11月18日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [テイスト・オブ・ジャズ]
2017/11/17(金) 19:00 番組スタッフ

テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.384~台湾特番 台中訪問】

  先週が日光、そして今週が台湾・台中と来れば、このコラムの数少ない読者からおしかりを受けるかもしれないが、そこは一つご容赦を...。さて今月の23日(祝日)の午後、恒例の台湾特番(1時間番組)を放送する。
  台湾~日本の友好親善を図るためのこの特番も、台湾政府(台北駐日経済文化代表処)や関係各位の後援・協力を受けて、なんと今回で23回目、17年に喃々とする御長寿特番となっている。ぼくがまだラジオ日経の局員時代に、新橋の飲み屋で市村潔子女史と出会い、そこから番組企画がスタート(初回は香港だったが...)、ほぼ年2回のペースでオンエアーを重ね今に至っている。その間台湾自体も国民党から民進党、再度国民党そして民進党と政権も180度目まぐるしく変わっているが、どうにか特番は命脈を保ち続けている。これも一重に幸運のおかげか、はたまたスタッフの実力・熱意の賜物か...、いずれにしろこの2つが上手く融合され今まで続いていることは間違いない。

 出演者ギャラや海外取材費、打合せ費など諸々の諸経費を総計すると毎回かなりな赤字、それを自己負担と言う悪循環で、知り合いの税理士からは、早く番組から手を引けなどともアドバイスを受けるのだが、乗り掛かった船と言うかささやかな国際貢献と言うか...、スタッフ一同も国際的ボランティア感覚で、これまでどうにか続けているのが実態。その上全員がかなり強烈な台湾フリークになっているのもまた紛れもない事実でもある。

 さて今回の特番は来年かなり大掛かりな花の博覧会「花博」が開催される予定で、台中市を全面的にクローズアップした内容になっており、台湾中からその活動が注目を集めている若手市長の代表格、林佳龍台中市長も当然番組に出演する。肝心の花博の開催は来年秋のことで、私たちが訪れた初夏の台中では南国気質の人達のイベントだけに、まだ会場整備(市内の3か所で開かれる予定)もほとんど進んでおらず、ここが開催予定地だと言うところを車で見て回っただけだった。その状況は、11月現在でもまだ余り変わっていないようでもある。ただ台中と言う台湾中部の大都市、台北、高雄に続く台湾第3のこの都市は、急激な発展を遂げている市で台北からは新幹線で1時間弱、台北への通勤者も増え新築マンションも並び、台湾で最も住みやすい街と言う評価も得ている注目都市。ここには台湾国立美術館や日本人建築家設計になるオペラハウスなど、台湾現代文化のメルクマールになる博物館や音楽ホールなどもあり、色々な意味でこれから発展していくに違いないと思わせる魅力的な街でもある。

 この街の魅力については、あの一青窈の姉さんでエッセイスト・女優、そして現役の歯医者でもある、我らの良き仲間・一青妙さんが熱く語ってくれているが、我々スタッフが正式にこの街を訪れたのは10数年振り。街の様変わりにはかなり驚かされた(市庁舎も日本時代のものから変わっている)。一方日本統治時代の古い建物もリノベ―トとされ残されており、それが喫茶店、レストランなどいろいろな店舗として生かされている。その代表格の宮原眼科は、その名称通り戦前は大きな眼科だったが、現在は同名の洋菓子屋兼スイーツ店になっている。3階まである吹き抜けの立派な建物で、壁面一帯は古書(模造品のようだが)で埋め付くされ、さながらハリー・ポッターの魔法の館と言った趣きで、台中観光随一の目玉となっている。その他にも茶芸館などかつての日本家屋を生かした店舗をパーソナリティーの山本直也アナがレポート、花博関連では日本側代表の福井プロデューサーも登場、博覧会の見どころ、台湾中部・南部の花の魅力などを紹介してくれる。

 番組のエンドメッセージは日本ではまだ余りお馴染みではないのだが、本国台湾では桑田佳祐張りの歌唱と人気を誇る伍百(ウーパイ)にお願いしている。こちらは余りピンとこなかったのだが、彼が出演するなんて...と台湾の人達から言われ、却ってびっくりした次第。また東京で楽しめる台中と言うことで、都内のスイーツ店や饅頭店など人気スポットも登場します。乞うご期待!
【今週の番組ゲスト:デンマーク在住のピアニスト 平林牧子さん】
『WHERE THE SEA BREAKS』から
M1「もういいかい?」
M2「ワンス・アポン・ザ・シー」
M3「スケルツォ・フォー・ブルー」
M4「ウインターワルツ1」

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