなのを実感させられる。
 試合は始まりこそ天理の強力FWに圧倒され危ない場面多々だったが、それを脱し一転反撃に転じると、早稲田はタレント豊富なバックス陣が至って快調に得点を重ね、終わってみれば大差で天理大を破ることに成功、11日の新国立競技場での決勝戦に久方振りに進出すると言う、誠にお目出度い結果。これで第2試合に明治大が勝利して再び早明戦ということになれば...等と、隣のラグビー関係者と話していると、第2試合は苦戦しながらもその明治大が東海大を撃破、早明戦の再戦と言う絵に描いたような結果に...。「これでラグビー協会もウハウハですね...」などとお隣さんと頷き合う。全て目出度し。後は早稲田が明治を「アルティメイト・クラッシュ」で打ち破り、優勝の時だけ唄えるあの「荒ぶる」を、久しぶりに新国立競技場のグランドで声高らかに唄って欲しいもの。「早稲田ラグビー ララ・ラララ...」と言う部員達の雄々しい唄い声、是非聴きたいものです。

 さて今月の「テイスト・オブ・ジャズ」ですが、御大山下洋輔を筆頭に注目の若手ピアニストが並ぶ、ピアニスト月間です。細川千尋、若井優也と言う、最注目の実力派の登場は豪華で是非もののプログラムです...。

【今週の番組ゲスト:ピアニスト 細川千尋さん】
アルバム『My variations』から
M1Waltz for Debby
M2「黎明 -Reimei-
M3Nardis
M4Love Theme from Spartacus



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