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ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:00~20:10

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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(勝負の)一寸先は闇。

2017.08/22 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関隼です。

夏の甲子園に沸く日本列島。先週土曜日、ベスト8をかけた準々決勝の仙台育英―大阪桐蔭戦。我々ラジオNIKKEIの競馬中継スタッフも、飲み会を開いた店のテレビでさながらパブリックビューイングの如く、中継に見入っていました。

春夏連覇がかかっていた大阪桐蔭が9回裏で1-0と1点リード、後1人でゲームセットの2アウトからショートゴロ...と思ったら、一塁手の足がベースから離れていて、踏み直すよりもバッターランナーが1塁に達するのが一瞬先。終わったと思った試合が終わらず、サヨナラのランナーが1塁に出る形に。それ以降の展開はあちこちで語られているので触れませんが「勝負事には何が起きるか分からない」という事実を、多くの人に突きつける形となりました。

振り返ってみれば、少し前にも「勝負事には何が起きるか分からない」という事実を突きつけたスポーツイベントがありました。世界陸上のロンドン大会100mに、4×100mリレー。絶対王者、競馬で言えばシンボリルドルフやディープインパクト級の強さを誇るウサイン・ボルトが100mで3着敗戦。ラストラン、引退の花道を飾って当たり前くらいに思われたリレーに至っては4走も競馬的に言えば競走中止という、予想だにしなかった結果。競馬で大本命が敗れるというシーンは何度も見てきた筈ながら、勝負事の難しさを土曜の夜に感じる事になりました。

これが自分の仕事にどう通じるか?やはり「未来(レースの行方)を予測はするけれど、決め付けない」という所でしょうか。勿論レースの格が上になってくると、各馬のキャラクターも定まってくるのである意味「先入観に基づいてキャラクターを決め付けて」しまう面はどうしてもある訳です。そこでパニックになってしまったら元も子もありませんから、やはり「何があっても自在に構えて対応できる」自分にならなきゃいけないなー、と甲子園の劇的な幕切れに感じたのでした。

そんな「自在に構える」事を強く求められる機会が、ありがたい事に早速あるわけです。今週末、ワタクシ大関初めて「騎手招待競走」を札幌のワールドオールスタージョッキーズで実況します。誰がどの馬に乗るかは抽選で決まるので、走る馬のキャラクターがある程度決まっているとは言え、乗るジョッキーによっては全く違う面を引き出してくるということも往々にしてあります。しかも、騎手招待競走なので「馬名と騎手の名前をセットで言う」ことがある種ノルマになってくるという難しさ。ハッキリ言って今からヒヤヒヤものですが、「勝負(レース)は何が起きるか分からない」ということをいつも以上に意識して、日本と世界の名手の競演の熱気をお伝えして来たいと思います。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、今週の地方重賞から明日の川崎で行われる地方全国交流=スパーキングサマーカップの展望を中心にお送りします。お楽しみに!

最後に先週の写真から1枚。新潟は枝豆、茶豆が美味しい季節になりまして。


( ´-`).。oO(いいですね。噛みごたえがあって塩味を効かせると実に旨い。これだけでビールが進むこと進むこと)

 

 

お盆の混雑で想う、故郷。

2017.08/15 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関隼です。

先週は小倉への出張だったのですが、羽田や福岡空港、東京駅のようなターミナルは大きな荷物を携えた方々、家族連れの皆様で人、人、人。毎週のように競馬がやってくるというサイクルに馴染んで仕事をしているとそんな実感も無くなるのですが、改めて世はお盆休み、帰省シーズンなのだということを思い知る事になりました。

去年は確か関屋記念の後に3連休を(平日で)貰って茨城の実家へ帰省していたのですが、今年はいつも通りの週なかば。月曜に会社へ行く通勤電車も、だいぶ空いた中での出勤でした。

こんな生活って、社会人になる前には考えられなかった事。何せ、大学時代(色々あって5年間)、8月のお盆の時期といえば、必ずと言って良いほど茨城に帰っていましたから。勿論、お金が無い時には青春18きっぷで。常磐線の普通列車にグリーン車が連結された時には、これで移動が1000円弱で快適になる!!と歓喜したものです。

そんな大関も10代の頃は、東京に出たくってしょうがなかったのですね。それがいざ念願叶って東京に出て、一人暮らしを初めて最初の18歳の夏。実家に帰る常磐線の中でぼーっと車窓に広がる景色を眺めていたら、なぜか涙腺が緩くなってしまっていたことを今もよく覚えています。ああ、やっぱり自分は地元に相当な愛着を持っていたのだなぁと。

以来、纏まった休みがあると茨城へという機会を作るようにしているのですが、そもそも纏まった休みを取るという機会が滅多にないので、実家に行く機会もめっきり減りました。大阪に住んでいた頃はもっと帰省は大旅行なので年1回(年末年始)くらいだったでしょうか。仕事だからと割り切っていた(いる)と言えど、お盆に久しぶりに帰省する方々を出張の途中で横目に見ているのは、今週ちょっと羨ましくも感じていました。ただ、この仕事の何がありがたいかと言えば、出張に行く機会が増えて、そこで会える人も沢山いると言うこと。先々週も1年ぶりに札幌で会えた友達がいたり、時には親族、友達が自分の出張に合わせて旅行の日程を組んでくれたのでじゃあそこで会いましょう、という流れになる事もあります。

さて、今年はどうなるのか?夏場に実家や親戚の家に行けるとしたら1泊、長くて2泊ですが、先祖の墓前に手をここ数年合わせられていないのも確か。今年は久しぶりに、としてみましょうかね。そんなことを考えながら、勤務のシフトをメモした手帳をじーっと眺めていた、先週の小倉からの帰りの飛行機でした。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は、お盆の時期に3日連続で行われるダートグレード競走の特集。その第2弾、16日(水)に佐賀競馬場で行われるJpnIII・サマーチャンピオンの展望を中心にお送りします。お楽しみに!

( ´-`).。oO(そう言えば、佐賀に一度行ったのももう8年前。そろそろまた行きたいな)

というわけで、今日の写真は懐かしい1枚。2009年に佐賀記念を見るべく足を運んだ時にパドックで撮ったスマートファルコン(当時4歳)です。パドックの周回が、日本の競馬場でこの佐賀だけは右回りなのです。



空気の違いで感じる、北の大地。

2017.08/08 大関 隼 記事URL

歯並びの日だったり、そろばんの日だったり、ひげの日だったり、米米CLUBの日だったり、お台場に社屋がある●●テレビの日だったりする8月8日を如何お過ごしでしょうか、大関隼です。

先週は今年初の札幌出張でした。金曜日、新千歳空港に降りた時に感じた空気の変化で実感する北海道。数時間前まで、キャリーバッグを引きずって汗だくになりながら浜松町駅を歩いていたのは何だったの?と思うくらい湿気がなくて、涼しくて、札幌駅前は半袖で歩いていると寒いくらい。「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」という交通標語が昔ありましたが、こんなに気候の差がある日本が狭いとは思えなくなった金曜の夜でした。

そして迎えた週末の札幌競馬。朝、放送席から場内を見渡せば、芝の上には色とりどりのシート、そして内馬場にはたくさんのテントも。この競馬場が家族で楽しめる憩いの場であることが伝わってきました。東京から来ると気候は爽やかに感じるし、競馬場はきれいだし、グルメは美味しい。いや、何でもござれじゃないですか!もうこんな日に、朝から馬券を買って、ビールと美味しいおつまみをお供に目の前で行われるレースに一喜一憂出来たらどれだけ幸せだろうかと!



(札幌の実況席からの風景。ゴンドラ部分に出ると風が夏は心地良いのです)

この仕事をしていると、土日が休みになるのは競馬が2場開催になる時に年間で数えるほど。勿論、出張で夏競馬期間中にあちこち行けるのは大好きなのですが、人生のうちに一度くらい、ファンとして開催がある時の札幌や函館に行って、旅行がてら馬券を買って遊べたらいいな...という衝動に、強くかられた札幌出張でした。

ちなみに、次に札幌へ行くのは今月末、ワールドオールスタージョッキーズの週。自分にとっては初の「騎手シリーズ戦」の実況をする事になりました。「馬名と騎手の名前をセットで実況する」事になるので、今からプレッシャーがひたひたと忍び寄っているのですが、全力を尽くすのみ。まずは、ジョッキーの名前をひたすら音読する事から始めますか...。

ちなみに、札幌のゴール前はこんな感じ。花で彩られたオシャレなゴール。


( ´-`).。oO(今度札幌に行く時は土曜の夜、お酒は少しにしておかないとなぁ。ホントに少し!)

さて、今日の競馬が好きだ!は地方競馬の話題を中心に。11日(金)に大井競馬場で行われる3歳馬の重賞=黒潮盃の展望を中心にお送りします。今年から、ダービーグランプリを頂点とする「3歳秋のチャンピオンシップ」のシリーズに組み込まれた重賞、秋の大一番に勢いをつけるのは?お楽しみに!

 

 

 

 

一瞬さえ、ドラマ。

2017.08/01 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関隼です。

先週は新潟へ、アイビスサマーダッシュの実況担当でした。直線1000mは何度も実況した事があるとは言っても、なかなか良い思い出がありませんでした。そんな中で重賞の実況。


(放送席から見た直線1000mコース。これは遠い...)

直線1000mは文字通り1キロ先から馬が走ってくるので、序盤は双眼鏡でも馬の判別がつきにくいですし、馬の正面が見える形なので前後関係もはっきり見えません。よって、序盤は映像(よくターフビジョンに映っている、馬を横から捉えた映像)に頼ることになります。そして、引きの映像に変わるのが残り500mほど、東京の直線と同じくらいになったところで双眼鏡で捕捉、に切り替えるのです。

と言っても、前半に追えなかった後ろの馬に上位に来られると、「何であの馬まで追わなかったんだろう」と思うことも多々(なので良い思い出がなかなかない訳です)。そこで今回の重賞実況の作戦はとにかく「序盤の内に、行ける限り後ろまでスピーディーに馬名を呼んで追っていく」ということでした。勿論、聴いていて音としてはっきりしていなければ無意味ですから、そこは注意しつつですが。

結果的に、後方で最後に捉えた馬がラインミーティアでした。やっぱり後ろからだな、という位置確認ができたことは、結果的に自分を最後の最後で助けてくれる事になりました。レース後西田騎手が「切れ味は分かっていたし、存分に生かしたいと思っていた」と語っていたように、じっくりためて末脚に賭ける得意のパターンを重賞でも崩さなかったことが、勝ちを呼び込んだと言えるかも知れません。直線1000mにも起承転結がちゃんと存在する、という事の証明でしょうか。

今回の「JRAで一番勝ちタイムが速くなる重賞」の実況は、いつも以上に勉強になることが多かった気がします。短距離戦は余計なことが言えない、いかに無駄を省いた中でレースの状況を分かりやすく伝えるか? 当たり前に考えないといけない事ですが、1000mという究極のスピード勝負はその大切さを強く教えてくれたと思うのです。少ない字数や音節の限られた中で表現をする、俳句やフランス四行詞の組み立てに近いと言ったらいいのか...。

今年のアイビスサマーダッシュを、自分の中で直線1000mに対する意識を変える、短距離戦の実況を変える大きな分岐点にせねば。今はそう思っています。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、今夜の門別で行われる2歳重賞=ブリーダーズゴールドジュニアカップ展望を中心にお送りします。発走は20時40分、放送を聴いたあとでも買えますよ!!進行は小林アナと木和田アナで。お楽しみに!

(↓アイビスサマーダッシュの塗り絵。馬を覚えるときも輪乗りは1キロ先のゲート裏で行われているのでなかなか難しいのです)

夏競馬がもう半分近くも...

2017.07/25 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関隼です。

先週は開催最終週の福島へ出張でした。土曜には時折稲光が聞こえ、日曜にはぽつぽつ雨が降る時間帯があったものの、何とか荒天に祟られず、競馬が終わりました。実況で色々と勉強になる事も多かったですし、美味しいお酒と料理を楽しめる店を新規開拓する事も出来たので(これは大事)、実りある福島でした。

この時期は東は福島、西は中京にいわゆる東西の主場開催が組まれる訳ですが、どちらも4週という「始まってしまえばあっという間」の開催。だからなのか?この4週の場内の盛り上がりは先週の中京、今週の福島で感じたのですが「年間52週のうちに4週しかない」ことを惜しむかのような、熱い歓声に象徴されているような気がします。

いわゆる4大場を離れての夏の開催が4+6=10週になってからもう大分経ちますが「自分たちの地元に競馬開催がやって来ること」のメリットは、意外と大きいような気がするのです(スプリンターズステークスが新潟で行われた時の感覚にも近いのかな?)せっかくなら本格的なローカル夏競馬のスタートを2週くらい早めて、函館も福島も中京も、札幌も新潟も小倉も6+6で...なんて願いは贅沢でしょうか。えっ、宝塚記念?2週早くなったら春の天皇賞から1か月少々、大阪杯からでも2か月少々です。札幌記念から秋の天皇賞までの間隔も2か月少々な訳で...。

さて本題。25日(火)の「競馬が好きだ!」は地方競馬メインになる火曜日。27日(木)に門別競馬場で行われるホッカイドウ競馬3歳三冠の最終関門、王冠賞の話題を中心にお送りします。近年のホッカイドウ競馬を代表する強豪オヤコダカやスティールキングでも取れなかった三冠が懸かる一戦、それも岩手所属の馬=ベンテンコゾウが挑むというのは興味を集める所。この日の門別ではヤングジョッキーズシリーズも行われますから、ぜひ注目頂ければと思います。

今日の写真は福島競馬場の放送席から。鮮やかな緑の夏。いつ来ても良いものです。


( ´-`).。oO(色々考えるけど、やっぱり小倉が8週に戻ったら嬉しい)

やっぱりみんな大好き。

2017.07/18 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関隼です。

先週は中京でした。一昨年までは毎週行くのが当たり前だった「夏の中京」に、2年ぶりの出張。本格的な夏を迎えて...とは言え本州に比べれば大分空気もカラっとしていた先々週の函館から中京に来るといやー、暑い。ただ、これこそ夏競馬だよね、という感覚が、中京や小倉に慣れ親しんでいるとしてくるのも確かな訳です。

毎年行くたびに感じていた事ですが、とにかく「夏の中京はファンの皆様の熱気が凄い」のです。今回も、それに違わぬ盛り上がりを見せていました。土日に実況していても、最後の直線で歓声が上がると自分の声が聴こえにくくなってくるくらい。そして、そんな日曜に場内を熱狂させたのがメインレースに組まれていた「名鉄杯」でした。毎年、レース名にちなみ、名鉄ブラスバンドが名鉄電車の「ミュージックホーン」をモチーフにしたオリジナルファンファーレを生演奏してくれる事で有名なレース。競馬ファンも鉄道ファンも熱狂する年1回しか聴けないファンファーレ、ぜひ1度くらいは現地で聴いてみたいな、と思っていたのですが...。

今年から夏開催に移り、しかもその週に自分が中京に出張する、という運の良さ。実況するわけでもないのに、うきうきしながら発走の時を待っていました。そして、現地で聴くファンファーレはまさに鳥肌モノ。スタンドからも重賞の時のような拍手が沸いていました。

事あるごとに語っていますが、ワタクシ大関はこんな出囃子の類が大好き。フリーウェイステークスの入場曲には中央フリーウェイであり、ファイナルステークスの入場曲にはEuropeの「The Final Countdown」であり。レース名も多種多様な訳ですから、名鉄杯のようなオリジナリティあるファンファーレや、入場曲を聴ける機会が増えたらいいな、と感じる季節なのでした。何年か前に阪神で、「宝塚歌劇100周年花のみちステークス」を実況した時に入場曲とファンファーレが「すみれの花咲く頃」をモチーフにした、オリジナルバージョンになっていました。実況していた楽しかったし、またやってくれないかな...。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬メイン。20日(木)に門別競馬場で行われる、グランダム・ジャパン古馬シーズン2戦目の重賞=ノースクイーンカップの展望を中心に小塚アナとワタクシ大関でお送りします!お楽しみに。

(´-`).。oO(来週は門別で王冠賞。「岩手の」ベンテンコゾウが三冠をかけて出てきますよ)

↓名鉄杯発走直前。現地で聴くファンファーレは格別!

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