9月17日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [テイスト・オブ・ジャズ]
2016/09/16(金) 19:00 番組スタッフ

「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.323~台湾取材2016】

  15年以上続いている恒例の台湾特番(「21世紀の台湾と日本」/9月22日放送)取材のため台湾に行ってきた。スタッフは番組パーソナリティーの山本直也アナ、コーディネイター(実質のプロデューサー)ミス・エミリーこと翠英美子、そしてぼく。毎度おなじみの3名で、いつもだと取材を台北で行い次の都市に移動と言うことが多いのだが、今回は台北だけでホテルも移らず。オールドボーイのぼくには嬉しい日程で、そんなに堪えることも無かった。
 何より良かったのは台湾観光協会が久々にホテルを用意してくれた今流行の小洒落たデザインホテル。若い女性が好みそうなシンプルでいてセンスの良いホテルで、内装や調度品など珍しく全員が気に入った◎ものだった。この台湾取材でのホテル事情はまさにピンキリで、過去には全く窓が開か無い新宿・歌舞伎町のような繁華街裏手にある安価ホテル(隣のビルに締め切られる)にも宿泊、その数年前に焼死者を出したと言うような所で、流石にここは厳しかった。しかし一方では圓山ホテルやアンバサダーホテル等という高級ホテルも経験、行ってみて天国か地獄か...が分かると言った際どさだが、今回は天国の部類に入るもの。こうしたホテルから取材の手配など全てを司るのが、ゴッド姉ちゃん(小母はん)ミス・エミリーことミス笑み子。ぼくらにとって台湾新総統の蔡英文女史にも匹敵する、ソフトな物腰ながらもハードネゴシエーターで、台北に知己も多い正に女傑。この彼女の存在無くしては何も決まらないと言った塩梅で、ぼくなどは彼女の指示通りに東奔西走する次第。まあこんな状態で15年以上続いて来た訳だが、考えてみれば良く続いているものである。


 
ところで今回の全体テーマは「変わったもの、変わらないもの」としたが、これは言うまでもなく新政権が誕生し女性総統の誕生と言う新しい事態を受けてのもの。台北と言う大都市で僅か数日の滞在、そこら辺の変化を感じ取るのはなかなかに難しいことだが、日経台北支局長など取材先の様々な人達にもその質問をぶつけてみた。当然ながら答えは千差万別。ただ一つはっきりしているのは台湾の人達の、台湾人意識がかなり強くなりつつあると言うこと。この流れは今後もう変えられないものと思われるので。そこと中国との関係、この難しくも大きなテーマを才媛=蔡英文氏がどう調整していくのか...期待と不安一杯である。

 
そして今回もまた多くの人達に会った。帰国の日に台湾美術の総帥とも言える、我らの良き友人、版画家の寥修平(リョウ・シユウ・ピン)先生の大回顧展が国立歴史博物館で開催されており、その会場で先生に会えたことが一番の喜びだった。今年の秋はまた東京で展覧会も開催するとのことで、その時には何らかの協力をしたいと先生にお約束したのだが果たして...。最後の日の夜は台北101ビル(アジア有数な高さを誇るビル)が綺麗に見えると言う裏山の象山登山。急階段を150メートルほど登ったそこからの台北の夜景見事の一言。台北のデートスポットとも言われるのが良く分かる景観。エミリーの友達シェリーさんに連れられ、息も絶え絶え見晴台到着、エンディングレポートを取り終えた山本アナ。よく頑張ってくれました。いいエンディングが録れました。全員に謝意!

 
そしてもう一つ台北に行くと何時も必ず訪れる本屋~誠品書店。世界でも有数なセンスある24時間営業のこの本屋の地下2階、そこが音楽コーナーで、取材を終え夜中に訪れてみると、一時は余り元気なかったこのコーナー、今回行って驚いたのがアナログ盤の多さ。CD棚は今のCD不況を受けあまり変化はなかった(特にジャズ部門)が、床に置いてある所謂エサ箱の多さ。そこに「BÑ」「CBS」、マイルス、ビル・エバンスなど高音質のジャズアナログ盤がぎっしり詰まっており、クラシックなども多かった。IT大国の台湾でまさかアナログ文化復活などとは、夢にも思わなかったので、本当に驚かされた。時間が余り無かったのと疲れもあって、一枚々を確かめることはできなかったが、驚きと同時に喜びでもあった。流石台湾、流石誠品書店と言った感じ。これが来年はどうなっているのか...。また一つ台湾探訪の楽しみが増えた感じがしましたね...。台湾特番は9月22日の休日です。

【今週の番組ゲスト:横浜ジャズプロムナード プロデューサーの柴田浩一さん、ハモンドオルガンプレイヤーの土田晴信さん】

M1Sweet Lorraine / 関根彰良」

M2I'll Drink to That / 土田晴信」

M3Theme for Joe / 遠藤定」

M4Freedom Jazz Dance / 小川恵理紗」

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