番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:50~21:00

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

新着記事

ソノシートは付かないのか

2020.10/27 米田 元気 記事URL

レーシングプログラム(レープロ)は競馬観戦に欠かせませんが、もちろん仕事をする私たちにとっても大事なものです。馬名などレースに関することは公式の情報と照合しなければなりません。

実は無観客競馬の時、レープロは関係者向けに配布されていました。見た目は同じですが、出走表やレース結果など最低限の情報しか載っていないもので、いかにも関係者向けの冊子という感じです。

しかし、ちょうどGIシーズンに合わせるように有観客競馬(便宜上そう呼ばせていただく)が再開したので、レープロにはその週のレースに関するコラムなども復活しました。物理的にも内容的にも少し厚みが増した(戻った)わけです。

その一方で個人的に安堵したことがあります。特別レース名の読み方や意味が記された欄が復活したのです。毎年のように競馬を観ていれば特別戦の名前もだいたい読めてくるものですが、いざ放送となると間違えてはいけないので知っているものでも一応確認します。実は無観客時のレープロにはこの欄はありませんでした。ですからJRAのホームページにアクセスして調べなければならず、ひと手間かかっていました。

それがなくなっただけでも本当にありがたいとつくづく思います。しかし、レース名に関することってファン向けの情報だったんですね。新設された、全く読み方が分からない特別戦って年に何回かあってたまに焦るので、マスコミにとっても重要なんですが...。

純粋な競馬ファンだった頃、レープロはよく集めていました。ポケットに入るように細長いサイズだった時代もありましたね。懐かしい。今でも家のどこかにあります。無観客時のレープロなんて全てが貴重なので取っておいたら昔の私は喜んだでしょう。しかし、私の家は無限スペースではない。

3冠馬誕生を盛り上げるために、ここ2週のレープロはポスター付きでした。今週は芝GI史上最多の8勝がかかるので、またポスターか何かが付くのでしょうか。ソノシートは付かないだろうな。



さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。今週木曜日に名古屋競馬場で行われるゴールド争覇について、アナウンサーの予想を中心にお伝えします。お楽しみに!

牡馬限定のGI

2020.10/19 米田 元気 記事URL

秋のGIシーズンが早くも佳境に入っています。すでに競馬は新たな時代に突入していると思います。私が競馬を見始めた20年以上前では考えられないような時代です。牝馬があまりにも強い。以前ならGIで牝馬が牡馬を脅かす、または競り勝つなんてことがあれば一つのニュースでした。しかし、今や牝馬が牡馬に混じって独走を決める、桁違いの脚を使うのは当たり前。今年のGI優勝馬もほとんどが牝馬です。将来的には牝馬限定のGIに価値があるのか?という議論が出てくるのでしょうか。ついには牡馬(とセン馬)限定のGI・・・それはさすがにないか。

もう一つは、トライアルを使わず、ぶっつけ本番でGIを勝つケースが当たり前になっていること。牧場のノウハウや調教技術の進歩もあるのでしょうが、これも一時代前では考えられません。やむを得ずぶっつけ本番になるのは別にして、予定通りぶっつけ本番で勝たせるわけですから、すごいことです。一方で、ファン心理からするとどうでしょうか。有力馬の姿をトライアルから観たいという気持ちもあれば、本当に雌雄を決するのはGIだからその一回だけの勝負でいいとか、トライアルと本番は違うから何度対戦を見ても面白いとか、いろいろな声があると思います。私はトライアルから有力馬の走りを観たいですね。トライアル自体が盛り上がるからです。やはり1年中競馬が盛り上がってほしいというのがありますからね。

さて話は変わって、来年の競馬日程が発表されました。みなさんご存知だと思うので細かいことは話しませんが、どんな印象でしたか?私的にはそれほど驚きませんでした。3日間開催がどこにあるとか、どこに何回出張に行けそうかなんて、そんなことばかり考えながら見ていました。もはや競馬そのものというよりは、仕事の予定や出張先の楽しみを思い浮かべながら見ている感じです。他のアナウンサーも同じではないでしょうか、たぶん。

私は先週、今週と東京競馬場で仕事です。東京競馬場というと、府中本町駅からつながる西門をくぐった時に広がる光景が好きです。フジビュースタンドと最後の直線が平行になって見える広々とした様子は他の競馬場では見られない雰囲気です。



さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。昨日盛岡競馬場で行われた2020地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップの振り返りと、JBC各競走のJRA登録馬の紹介を中心にお送りします。お楽しみに!

鳥の半身揚げを2つ食べると、1羽分?

2020.10/13 米田 元気 記事URL

今回から「競馬が好きだ!」の番組ブログは、米田が担当することになりました。よろしくお願いします。


先週は新潟競馬場で仕事をしていました。新潟は夏の開催が終わって、秋の開催が始まるまでに、毎年、中1ヶ月ぐらいしかないのですよね。日差しの感じなどすっかり趣が変わって、もっと間があいているようなイメージがあるのでいつも不思議な感じがします。


中央競馬は先週から限定的にお客さんを入れての開催が始まっています。競馬グッズを販売しているターフィーショップやコンビニが開店しているのを見ると、いよいよ有観客開催が始まったのだなと感じます。パドックには数十人のお客さんの姿が見られました。これまで無観客が続いていたせいか、何か違和感があるような、でもこれが日常の光景だったはずだ...という、いろいろな感情が沸き上がりました。


新潟は最後の直線に沿った観戦エリアが主に石畳ではなく、芝生になっているのですが、最前線まで出られるようにはなっておらず、数メートル手前のところにロープが張られていました。そのロープに沿ってお客さんが写真を撮っている姿などを見ると、これこそが競馬場の光景だよな、と思いました。早く世界が、日本が日常を取り戻してほしいものです。


秋の新潟で実況するのは今の会社に入って初めてなので(実はなぜかテレビ局時代には経験あり)知らなかったのですが、結構この時期でも日差しが強いのですね!夏の開催時はスタンドに入る朝方の直射日光が強すぎて、スタッフ皆が暑さに毎年苦労しています。ただ、朝の10時ぐらいになると日がスタンドの屋根の向こうに上がっていくので、直射日光は遮られます。ですから実況するのにも大きな影響はないのですが、この時期(先週)はそうはいきませんでした。季節が変わって日の向きも変わっているせいで、なかなか屋根の向こうに太陽が進んでいってくれません。最初の4レースぐらいは、ずっと暑く、眩しいまま実況をしなければいけない羽目になりました。


確かに台風の影響で開催自体が危ぶまれた中だったので、晴天の中で競馬が行われたなんて贅沢な話なのですが、我々にとってはこういう思わぬ過酷な?条件にさらされることがあるのです。しかし、一緒に出張に行った先輩アナウンサーによると、この時期にこれほど日差しが強いのは珍しいねと、涼しい顔で言われました。私の運が悪かったのか...。


新潟に行くと必ず寄るのが、鳥専門店の居酒屋。目当ては酒ではなく、鳥の半身揚げ。カレー味に仕上げてあって、程よい塩味が絶品です。予約で満席になっていたり、物産展出品で店が開いていなかったりで、なかなか店内で味わえないことが多く、今回もテイクアウトになりました。写真の見栄えは良くないですが、味は素晴らしい。今年の新潟出張はこれで最後なので、また来年のお楽しみにします。ところで、鳥の半身揚げって2つ食べると、1羽分いただいたことになるんですかね?


閑話休題。さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題です。木曜日には2歳牝馬のダートグレード競走エーデルワイス賞が行われます。アナウンサーによる予想を中心にお届けします。お楽しみに!




秋の新潟は夏と日差しが違う
秋の新潟は夏の日差しと趣が違う
カレー味の半身揚げ
カレー味の鳥の半身揚げ

4年、そして11年の節目に。

2020.10/06 大関 隼 記事URL

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【お知らせ】
10月1日(木)の放送から、この番組はオンデマンドでもお楽しみ頂けるようになっています。
ぜひそちらもお聴きの際にはご利用ください。番組ウェブサイトのオンデマンドからどうぞ!
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しばしの休みが終わって、今日から日曜日まで仕事。我を張れ俺。こんばんは大関です。

不精大関、先週は土曜日だけ休みを頂いて、スプリンターズステークスデーの日曜だけ中山へ行っていました。ここ3年連続でこのレースの実況だったので、秋の中山開催の最終日に自分がこんなに穏やかな気持ちでいられるのが逆に不思議なくらいでした。勿論、GIの発走直前の空気、というのはある意味ピリッとしたものですし、そこに新日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーの皆様によるファンファーレが響いている、というのもなんとも感慨深いモノがありました。

やっと、無観客競馬の中でのGIが最後だ(と祈りたい)と思える中でのスプリンターズステークスはグランアレグリアが圧勝。2度目のスプリント戦でも道中は後方、直線入り口でも後ろから数えた方が早いくらいでこれは...という状況でしたが、直線だけで戦局をひっくり返してしまいました。スタンドから見ていても、残り200mくらいからの加速力の違いたるや。1頭だけ違う生物が走ってるんじゃないかと思うくらい。

君主たる撫子は春のマイルに続いて秋のスプリントも制圧!となった、グランアレグリアのGI・3勝目。レース後、共同会見で藤沢和雄調教師、ルメール騎手へのインタビューを担当させて頂いたのですが、ルメール騎手ですら「後ろの方で心配だった」そうです。それが直線は「気持ちいい」という末脚。「気性がおだやかになっているから、今はスプリンターよりもマイラー」と語るくらいですから、次に視野に入るマイルチャンピオンシップの方が舞台は間違いなく好転するのでしょう。外回りの阪神であの末脚をしのぎ切れる馬がどれだけいるか...。

鋭い末脚、爆発的なスピードを見せつけたあんなに強い馬が、「世界の強豪と戦えるかも知れない」機会が事実上なくなっているのは大変惜しまれるものです。香港マイルでグランアレグリアがビューティージェネレーションやゴールデンシックスティーと戦ってくれたらどれだけ盛り上がるか。あの強さなら香港スプリントに行っても好勝負に...という期待だって持てるじゃないですか!(...また香港国際競走実況したいだけでは?というツッコミは否定しません)

いい機会だからと過去3年の、このスプリンターズステークスの実況直後のこのブログの文章を読み返してみたのですけど、いやあ、3年前といい、一昨年といい昨年といい、同じようなこと反省してばかりではないですか。だいたい「脚色よく追い込んで来る馬から先に言えない」所で失敗して、ラスト20mくらいですっぽ抜けたような実況になるのが定番だった訳です。

広く脚色を見極めて、タワーオブロンドンもレッドファルクスも、位置取り関係なくもっと優先的に言わないとダメなはずなのに。毎年同じ事を言っているのですから「そういう事」ですね。きっと今年私がスプリンターズステークスの実況だったら、ゴール寸前までグランアレグリアが出て来なくて、音だけで聴いたら、テレポートしてきたような実況になっていたでしょう。

表現しなければいけないことを、どう伝えるか。これはどんな世界でも難しいものです。初めてスプリンターズステークスの実況を担当した3年前と比較して振り返ってみても、インターネット上に作られる言論空間の本質は変わってきたような肌感覚があります。インターネットとSNSの隆盛は世の中を様々に変え、結果として世の中に刃を向ける事すらあると多くの人々が知りました。

悲しみと衝撃を世に与えるような誹謗中傷の波は、勿論断じて起きては/起こしてはならない。けれど、それによって物事の本質を見抜き、世の中を良くするスキルを持った人々の言論の場が失われてもいけない。そのバランスって難しいよね...そんなことを考える機会が増えました。なぜか。

例えば私の場合ですか?最近ならミルファームのビリーバーを見逃していた事とか、去年だったらウインブライトのクイーンエリザベス2世カップのゴール後、延々と冷静さを失ってカマして(喋って)しまった事ですかね。アイビスサマーダッシュの実況お疲れ様でしたとか、日本馬が海外G1を勝つところが実況できて良かったですねという声と同じくらい、別角度から本質を見抜き、私に鋭く響いてくる声もあるのです。

冷静な第三の批判勢力があって政治は初めて安全に機能する、とは漫画「沈黙の艦隊」の中で革新連合代表の河之内英樹が主張していた事ですが、ああ、もしかして自分の今の仕事もまた然りではないかと最近は考えてしまうのです。その期待に応えられるようにしなくては。

(これもいい機会だから、過去3年のスプリンターズSの塗り絵を一気にUP)



(塗り絵ここまで)

実は今週で、このブログの週1回の更新を担当するようになってちょうど4年。もっと言えば、スプリンターズステークスの週、2009年10月3日に土曜阪神1Rで場内実況デビューして、ちょうど11年。良い節目なので長文ですが色々書かせて頂きました。

なぜかと言えば、このブログに私が文章を書くのは一旦今週まで、ともなるからです。

来週からは、このブログの更新は米田元気アナウンサーにバトンタッチします。今まで毎週火曜、拙い文章にお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございます。今後も番組には今まで通り出ていますので、この「競馬が好きだ!」その他、番組をご愛顧頂けましたら幸いです。

さて、最後に。今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題を中心に。今週、そして来週月曜に控える東京盃、レディスプレリュード、南部杯と「Road to JBC」のレースの話題を中心にお送りしていきます。お楽しみに!

(最後は、一昨年の香港国際競走の後に行われたクロージングセレモニーでの花火。やっぱりこの光景を最初に見た時の感動は忘れられません。またシャティンに実況しに行けるかな...)


ひねくれてみた自分が愚かだった。

2020.09/29 大関 隼 記事URL

こんばんは大関です。9月の下旬になってしばし纏まった休みを貰いました。先週の金曜から8連勤(厳密には勤務は7連勤だったけど、金曜日はやること多数なので仕事に充てた)だったので、漸く心身の洗濯ができました。ファンの感覚でのんびり競馬を見ることができた、なんていつ以来でしたかね?

土日も遠出が出来るわけじゃないですから、結局WINS自宅を基本に、ちょっと近場に買い物に出たくらい。自分にとって9月26日とは、毎年慎ましく過ごす日でなければならないと思う日でもありますからね。今の仕事をしている限りは。

外出先で某みどりチャンネルのWEB版(最近切り替えたけど便利...)で見届けた注目の神戸新聞杯は、コントレイルが秋初戦もあっさりと勝って無傷の6連勝。史上3頭目の無敗の三冠へ、ついに王手がかかりました。正直レース中は「あー、馬群の中に入ってしまった上にスローペース。そんな簡単に前を開けてくれないでしょ。これは...」などと思っていましたが、そんな考えが野暮以外の何物でもないということは、直線なかばで思い知りました。ちょっと前にスペースができて軽く仕掛けられただけで、1頭だけ違う脚で抜けてきてほぼ追わずに快勝。力が抜けすぎているというビジュアルのインパクトでした。

もちろん、淀の3000mで同じようになるかと言うのは未知数ですから、あくまでフラットに、長距離でこそ真の強さを発揮できる馬が3歳世代に隠れているかも知れない。そんな考えは持っておきます。自分が菊花賞に対して抱く理想像をつらつら書いているだけかもしれませんが。今年の3歳馬にザッツザプレンティやデルタブルース、昭和におけるグリーングラスがいないとは限らない。

いよいよ今週末はスプリンターズステークス、秋のGIロードが静かな中山で開幕します。ここ何年かの今頃は家でも職場でもピリピリして、週末を迎えるのが定番だったのですけど、今年はそうならず家庭は平和なものです。まあ、時期が変わっただけで、しかるべき時期が来れば、今年も張り詰めてきて、地獄の伊東キャンプ、4年生の幹部が鬼か閻魔のように見える、地獄と試練の応援部夏合宿が待っているのですけどね。最終日には一番キツい大出走や地獄巡りが待っている。

今週なかばには日本テレビ盃、日曜の夜には凱旋門賞の中継もありますから、長い1週間になりそうですね。さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題を中心に。水曜に船橋で行われる日本テレビ盃の話題を中心にお送りします。いよいよJBC直結の「Road to JBC」のトライアル戦のシーズン。楽しみなメンバーが集まりました。お楽しみに!

今日の写真はこちら。先週オーバルスプリントの取材で行ってきた浦和競馬場です。


この写真だと分かりませんけど、パドックの周りにファンの方々の姿があって、ごく僅かだけど売店が営業している。
そんな光景がすごく新鮮に思えたのでした。やっぱり0が1になるだけでも全く違うんですね。


ひと夏、とは変化に十分な期間。

2020.09/22 大関 隼 記事URL

今週末は世間から1週間遅れの「私的」シルバーウイーク。こんばんは大関です。

心置きなくそれを迎えるために、3日間開催の出張はホテルで持参したPCと結構な時間向かい合っていましたが、それでもタスクはどんどんやって来るものです。ちなみに、この文章は9月21日夜、東京行きの新幹線の中でノートPCを広げて書いています。

今週末は久々に中京へ出張。JRAで無観客開催が始まった2回中京の開幕週以来だったのですが、あの当時はまさか、こんなに長いとこ無観客開催が続くなんて正直想像していませんでした。当時のこのブログを読み返してみると分かるのですが、レースの合間で場内が静か(実況中は目の前のレースに集中しなきゃいけないからそこまで気にならない)、ということが違和感の塊のような印象でした。そこから半年以上経ち、気が付けばそんなことにすら慣れてしまっているのですから、良くも悪くも慣れというのはちょっと恐ろしいものです。

例年、本場開催になる中京といえばそれは盛り上がるもので、今年などはローズS、神戸新聞杯といった三冠最終戦のトライアル戦も中京へ。さぞかし盛り上がっていたのでしょう。無観客じゃなかったら...!

先週のローズSはリアアメリアが2番手を取って早めに前を捉え、そのまま後続を完封という強い内容。2歳、3歳春シーズンには比較的後方で脚をためる競馬をしていた馬が、この秋の初戦では先行策、という新たな面、成長を見せつけての勝利でした。オークスの実況をしていて、直線でこれはと思わせるような末の伸びも見せていただけに、ポジションを取りに行けるというのは大きな武器を手に入れたと言えるでしょう。京都内回りの2000mでデアリングタクトよりも前で運べる(確率を高められた)というのは大きいはず。

日曜には中継の進行をしていたのですが、ローズSの展望の時間での解説の荒木敏宏さんの言葉には唸ってしまいました。注目馬として真っ先にリアアメリアの名前を挙げてくださったのですが、何せ「デビューの頃は体はガリガリで、言ってみれば前輪駆動で後ろ脚が入ってこない。これで本当に走れるの?と思ったくらい」。そんな未完成の状況であの衝撃的な2連勝、だったそうなのです。暮れの阪神ジュベナイルフィリーズや春の二冠こそ結果が出なかったものの、丁寧な調教を重ねてのオークスには進化の兆し。そして、オークスから馬体重14キロ増で出てきたローズSにはその成長がさらに深まったと感じさせる兆しが、ぎゅっと詰まっていました。

今年の春にはオークスを実況させて貰ったのですが、同世代というカテゴリーの中でどのように各馬が進化するか、という視点を深めるのにとても役立ったような気がしています。春先の段階ではそれこそデアリングタクトが二枚くらい抜けていたのでしょうけど、秋になって早々にあのリアアメリアを見たら...。競馬の流れを線で捉えることはホントに大事(とオークスの頃にも思ったのだけれど)と感じさせてくれました。

今週末はその中京にコントレイルが登場。3歳牡馬戦線の中での各馬の進化がどう表れるのか、仕事を離れて競馬を見られる週末ですから、じっくり楽しんで見ることにします。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」」は地方競馬の話題を中心に。今週の重賞、そして来週以降に控えるダートグレードの情報などをお送りしていきます。お楽しみに!

今週の写真はこちら。出張で晩酌と地元グルメをテイクアウトからのホテルの部屋で、も良いものです。ひかわアナも絶賛の伝串やっぱり美味しい。

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