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ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:50~21:00

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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「変化」がやってくる2020年のスケジュール。

2019.10/22 大関 隼 記事URL

午前2時に起きて会社に行って、お昼から都内某スタジオ、会社に戻って月曜夜にキーボードを叩いている大関です。さすがに3日間競馬があると現場に行かなくても、疲労はたまってくる感じ。今夜はお酒が飲みたいような気分。いいよね!

某スタジオでも、オンエア1時間前に発表された来年の中央競馬の日程が話題となっておりまして。詳しくはJRAのホームページ等をご覧いただくとして、いくつか主だった所を時系列でざっと拾ってみると。

★来年は1月5日(日)に中山京都の金杯で開幕、年末は12月27日(日)の有馬記念が最終日。
★28日開催だったホープフルステークスが有馬記念前日の26日(土)になって、中山大障害と同日開催。

★京都は例年の5回開催から改修工事に入るので、ここが阪神に振り替え。エリザベス女王杯は阪神芝内2200m、マイルチャンピオンシップは阪神芝外1600mに変更して開催。

★年明けの第3場が中京→小倉になって冬の1回小倉が6週間。愛知杯は小倉芝2000m、東海ステークスは京都ダート1800mで実施。
★その後間をあけずに春の1回中京開催が高松宮記念の週末まで。ただし阪神大賞典とスプリングステークスのある週末が金~日の3日間開催でここだけ中京がなくて中山、阪神の2場。

★夏競馬。ここが大きいかな。函館が1週早く始まって6週間、最終週の土曜に函館2歳ステークス、日曜日に大トリとして函館記念。
★例年の夏の福島は1週短くなって3週、同時期の中京も1週短くなってここが阪神に。つまり阪神がダービーの次の週から6月からあわせて7週連続開催になって、中京の本場開催は例年の秋の阪神開催と入れ替わる形で9月~10月に4週。

★例年の夏の新潟、小倉、札幌が始まるところからまたイレギュラーな形で、前の3場(福島、阪神、函館)が1週早く終わる分、札幌と新潟が1週増えて7週に。序盤3週に小倉開催が組まれず、この3週は「新潟と札幌」という2場開催に。
★夏の小倉は4週になり、小倉記念は北九州記念の1週前にずれる(4週の夏開催の開幕週に)。小倉サマージャンプは8月の最終週の土曜へ。

★10月は秋の東京、京都、新潟が同時に開幕。京都大賞典と毎日王冠は来年も同日開催で、秋のローカル開催は新潟3週→福島3週。
★マイルチャンピオンシップの週は土~月の3日間開催で月曜日に東京スポーツ杯2歳ステークス。

★12月は中山、中京、阪神の3場所開催が例年通りで、最終週だけが中山と阪神の2場。これはいつもと同じ。

夏の日程が暑熱対策、オリンピックもあってだいぶ動くので、サマーシリーズはどうなるんでしょうね。ちなみに、例年の2000シリーズは
7月12日(日)七夕賞
7月19日(日)函館記念
8月16日(日)小倉記念
8月23日(日)札幌記念
9月6日(日)新潟記念
というスケジュール。順番自体は変わってないんですが。サマーシリーズはどうなるのかも気になるところ。あと、障害のGIと平地のGIを同じ日に開催というのは、1999年の第1回中山グランドジャンプが桜花賞(プリモディーネが勝って福永祐一騎手GI初制覇)と同じ日の中山だったんですがそれ以来ですかね?

しかし、来年はオリンピック、そして京都競馬場の改修工事という事象により、色々と動きます。もっと言えば再来年(2021年)と3年後(2022年)も京都競馬場の改修工事中で、まる2年間京都競馬がない、という状況になります。中央競馬を取り巻く環境も、おそらく色々と動く2020年代前半...となるのでしょう。「変化」が、日本競馬の2020年代に様々な意味でプラスのベクトルに働いていくような今後数年間であってほしい、と日程発表を見て思わずにはいられませんでした。

さて、来年の日程も出たし、例年通り手帳を買って帰りますか。これで感じる年の終わりも徐々に近付くという事実。本当に競馬に携わっていると、カレンダーと競馬がリンクしてきますね。あ、来年以降はそうは言っていられなくなりますが。開催日割をプリントアウト→縮小コピーしたものを新しい手帳の空きページに貼っておく。これが最初の作業です。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、先週火曜以降の1週間の地方競馬の話題を中心にお送りします。YJSトライアル名古屋、JBCの登録馬が発表...色々ありました。お楽しみに!

さすがに3日間競馬のあとは疲労がくる。というわけでハイネケンに癒して貰いました。まだまだラグビーワールドカップもありますからね!!いやあ、大学時代に国立競技場で清宮ワセダVS春口カントーを見ていたのが懐かしい。素晴らしい戦いをありがとうございます!!



Long,long 4 days.

2019.10/15 大関 隼 記事URL

車窓の景色は夜の帳、東京競馬場から帰る武蔵野線の中からこんばんは。大関です。今日中央競馬の開催があったけど火曜日で良いんですよね?あと4日後にまた競馬なんですよね?

台風の被害に遭われました皆様には、この場を借りて心よりお見舞い申し上げます。競馬も川崎では小向の調教コースが水に浸かり使えなくなる等の被害も多々に及んだようですが、関東圏の競馬も今週末は土日が中止、代替は今日と来週の月曜日へ、という形になりました。

水曜日の時点で、金曜夜に会社近くに泊まれるようカプセルホテルを確保し、キャリーバッグを引いて金曜から会社へ。さらに金曜には台風の進路を見るにつけ、もう土曜の夜には電車は計画運休に入ると覚悟を決めて、どうにか土曜日の夜にも会社近くに泊まるカプセルホテルを確保。結果的にはこれが大正解で、土日ともに第1の中央競馬実況中継枠は本社から...という形で終えました。

実質2泊3日で港区に出張したようなもので、出張?を終えて家へ帰ると被害はなかったようで一安心。ただ、各地の被害には愕然としました。高校時代、通学で使っていた友達も結構いた水郡線の橋が流されるなんて...。

ようやく体育の日、月曜日から東京競馬場に行くことができ、火曜に3日遅れの実況担当。肉体にかなり疲労がたまっていた感覚はありましたし、まして特別レースの時間になると雲が厚みを増して、さながら薄暮、セミナイターのような場内。こうなると実況は双眼鏡越しに見辛くなる可能性もあるし、とにかく慎重に...という意識だけでした。肉体がさながら精神に突き動かされてたどり着いたような感覚とでも言うのか。あのレース、脚色を見極めていれば言い切れるでしょう、なんで逃げるのですかと言われたら、反論の余地もございません。

こんなときに自分は6年前(当時30歳になりたて)、台風の影響で開催が中止になって火曜までの4日間連続の中継になった阪神で、何をやってしまったかと言うのを嫌が応にも思い出すのです。今でも年に一度はあの日の実況席に夢の中で座らされ、何度やってもゴール前であの記憶をフラッシュバックさせられて、うなされて目が覚めるという経験をします。

しかし、結局人間失敗から何を学ぶかしかないんですね。おそらく台風に振り回された今回の一件は、後々振り返ってみれば大きなターニングポイントであったという気がしてならないのです。

野球に例えれば、華の実況アナウンサーはともすればホームランを打ちたがる。しかし果たしてホームランバッターだけが並んだ打線が最強たりうるか。

答が否であることは、西武黄金時代の打線などを見れば明らかでしょう。俊足堅守の辻、送りバントと守備の神様強肩平野が1・2番にいてこそ、秋山、清原、デストラーデというクリーンアップは機能した訳で。

もちろん、辻や平野のポジションを助っ人で確保することも立派な戦略でしょう。しかし、それが常勝軍団を創ることに繋がるか、ならば考えを改め...いや、多分これ以上書くべきではないな。何にせよ、無事に競馬が行われてくれることはどれだけありがたいか、またも思い知る4日間でした。明日も午前2時起き、このあたりで。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では南部杯結果振り返り、週なかばの各地の2歳重賞=未来優駿シリーズの見所などをお送りします。お楽しみに!


(火曜の競馬が終わったあとの東京競馬場。日の入りが早くなった上に曇っていたので、最終レースの頃はさながらセミナイターでした)

「チャレンジなくして奇跡は起こらぬ!」

2019.10/08 大関 隼 記事URL

「今まさに、奇跡を起こす時を迎えた、21世紀の旅人よ。我こそは、新時代アナウンサー、福澤朗!ここにあり!!」って叫ぶ福澤朗さんに西武ドームで熱狂していたのがもう20年前ですか。早いなぁ。こんばんは大関です。

先週は秋開催の開幕週の新潟で仕事、そして日曜夜は東京へとんぼ返りして本社で凱旋門賞中継のお手伝いと長い週末でした。何と言っても史上初の3連覇という歴史的偉業に挑むエネイブルが最大の注目。去年よりはるかに順調にレースを使われて、ロンシャンへの適性は今更言うに及ばず。快挙達成の瞬間は近い、というのが大方の意見でした。

日本勢は田んぼのような馬場の菊花賞で完勝、ジャパンカップの大レコードを演出したようにスピードも十分なキセキ、菊花賞、天皇賞(春)を制している母系は欧州血統のフィエールマン、有馬記念を制したハービンジャー産駒のブラストワンピースのGIタイトルホルダー3頭が参戦。スピードシンボリが日本馬で初挑戦してから50年、歴史の扉を開けてくれ、という思いも当然今年もあった訳です。しかし、馬場が日本式表記で「重」に悪化したことが、結果的には日本勢にとって厳しいものだったのでしょう。

直線、伸びあぐねた日本馬を置き去りにして、直線は完全にエネイブルをめぐる勝負。満を持して抜け出したエネイブルでしたが、それを最後に外から図ったように差し切っていったのは、地元フランスの5歳牡馬ヴァルトガイストでした。地元の名門アンドレ・ファーブル厩舎、レイルリンク以来13年ぶり8回目の凱旋門賞制覇はゴスデン厩舎にデットーリ騎手というゴールデンコンビを阻止する結果になりました。日本でも平地GI3連覇がいまだに果たされていないのを見るにつけ、競走馬が3年もの間トップを維持するのは相当難しいのだなと思い知りました。今回の場合は、馬場が悪化するというある意味「運」がエネイブルから逃げて行くようなシチュエーションでもあった訳ですが。ヴァルトガイストも切れるタイプだから馬場が渋るのは良くないのかなという印象でしたが...。べっ、別にエネイブルの2着付けの3連単買って外して悔しいから言ってるんじゃないんだからね!!

日本馬は結局今年も勝てませんでした。いや、むしろ日本馬がオルフェーヴル以降勝ち負けに加われていない現実が、重く問われてしまったのかもしれません。ガラパゴス化したと揶揄される日本の馬場やら競馬に対する批評は当然出てくるでしょう。しかし、なぜオルフェーヴルやナカヤマフェスタが勝利寸前まで行けたのか?

ある意味、そのような馬も活躍するのが日本競馬における懐の大きさなのでしょう。今のままで良いとは言いませんが、ある意味、血統や好走条件の多様性が担保され、今後も日本馬が挑戦を続け、そこに少しの運があれば、日本競馬の悲願はそう遠くないうちに達成されるような予感がします。主観ですが、多分その時単勝は結構な額の払い戻しになっているような...。

日本馬の海外挑戦はまだまだ続きます。凱旋門賞だけが海外競馬じゃございません(これ大事だと思う!)。今年はドバイ、香港、イギリスで勝った日本勢、また吉報が届く時を楽しみにしつつ仕事することにします。アメリカ?オーストラリアも?

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、来週月曜に行われる交流JpnI=マイルチャンピオンシップ南部杯の話題を中心にお送りします。中央の3日間競馬が終わっても...無事に終わっていて欲しい。楽しめるオーロパークの大一番。お楽しみに!

今日の写真は秋の新潟でも美味しいんですよ。こちら。

(へぎそば、次に食べられるのは来年ですかね...)

自分を試される67秒。

2019.10/01 大関 隼 記事URL

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【お知らせ】
今日10月1日(火)の放送から、この番組がオンデマンドでもお楽しみ頂けます。
ぜひそちらもお聴きの際にはご利用ください。
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こんばんは、大関です。消費税が10パーセントになった10月1日なのに、肩の重荷が下りた精神状態でパソコンに向かっているんですね。おととい、昨日夜とビールが旨いんです。2日連続で飲むなんてなかなか無いんですけど。

先週は秋のGIロードの開幕を告げる短距離王決定戦、スプリンターズステークス。ワタクシ大関、3年連続3回目のこのレース実況担当を仰せつかりまして、ここ2週ほどはやっぱり落ち着かない日々でした。

登録が出た段階では、桜花賞馬グランアレグリア、マイルCSを制したステルヴィオと「1200m路線に参戦してくるGIホース」の存在がクローズアップされ、かなりの豪華メンバー...と思われましたが、残念ながらその2頭が回避。それでも、夏からスプリント路線に本格参入してきたタワーオブロンドン、春の王者ミスターメロディ、父と同じように「4歳秋のスプリンターズステークスで初GI制覇」に向けてキーンランドカップを圧勝してきたダノンスマッシュなど、楽しみなメンバーになりました。

もしグランアレグリア、ステルヴィオがいれば、その2頭の位置取りを前半でどうくわしく描写していくか、という考えも入っていたのですが、その2頭が不在となり、週なかばの報道などを見てきても、「二強+2」に収束してきたような感覚がありました。つまり直近の前哨戦を勝ってきたタワーオブロンドンにダノンスマッシュ、そして中山が滅法得意で、北九州記念からじっくり間隔を取ってきた逃げ宣言のモズスーパーフレア、右回りに不安が無いわけではないけれど、春の王者ミスターメロディ。おそらく、宣言通りモズスーパーフレアが引き付けずに飛ばして逃げれば、必然的にスプリントに慣れている馬とて、みんな楽な追走にはならない。能力の裏付けがない馬は入り込む余地が少ないスプリンターズステークスになるのでは?という考えになってきました。

結局、枠順まで見ると有力どころがあまり外には行かず。ただミスターメロディはこの枠だと立ち回りが難しそう。組み立てとしては「何が起こるかは勿論分からないが、モズスーパーフレアが押し切るか、タワーオブロンドンやダノンスマッシュが差すか。2着、3着が波乱になる可能性はそれなりにあると思うけれど、勝ち馬はこの3頭のどれかになる可能性が高いはず」という結論になりました。

そして土曜、2週間離れた実況の感覚を何とか取り戻しつつ、日曜後半の実況へ。その最初の7レース、▲49キロの藤田菜七子騎手が人気薄のヴィエナブローを逃がして1勝クラスの芝2000mを1分59秒台、上がり600mも34秒台にまとめて押し切りました。「気分よく行けばそう易々と逃げた馬は止まらないだろう」そんな予感がしていたのです。モズスーパーフレア...。



(7レース前の実況席からパチリと)

そして迎えたスプリンターズステークス。もちろん「良いスタートを切った馬から優先的に言う」というポリシーは持っていましたが、モズスーパーフレアの松若騎手ならおそらくスタートを決めるだろう...と思っていると、外枠の馬のほうが相対的に良いスタートを切っていたものの、やはりモズスーパーフレアが先手を取っていきました。おお、マルターズアポジーはついて行った、ミスターメロディも前々から。1200mですからスピーディーに追って行かないといけないんですが、ダノンスマッシュが中団の「イン」を(2番枠ですからある意味内を回るのは必然にせよ)徐々に3コーナー過ぎから押し上げていく、という構図を一言でも上がって行く時に言えなかったものか。ひとしきり追ったら、逃げるモズスーパーフレアを早めに捕まえに行ったのがミスターメロディだった、という所を描写して直線へ。

しかし直線は脚のありそうな馬から、というのが基本なのに、やっぱり自分の弱さが出ました。どう考えても、イベリスよりその直後のタワーオブロンドンの方が外から勢いよく伸びているのに、言う順番が逆。これでタワーオブロンドンの伸びを描写するのが、1秒は遅れました。短距離戦で1秒の遅れなんて致命的です。結果、3番手争いを描写する(接戦でもないのに接戦と言ってしまったのもダメですが)時間は減り、音としてうまく出ていない。そして最後も、「7番モズスーパーフレア、外から8番タワーオブロンドン差し切って先頭ゴールイン!」で締めましたが、これも音で聴いて即座に「わかりやすい」表現なのか?もし脚色が見えていて、タワーオブロンドンが差すと見えていれば、「7番モズスーパーフレア」という言葉が出た後に『を』という助詞1文字を入れて、これを外からタワーオブロンドンが差し切る...という言い方にしていればもっとわかりやすかったのではないか?など、後悔はとめどなく出てきます。ダノンスマッシュとの直線での位置関係、ダノンスマッシュが外へ切り替えようとしているところも(インを上がっていたのだから、そこから線としてつなぐためにも)言えなかったものか。

相変わらず「ラスト20mをどうするか」という自分の課題が重い、と、今年もスプリンターズステークスの実況をして突き付けられた訳です。「ゴールイン!」のタイミングも先頭の馬がゴールを通過して大分後でしたし。「ゴールインの『ン』の音が出る瞬間に。先頭の馬の鼻先がゴールにかかるのが基本」と大阪時代に叩き込まれていたのに「またか」です。ゴール後もすぐに冷静さを取り戻すことが大事、と分かっていたのに取り乱し、ラジオでお聴きの方々を混乱させるような着順整理になってしまい...。

ゴールしたらとにかく3着争いまでを即座に整理してタイムと上がりを言う。勝ち馬に対する言葉を並べるのはその後で、という大事な手順もきちんと踏めなかった。所詮大関も肝心なところでいつものポリシーを出せないのだね、とお叱りを受ければ反論の余地無し、です。収穫といえば、ゴール前で「差し切った」という決まり手を想起させるようなフレーズが反射的に出たことくらいでしょうか。



(使用後のスプリンターズステークス実況用塗り絵)


GIの実況をしたい、と3年半くらい前まではずっと思っていたのに、いざそれが叶えば、安易に楽しみだとは口に出せなくなるほどのプレッシャーに襲われるようになった30代半ば。ある意味無意識の中でロジックを構築して意識的な発信をする事の難しさを、感じずにはいられない今年のスプリンターズステークスでした。自分が「緊張しい」なのは、もう当分変わらないでしょう。そんな自分とどう向き合っていくかをまた考えて、次の大仕事に備える事にしましょう。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、今週末6日(日)に行われる「3歳秋のチャンピオンシップ」最終戦=ダービーグランプリの話題を中心にお送りします。今年から例年より1か月少々開催時期が早まり、舞台も8年ぶりに水沢から盛岡へ。各地区を代表するような3歳世代が集まりました。お楽しみに!


★今後1週間、オッズパーク経由で購入可能な主な地方重賞
4日(金)姫山菊花賞(園田)
6日(日)九州ジュニアチャンピオン(佐賀)、ダービーグランプリ(盛岡)

圧巻の強さ。

2019.09/24 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

3連休は土日に都内某スタジオで仕事、そして月曜はここで↓仕事でした。


(終日強い強い風が吹いていた船橋でした)

船橋競馬場で行われる交流JpnII=日本テレビ盃の中継。ジャパンダートダービーまで4戦負けなしの3歳馬クリソベリルが圧倒的人気を集めていたのですが、期待に違わぬ強さでした。あっさり逃げたロンドンタウンを直線でかわすとあとは独走で5連勝達成。ニューヒーローの誕生を予感させる圧巻の強さに、船橋の場内も大変な盛り上がりを見せていました。

勝ったクリソベリルはこの後、優先出走権を得た浦和JBCクラシックへ向かわず、12月のチャンピオンズカップに直行、というローテが発表されました。ダート戦線といえば長らくベテラン勢が息の長い活躍を続けるパターンが多かった訳で、その勢力図を一気に塗り替えてしまうとなるとクロフネくらいだったでしょうか。それを去年ルヴァンスレーヴが南部杯→チャンピオンズカップと古馬を一蹴してダート界の頂点に上ったように、「3歳からダートで頂点を獲りに行ける」ような馬が増えて来たのかもしれません。暮れの中京で果たしてルヴァンスレーヴが戻って来ることができるか、それともフェブラリーステークスの覇者インティにゴールドドリームといったトップ層、このあとの南部杯やJBCで勝ってきた馬が集うであろう暮れの中京が、一段と楽しみになるような日本テレビ盃でした。

そして中継で印象的だったのが、船橋競馬場の本馬場入場曲「ハートビートナイター」を歌うバンドTHE NUGGETSのフロントマン=工藤わたるさんのゲストコーナー。生まれも育ちも船橋、夢はズバリ「船橋から世界へ」。なんだかアジュディミツオーの様な壮大な夢。いいですねぇ。船橋を愛し、地元船橋の競馬場に自分たちの曲が流れる。熱い想いがバッシバシ伝わってきて、隣で進行していてワタクシも楽しいひと時でした。

やはり、普段とはまた違う仕事をすると良い勉強になります。さあ。今週末はスプリンターズステークス。3年連続3回目の実況で、過去2年はゴール前で内外離れて2頭が接戦になってギリギリの勝負になる、という結末でしたが、ここ2年君はこのレースの実況で何を学んだのかね?というツッコミを受けないような、恥ずかしくない実況が出来るよう、しっかりと準備して備えて

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、来週に迫ったRoad to JBCの2競走=東京盃、レディスプレリュードの話題を中心にお送りしていきます。お楽しみに!


(船橋競馬場のマスコット、キャロッタくん。君は癒し系だね)

やっぱり海外は学びの宝庫。

2019.09/17 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

3日間開催の中央競馬でしたが、ワタクシ大関そこの仕事には絡んでいませんでした。土曜夜のアイリッシュチャンピオンステークス、そして日曜のフォワ賞と、2夜連続の海外中継のディレクターと本番の進行をしていたのです。


(2夜連続で同じスタジオ、同じ席で進行のマイクの前にいました)

当初は上記2つとももっと遅い時間帯(アイリッシュチャンピオンステークスなんて最初は日本時間の26時台に発走予定だったとか)の仕事になるかと思いきや、結局よくある海外中継の時間帯に収まってくれた訳ですから、肉体的にはだいぶやりやすい仕事になったのは結果的に非常にありがたかったです。

しかし、海外中継(≠実況)って本当に勉強になりますね。何より、JRAによる海外馬券発売がなければこうしてどっぷりと携わる事は無かったはずですし、今まで知らなかった海外競馬について学ぶことになる訳ですから、実にならないはずがありません。

マジカルが完勝したアイリッシュチャンピオンステークスなど、オブライエン厩舎勢がガッチリと前段のインを固めたような展開から同厩舎で3着までを独占。複数頭出すのが当たり前という欧州の競馬にあっては、日本でまず見ないであろうチーム戦の要素まで考える事を求められる―という事の教科書のような事例を見ていました。ディアドラが馬群の後方にいた(下げざるを得ない形に追いやられていた?)段階で、これはまずいかもしれないという予感はしていたのですが...。そんな不安は的中しなくて良いのに!

そしてフォワ賞も、逃げた(逃がされた?)キセキはヴァルトガイストに差され3着。果たしてこれが凱旋門賞にどう出るのか...。エネイブル、ジャパン、ヴァルトガイスト、ガイヤース...。本番で戦う相手は決して簡単に勝たせて貰える相手ではない事も、中継に携わったからこそ一段と感じた気がします。数週前にもこんな事書いていましたが、ディレクターとか放送の構成作家という立場の方々がいかに凄いか、というのも、自分がいざそういう立場からの仕事をすることになると痛感します。逆に言えば、そんなスキルがいかに自分に不足しているかを思い知れるのです。

最近只管海外中継のディレクターをやっていて、自分の「周囲に対する気配りのアンテナの鈍さ」には正直イライラしました。自宅で腹いせに思わず、ゴミ箱を蹴飛ばしてしまったくらいで。台本作りひとつ取っても、外部の出演者の皆様(というかその周辺の方々)への連絡の仕方につけても、気配りの足りなさが如実に出ていたと。ああ、一事が万事というのはこういう事かと、実感できたのが一番の収穫でしょう。きっとこんな状況が続けば、そう遠くない未来に実況で何かとんでもない事をやらかして全く不思議はないな、という危機感が持てました。

いずれにせよ、苦い良薬をたくさん飲めたのですから、良い夏から初秋でした。こういう経験を積んで月末にはGIの実況。すでに登録馬も出ている訳ですから「実況ではない経験をどう実況に生かすか」というプロセスを踏む良い機会だと思って、9月29日の中山を迎えたいと思います。

(´-`).。oO(おそらく3人くらいはいるでしょう。スプリンターズステークス、今年も言い切れるかどうかギリギリの接戦になって欲しい、と願う方々が)

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、明日18日(水)に大井で行われるJBCクラシック指定競走=東京記念の話題を中心にお送りします。浦和JBCまであと1か月半ほど、楽しみなメンバーが集まってきました。お楽しみに! 

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