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ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:50~21:00

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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青春時代の名馬

2021.01/19 米田 元気 記事URL

芝とダートのGIを制したクロフネが23歳で死亡しました。青春時代に見た名馬の死を知るのはとても残念です。

クロフネの現役時代、私はまだ高校生。2000年はテイエムオペラオーが古馬の中・長距離路線のGIを完全制覇し、敵のいない状況。その勢力図は変わらず2001年へ。正直なところ、私はそれを脅かす馬が出てきてほしいと思っていました。

そこに現れたのがクロフネの世代でした。同期にはアグネスタキオン、ジャングルポケット。初めて3頭が激突したのが2000年のラジオたんぱ杯2歳ステークスです。すでにこの頃からクロフネの素質に注目が集まっており1番人気に推されました。

クロフネのあの大きなストライドは魅力的だったので、この3頭の中では一番好きな馬でした。当然、このレースでどういった勝ち方をするのか私は固唾を飲んで観ていました。

クロフネが4コーナーで先頭集団に並びかけ、どれだけ突き放すのだろうと思っていた矢先、瞬く間に抜き去っていったのがアグネスタキオンでした。結局ジャングルポケットにも交わされクロフネは3着。当時、私はショックを受けたのを覚えています。間違いなく強いと思っていた馬ががあっさり敗れる衝撃...。そんなシーンはそれまで何度か見ていますが、この時は1、2着馬も強かっただけに信じられないような結果でした。今、映像を見返しても当時のことを思い出します。

翌年には毎日杯を快勝し、ダービー出走の権利を得るためにNHKマイルカップに出走。ここは負けられない一戦なので、それこそどんな勝ち方をするか再び注目していました。レースは、逃げるグラスエイコウオーをゴール前で何とか捉えて優勝。勝つには勝ちましたが、スピードに乗るのが遅い印象があったので、本当に強いのか?と正直思いました。

それでも期待していたダービーでは5着。休みを挟んで秋初戦の神戸新聞杯では3着...。いちファンに過ぎない当時の私は、期待違いかなと思い始めるようになります。しかし、その後の目標が天皇賞・秋。ついにテイエムオペラオーなど古馬との対戦が見られると思うと興奮を抑え切れませんでした。

残念ながら外国産馬の出走枠をメイショウドトウとアグネスデジタルに優先され出走が叶いませんでしたが、矛先を変えたダートでこの馬の運命が変わります。天皇賞・秋の前日に行われた武蔵野ステークス。4コーナーから直線にかけて一気に先頭に変わり、9馬身差をつけ当時のJRAレコードタイムで勝利。これこそがこの馬の勝ち方だ!胸がすくような思いだったのを覚えています。

続くジャパンカップダートでは、3コーナーから仕掛け、4コーナー手前で先頭へ。そのまま突き放し今度は7馬身差でまたまたJRAレコードタイムでの優勝。JRAのダートGI路線が整備された時代にクロフネがいて本当に良かったと思いました。

これで次の年のドバイが楽しみで、年が明ける前から待ちきれない気分でしたが、年末に屈腱炎を発症し引退。もしクロフネがドバイで走っていたら...。現実で起こらなかったことを妄想するのも競馬の楽しみとしましょう。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。20日(水)に大井競馬場で行われるTCK女王盃の展望を中心にお送りします。2021年最初のダートグレード競走です。何と出走馬を見るとサルサレイアはクロフネ産駒。これはサインでしょうか!?お楽しみに!


酸いも甘いも

2021.01/12 米田 元気 記事URL

今年最初の3日間競馬が終わりました。今回は3日間ともがっつりと仕事をさせていただきました。

次の中央競馬3日間開催は9月までないので、しばらくは通常モードで仕事ができます。とても嬉しいです。

しかし、半年以上間隔が開いた次の3日間開催はしんどいのでしょうね。いつもの2日間をこなす感覚とは少し違いますので、ペース配分が大変なのです。

以前、別のコラムで競馬開催日程に関する記事を書いた時に調べたのですが、中央競馬は昔は正月5日間連続開催があったそうですね。もちろん毎年そうだったわけではなく、日程を組む関係でそうなったようですが...。

当時の弊社スタッフの配置はどうなっていたかは分かりませんが、日によってスタッフを変えながらやっていたのでしょうか。中には5日間全て通しで入っているスタッフもいたかもしれません。それならば恐れ入ります。

長丁場はいかに力を抜きながらやるかが大事になりますが、力を抜きすぎると良い仕事にならないので、メリハリが必要。しかし、メリハリが効くようになるにはある程度の経験がなければできません。

よく長距離レースはジョッキーの腕の見せ所などと言いますが、まさにそれなんでしょうね。先月のステイヤーズステークスもベテラン横山典弘騎手の腕が光りました。オセアグレイトを管理する菊川調教師も"ジョッキーが上手く乗ってくれた"という第一声。その象徴となるレースでした。

やはり経験には勝てません。酸いも甘いもいろいろ経験した上で身につくものなのでしょう。私も何とか頑張ります。

残念ながら、中央競馬もまた無観客競馬に戻ってしまいました。とにかく今は競馬が行われているありがたみを感じなければいけない時です。ゆっくり着実に歩んでいきましょう。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。14日(木)に行われる名古屋のマイル争覇、姫路の兵庫クイーンセレクションなどの展望を中心にお送りします。お楽しみに!

未来のことは分からない

2021.01/05 米田 元気 記事URL

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

4日(月)から仕事始めという方が結構いらっしゃるのでしょうか。ということは曜日感覚も取り戻さなければなりませんね。一方で私は2日と3日の仕事が終わり、ちょっとだけ一段落ついたので、逆に曜日感覚がヘンになっています。

年始の仕事は曜日よりも、日付で頭に入れるようにしているので(誰かに教えられたわけではない)、2日と3日って土日だったんだ!ってことを今更ながらに気付くぐらいです。結局、年末年始関係なく、週末は働いていたことになります。

私は運が良いのか悪いのか、三が日から働くケースがこれまであまりなかったので、今年は初めての経験でした。いろいろ良い点もありました。まず電車が空いている!これは何よりです。このご時世というのもあるのでしょうが、余裕で座れる。隣に人が座っていないぐらいの余裕があります。冬は皆が厚着をするので、混んでいる電車で仮に座れても狭い思いをすることになり、快適ではありません。仕事をする前にイヤな気分にならなくて済むのは本当に大きいですよね。

三が日は休みの人が多いので、街の雰囲気が何となく穏やかな気がするのは私だけでしょうか。特に会社の周辺はオフィス街なので、普段から平日と休日の雰囲気の違いは顕著です。眉間にシワを寄せながら早足で歩く人の波がないだけで、こうも違うものかと...。人の波があったからといって各人は無言なんですけどね。特にうるさいわけでもありません。でも何となくギスギスしてくる。

空気感ってコワイですよね。お互いが同じようなことを考えると、たとえ無言でもだんだんそのような雰囲気になってくる。通勤ラッシュの電車の中はストレスをギュッと詰め込んだ箱です。今年はなるべく、そんな箱の中に押し込まれないようなタイミングで通勤したいものです。

さて、1年前の今頃を振り返ると、こんな1年になるだなんて誰が想像したでしょうか。東京でオリンピックが開催されて、良くも悪くも賑やかな1年になるだろうとほとんどの人が思ったはず。しかし賑やかどころか、まさかこんなに気持ちが冷え込んだ1年になるとは...。

それなら、今年はその逆だったりしませんかね。今のところ、年が明けてもおめでたい雰囲気はなし(あけましておめでとうございますと言っておきながら)。どうせ2020年と変わらないでしょう、多くの人が思っているはずです。正直私も思います。しかし未来のことは本当に分からない。それは2020年がすでに証明している。暗転する未来があるなら、好転する未来があったっていい。ぜひ2021年はそんな年になってほしいと思います。

オフィスの窓から、ふと夜の東京タワーを見ると、七色(?)に輝いていました。正月バージョンだったのでしょうか。去年は夜のライトアップも控えめだったので、なかなか見られないライトアップに見とれて思わず撮影しました。今年は毎晩、こんなライトアップになるくらい良い年になったらいいですね。とりあえず今は言葉だけでも前向きにしてみました。

今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。7日(木)に笠松競馬場で行われる重賞・白銀争覇の展望などをお送りします。お楽しみに!

映像のマジック

2020.12/29 米田 元気 記事URL

おととい、2020年中央競馬の全日程が終わりました。今年は無観客開催などいろいろありました。よくここまで無事にたどり着いたものだとつくづく感じます。

そんな最終週、ようやく気づいたことがありました。といっても、あくまで推測です。

10月から限定的にお客さんを入れて開催している競馬ですが、石畳で観戦できるお客さんの位置は定められています。例えば中山や阪神の場合は、ゴール前残り150~100m辺りのところにしきりが設けられ、そこで観戦することになっています。

自分がファンだったらゴール板前で観たいと思います。そういうファンの方もいらっしゃるでしょう。なぜそんな位置に限られているのでしょうか?

あくまで推測ですが(もう一度言います)、あの位置にお客さんを立たせておくと、映像映えするからだと思います。

というのも、最近のレース映像を見ると、特に直線ではお客さんが結構映っているように見えます。カメラの位置もあるのでしょうが、お客さんが重なって見えるので、結構お客さんの入りが多いように見えるのです。

振り返ってみると、3月に船橋へ取材に行った時、無観客であったにもかかわらずイルミネーションが灯っていました。これも映像的な対応だったのではないでしょうか。

確かに無観客、または限られた観客と分かっていても、競馬自体はやっている。そこで映像を通して多くのファンは競馬を観ることになる。そうなるとイルミネーションのない、人の姿も見えない競馬場というのはあまりにも寂しいですね。そのための対策なのではないかと私は思います。

本来なら本当にそうなのか、検証取材ができればいいのですが、年末年始まだまだ仕事が控えているので、私はそれどころではありません。他の方にお譲りします。

いずれにしても、お客さんが入っている姿を見るとホッとします。やはり無観客はイヤですね。時間はかかるでしょうが、いつか元の姿に戻ることを祈ります。

今年はなんだかんだでコロナの話題に行ってしまい、残念な一年でした。皆さんはどうだったでしょうか?来年こそはいい年にしたいものです。

さあ、中央競馬で勝っても負けても、今年の地方競馬はまだまだあります。今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。今年最後の大一番、大井競馬場で行われる第66回東京大賞典の模様を中心にお送りします。お楽しみに!

そして、良いお年を!!

今日は記念日

2020.12/22 米田 元気 記事URL

昨日は冬至でした。今日から少しずつ日が長くなります。もちろん今は全く実感がないですが。

すでに大雪に見舞われて大変なところはありますが、雪が降らなくても寒さがこたえるこの時期。極端に寒いといつも、"まだ真夏の方がマシだ"なんて思うことがあります。とはいえ、真夏になれば、"まだ真冬の方がマシだ"って思うんですけどね。そんなもんです。内心は自由ですから。

でも、本当はどっちが自分にとって辛いのかなと考えてみました。考えたところで、寒いものは寒いし、暑いものは暑い。何の意味もありません。しかし、自分の気持ちを整理するために考えるのです。

まず、それぞれの辛い点を並べてみます。真冬は朝が特に寒いから起きるのが辛い。日が暮れるのが早いから気が滅入る。物悲しい気分になる。一方、真夏(特に日本)は湿度が高いので不快。蒸し暑いと意識が朦朧となり、まともな思考判断が奪われる。いくら脱いで裸になっても暑い。

今度は、それぞれの良い点、または対処できる点を並べます。真冬は着込めば寒さをしのげる。寒いと緊張感が出るので物事に集中できる。人肌恋しいという言葉が示す通り、他人がいることのありがたみが分かる。一方、真夏は日が長いので一日が長い気分になる。ポジティブな気分になり、羽を伸ばしたくなる。早起きがこたえない。

このように並べてみると、一つだけ対処しきれないものがあります。真冬の「日が暮れるのが早いから気が滅入る。物悲しい気分になる」です。確かに一日中外に出ない生活を送れば何の関係もありませんが、私はそういう生活を送っていない。となると、必ず外に出たり外を眺めることになります。元々、私は日が暮れると早く帰りたくなる性分。今のような時期は午後3時ぐらいから日が傾き始めるので、"もう一日終わりか..."という気分になります。

この感じがどうもイヤなんです。冬の間は毎日これを感じながら過ごさなければなりません。早く日が長くなってほしいという未来への思いを原動力に、何とか生きていられるようなものです。これが一年中だったらと思うと、恐ろしい...。

ですから、冬至を過ぎると何となく喜ばしい気分になります。季節的にはこれからもっと寒くなりますが、日が長くなるだけでも気分は晴れます。ということで、今日は冬至脱出記念日。

話は変わって、先週土曜日は中山競馬場でアーモンドアイの引退式が行われました。パドックのみのお披露目となりました。このご時世なので、馬場でお披露目した方が密にならずに済んだのではないかと思ってしまいました。お客さんの数も限られているわけですし。

いずれにしても、引退式ではやはり走る姿は見たかったですよね。まあしかし、無事に引退まで来ることができたのが何よりだと思います。お疲れ様でした。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。23日(水)に園田競馬場で行われるダートグレード競走・第20回兵庫ゴールドトロフィーの展望を中心にお送りします。お楽しみに!

ドラマの撮影

2020.12/15 米田 元気 記事URL

この1週間で2回も街なかの撮影現場に出くわしました。それぞれ別の現場でしたが、両方ともたぶんドラマの撮影だったと思います。

そのうちの1回は都心から少し離れた場所で歩いている時に出くわしました。八百屋を舞台に撮影がされていたようです。八百屋だけなのに、その前後3区画分ぐらいが交通規制されていました。つまりエキストラが歩行するために場所を設けていたのです。

私は目的の場所へ行くためにそこを通ることになっていただけで、まさか撮影が行われているなんて知る由もありません。ですから、生まれて初めてドラマの撮影現場に出くわした(たぶん)こともあり、少し驚きました。本当はやじうまをしたかった。でも世間体を気にして、素知らぬふりをして通り抜けました。大人になるっていやだね。

しかし、外の撮影は大変なんだなと感じました(撮影されてもいないのに)。というのも、カメラを回すたびに本物の歩行人を止めなければならないからです。だからといって歩行人をずっと止めるわけにもいかない。そこで、少し撮影しては止め...を繰り返して、歩行人を止めつつ、すぐに通行させていました。

だから時間がかかるわけです。用事が済んだ私が3時間後ぐらいに帰り道に再び八百屋を通るとまだ撮影は行われていました。一番大変なのは交通整理をするスタッフだなと思います。車が通れば「車通ります!」と言わなければいけないし、大人に対しては「申し訳ありません。少しだけお待ちいただけますか」と恐縮しなければいけない。子供が通れば「ちょっと静かにしててね」と優しく注意しなければいけない。気を遣う仕事です。

それが仕事だと言われればそれまでですが、ドラマって、そういうスタッフがいるからこそ成り立っているんだと感じました。あの時、撮影の中心にいた若い女優(誰だか知らない)はそのありがたみをどれだけ分かってらっしゃるのかしら?別に分からなくてもいいのかしらね。

それはいいとして、ドラマって結構大人数のエキストラを使っているんですね!あの時見た限りでは、本物の歩行人よりエキストラの方が多かったと思います。普段ドラマで見る外のシーンは、歩行人はある程度本物が混じっているのかと思っていました。違ったんですね。それが分かっただけでも良かったです。

今回は、撮影現場を知る人、また何回も出くわした人には全く面白くない話でしょう。ちなみに、私が出くわした撮影現場のもう1回は、BSイレブン競馬中継の仕事が終わって帰る時。早く帰りたい私は、時間の節約のために裏路地をショートカットしようとしていました。そこで撮影現場に出くわして通行止めを食らいました。さすがにイライラしてしまいました。気を遣わせてゴメンナサイ、あの時のスタッフさん。

本当はドラマ撮影の様子でも載せたかったのですが、いざ文句を言われたら困るのでやめます。代わりに無難なクリスマスツリーの写真を。会社に置いてあるこじんまりとしたツリーなんですが、結構かわいいので撮りました。写真より本物の方がもっとカラフルです。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。16日(水)に川崎競馬場で行われる交流GI・全日本2歳優駿の展望を中心にお送りします。お楽しみに!




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