番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:50~21:00

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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レジェンド、という言葉でも形容しきれない「神様」。

2019.12/03 大関 隼 記事URL

先週は阪神競馬場に久々の出張だった大関です。今回は関西本場に初めて出張した小屋敷アナと一緒だったのですが、初めての関西出張はとっても充実したものだったようで何よりでした。



さて、そんな阪神競馬場と同じく兵庫にある園田競馬場。今日、外出先でこのリリースを見た時に「えっ!」と声を上げてしまいました。

「吉田勝彦アナウンサーのレース実況引退について」→こちら

1937年生まれ、御年82歳。昭和30年に実況デビュー。昭和30年と言えば自民党が誕生、右派と左派に分かれていた社会党が統一し「55年体制」の幕開けとされる年。南海を日本シリーズで破った巨人の主力は別所毅彦や千葉茂。ゴジラ映画はまだ白黒でアンギラスが登場する第2作「ゴジラの逆襲」が公開された年です。

そんな時代から実況を続け、令和の今もなお実況し続ける。82歳になった私が実況出来るだろうか?と考えてみましたが、すぐに「無理だ...」という結論に至りました。時速60キロほどで走る馬の動きを捉えることに、36歳の今も四苦八苦しているというのに。

私にとっても、吉田勝彦アナウンサーと言えば伝説の人であり、神のような雲の上にいる存在でした。そんな方と幸運にも何度かお話をさせて頂く機会があったのですが、とても気さくな方で、暖かい励ましのお言葉をいつもかけてくださる正に「実るほど頭が下がる稲穂かな」を地で行くような方でした。

数々の名シーンを彩ってきた吉田勝彦アナウンサーですが、やはり忘れられないのは入社2年目、JBC当日の園田競馬場。アンダーカードとして行われた楠賞でバンバンバンクの大捲り圧勝を「外からバンバンバンクぅー!」と熱い実況。現地で聴く吉田アナの声は、思わず引き込まれてしまう、そんな声でした。そして何より、最終レースに組まれた兵庫クイーンカップ。

「園田競馬は、明日も開催いたします。あさっても開催いたします。(場内どよめく)今日だけではありませんので、園田競馬場へどうぞまたお越しください」

この言葉にどーっと沸いた場内。すると次に吉田アナが発した言葉は「ありがとうございます」。そして場内またも大盛り上がり。まだワタクシが実況デビューする前でしたが、この一連の物語を25歳の時に現地で見届けられたことは、とても大きかったんじゃないかと感じるのです。いつかは来る時だったと分かっていても、やはり寂しい。出来る事なら、また直接お会いして話をしてみたいものです。

さて本題。今日の「競馬が好きだ」は、その兵庫・園田であさって5日(木)に行われる、園田金盃の話題を中心にお送りします。お楽しみに!

今日の写真、もう1枚は仁川駅から阪神競馬場へ向かう通路のイルミネーションをパチリと。これは一見の価値アリです。


開催替わりでもあるし流れを変えよう。

2019.11/26 大関 隼 記事URL

...と思って、昨日2020年版の手帳を買いました。こんばんは、大関です。しかも例年とはちょっと違うリング式で。余白のメモページが今までよりちょっと減りますが、使わずに余るパターンが多かったのでちょうど良くなるでしょう。多分。あと、そろそろ髪も切るか...。

 先週は京都へ出張でした。なんと去年のマイルチャンピオンシップの週以来1年ぶり。天気が良くてとにかく暖かったので仕事をする上では実に助かりました。




 さすがに1年も実況していないと感覚を取り戻すにはなかなか時間がかかるもので(ゴールが放送席から遠い、というのもあるんですが)、どうも落ち着かないまま実況してしまいました。嗚呼、1200mの18頭立てだけど、ざわついたのは聞こえていた訳で。レース展開の流れに多少棹差してでも「あの件」は自力で何とかしないと(というニーズが多数存在する以上)ダメですよね。反省。「レースは先頭争いしている馬だけのものではない」事も確かなのですから。

 10月の京都に来たと錯覚するような暖かな競馬場で見届けたジャパンカップは、スワーヴリチャードが最内を抜け出して2018年大阪杯以来2度目のGI制覇。イギリスで日本馬ディアドラをG1ナッソーステークス制覇に導いたオイシン・マーフィー騎手が、JRAのGIタイトルも手中にしました。もともと左回り向き、と言われていた馬ですし、ダービーもレイデオロの2着。天皇賞の敗戦に引きずられて評価を下げてしまった自分を恥じるゴール前でした。

 勝ちタイムも去年より5秒以上遅い2分25秒9。この馬力を問われる戦いに外国馬がいたらどうなっていたか、と想像したのは私だけではないでしょう。ある意味完成された日本の競走体系というシステムが、何か1つ変えようとすれば様々なところへ波及して、今まで享受していた幸福が当たり前でなくなる可能性もある、というのは百も承知。要は、その変化を受け入れる広い度量があるかどうかなのかもしれません。これは競走体系に限った話ではなく。良かれと思っていたことが実は良かれにあらず、ゆえに変化せねばならない事はないか―そんな事を考えさせられた、2019年最終週の京都でした。

 うーん、何か1年前の、マイルチャンピオンシップの実況後にも似たような感覚で、火曜の夕方にキーボードを打っているのですが。これを咀嚼しきるにはちょっと時間がかかるかも知れませんけど、何とか噛み切りましょう。早く飲み込んで喉を詰まらせたら元も子もない。

 さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、2日連続のダートグレード競走の話題から。水曜に兵庫ジュニアグランプリ、木曜に浦和記念と注目のダートグレードがあります。小回りの浦和でスミヨン騎手(ケイティブレイブ)とマーフィー騎手(デルマルーヴル)の競演というのは盛り上がりそうだなぁ。お楽しみに!

 今日の写真は秋の京都らしいものを。そういえば久しく行っていないと思って土曜の夜にふらっと東寺へ。長蛇の列に並んだ甲斐はあった、と思わせてくれるような、癒される光景がそこには広がっていたのでした。大阪に住んでいた頃は、平日の休みにこんな光景を数百円の電車賃で気軽に見に行けていた訳で、恵まれていた日々だったんだなぁ、としみじみ。東京に戻ってから関西圏のホテルの値上がりが驚くようなものだったので...。


 

あのくまのキャラクターではないけれど。

2019.11/19 大関 隼 記事URL

やっぱり「なーんにもしないという事をする」って時々は必要ですね。こんばんは、大関です。マイルチャンピオンシップの行われた先週はお休みを頂いておりまして、金曜の午後から地元(茨城)へ里帰りでした。


(こんな空と海が青いところ、それが大関の地元茨城県日立市)

家の近くのコンビニに行けばネットプリントで欲しい競馬新聞は簡単に手に入るし、金曜の夜も翌日を気にせず常陸牛のすき焼きとビールをきゅーっと呷る、はなきんを久々に満喫しておりました。駅舎の中には美味しいコーヒーとパンケーキが食べられるカフェも、いやー至れり尽くせりですね。


(金曜の午後にまったりパンケーキなんていつ以来ですかね。地元の名店にて)

で、土日となれば時々近場に出かけるものの、基本は競馬中継と某みどりチャンネルをお供に父親と競馬を見る。こんな経験も久し振りですが満喫しておりました。結納式を新潟(嫁さんの地元)でやった次の日、「ダービーデーだぞ!1レースから買うぞ!!」とパークウインズの新潟競馬場に行って朝から馬券買って遊ぶ親子らしい?と言えばらしいのでしょうか。

特急ひたちに乗る支度をしながら見たマイルチャンピオンシップはインディチャンプ、直線最後に突き抜けてモーリス以来の「春秋マイルGI連覇」を達成。4年前のモーリスはその後、暮れの香港マイルまで制して年度代表馬に上り詰めました。ほぼ時を同じくして香港はシャティン競馬場では、香港国際競走への前哨戦となるG2が行われていました。香港マイルにつながるジョッキークラブマイルは4歳馬ワイククが制して、香港最強馬ビューティージェネレーションがまさかの3着。他の馬より斤量は背負わされていて、かつ前哨戦と割り切っても...。香港マイル、日本勢も今年はノーチャンスではないかもしれない、そんな印象も受けた日曜の夕方でした。

そしてインディチャンプがマイルチャンピオンシップが制したことで、4歳以上の牡馬で最初に「年間GIレース2勝目」の達成ともなりました。参考までに、今年4歳以上の牡馬が勝ったGI/JpnI競走を海外含め列挙してみると。

<芝中長距離路線>
大阪杯       アルアイン
天皇賞・春     フィエールマン
QE2世カップ   ウインブライト
コーフィールドC  メールドグラース

<短距離>
高松宮記念     ミスターメロディ
スプリンターズ   タワーオブロンドン
安田記念      インディチャンプ
マイルCS     インディチャンプ

<ダート>
川崎記念      ミツバ
フェブラリーS   インティ
かしわ記念     ゴールドドリーム
帝王賞       オメガパフューム
マイルCS南部杯  サンライズノヴァ
JBCクラシック  チュウワウィザード

ここから残すはジャパンカップ、香港国際競走、有馬記念、東京大賞典でしょうか。もうそんなシーズンになったのですね。今年は4歳以上牝馬もスター揃いで、最優秀馬争いもハイレベルな次元になりそうです。逆に言えば、それだけハイレベルな争いを見られるのは幸せ、と言えるかもしれません。

さて、今週は「外国馬の参戦しない」ジャパンカップ。週明けに渋谷や新宿で各国の国旗に彩られたジャパンカップのポスターを目にしたのですが、それがある意味「現実」から「理想の光景」に変わったことは一抹の寂しさがありました。しかし、それも含めてのジャパンカップであり、今後どのような形で発展していくかは、ある意味自由度が高いのかもしれません。芝2400mの古馬混合GIは、今のところ日本にジャパンカップしかないのですから、不必要なGIではない。少なくとも私はそう思うのです。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、21日(木)に笠松競馬場で行われる重賞=笠松グランプリの話題を中心にお送りします。笠松で最高の1着賞金1000万円を誇るレース、地元でも一般紙に大きく取り上げられるなど注目度は高いようです。今年も全国交流らしい多士済々なメンバーになった一戦、お楽しみに!

「黒船」がやってこない事もまた泰平の眠りを覚ますものでは?

2019.11/12 大関 隼 記事URL

大得意だった日本史が受験生としての自分を救ってくれた記憶がある身としては、今週はペリー来航以降の近代史にスペクタクルを感じていた10代の頃をふと思い出しました。なんのこっちゃですが詳しくはこの文章の後半で。

早朝勤務だった先日水曜未明、いつもなら午前1時45分にアラームに反応して起きるはずが反応できず、目覚めたら2時半のタクシー会社からの電話が来ていて青ざめた大関です。布団から出るのが億劫になる秋から冬になっていることをイヤな形で思い知ることになりました。

先週末から、ワタクシの周りではこんな会話が飛び交っていました。「ジャパンカップに外国馬今年来るの?」。

確かに、招待を受諾した馬も発表されないし、まさか、いやさすがに...と思っていたら、先週末にプリンスオブアランがジャパンカップ参戦へ、というニュースがSNS上に流れてきました。プリンスオブアラン、去年オーストラリアでホッサムハンデを勝って、中2日でメルボルンカップに使って3着。香港ヴァーズでもあの青と赤の勝負服を実況したなぁ、あの馬が来てくれるのか!と思っていたら。

土曜日、都内某スタジオで仕事の合間にスマホを見ていたら「ジャパンカップ、外国馬は全て辞退」の文字列が。

.........。

39回目にしてついにこの時が来た、来てしまったと言うべきなのか。いちファンの時代を振り返ってみれば、ジャパンカップというレースはある意味「ワクワクする」レースだったとも思います。普段まず見ない勝負服のパターン、競馬新聞に二段にしないと馬名が収まらない(クエストフォーフェイム、ストラテジックチョイス、ウィズアンティシペイション、イリジスティブルジュエルなど)、外国人ジョッキーの鞭の使い方、など「ジャパンカップじゃないと見られない」光景が多々あったからでしょう。デインドリームやソレミアが来ていた時代も、日本の馬場にどれだけフィットするかは未知数だけど、純粋に世界のビッグレースを勝った馬を府中で見られる、という喜びがジャパンカップにはあった訳です。

来年はジャパンカップが第40回。「世界に通用する馬づくり」をコンセプトに昭和の時代に作られたレースが、平成を経て令和を迎えついに曲がり角を迎えた、ということでしょう。確かに外国馬が来ないことに寂しさが無いと言えば嘘です。しかしこれが「日本競馬というサークルの議論活発化の契機」になるのだとしたら、外国馬のいないジャパンカップにも相当の意味が含まれると思うのです。「日本競馬がどのような方向性に向かっていく/向かっていくべき」なのかを、主催者からファンまでが議論する。各地の下級藩士が天下国家を論じていた幕末から明治維新の頃のように。

これをきっかけに、馬券を離れて、日本競馬の在り方という壮大な話をすることが「良い事」となれば素晴らしいと思うんですが如何でしょう。例えばジャパンカップの在り方を考える一つ取っても、ひいては中央競馬の古馬中長距離路線の年間サイクルの在り方を考えることにもつながると思うので。

38年前のメアジードーツ、ザベリワンといった泰平の眠りを覚ました黒船が日本競馬の変化のトリガーであったように、晩秋に黒船が来ないことも、日本競馬の変化のトリガーたりうる気がしてなりません。

競馬を馬券やレース予想をしばし離れて、大局的なテーマでを語れることで文筆の業界や、もっと言えばSNSはじめネットの世界で存在感を持っている論客が、主催者/ファンの垣根を越えて会し語り合う。競馬を、広く言えば小生が末席を汚している競馬メディアを深堀り/分析できるような若者まで出つつある昨今ですから、そんな議論のアリーナが誕生して盛り上がったら、面白いと思いませんか?そう、外国馬のいないジャパンカップは「日本の夜明けぜよ」。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、14日(木)に園田競馬場で行われる3歳重賞=楠賞の話題を中心にお送りします。「楠賞全日本アラブ優駿」、距離2300mの時代から移り変わり、地方全国交流のサラブレッド重賞にして距離1400mに装いを新たにして去年復活。何と言ってもホッカイドウ競馬の三冠馬リンゾウチャネルの参戦で、一気に注目度も上がりそうです。お楽しみに!

国際競走にまつわる話をしたので、今日の写真は去年の香港国際競走のレセプションパーティー会場で撮った写真を。会場のエントランス部分からカッコ良い。


会場内はこんな豪華な場に。関係者も多いし演出も凄いし、出てくる料理は実に美味しい(それかよ)。国際競走って良いですよね。うん、やっぱりまた12月の香港に行きたいな。行かなきゃ。

ここにしかない祭典の熱気。

2019.11/05 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。1年競馬のサイクルの中で仕事をしていると、今年も残り少ないと感じる節目、それがJBCと思うのは私だけでしょうか。

 初の浦和開催となったJBC、ワタクシ大関も2年ぶりのJBC現地取材(地方競馬の、という枕詞をつければ連続現地参戦記録は継続中ですが)。朝から抜けるような青空が広がり、浦和は朝から大変な盛り上がりを見せていました。



 「令和最初のJBC競走」となったレディスクラシックがヤマニンアンプリメ、武豊騎手がJBC競走10勝目、そして地方競馬のJpnI/GI競走完全制覇という大記録を達成しました。来年新設の2歳優駿は将来的にどのような格付けになるか分かりませんが、少なくとも「完全制覇」の偉業は当分維持されることになります。こんな記録を達成できる騎手は果たしてこの先現れるんでしょうか...。

(逆光ですがJBCレディスクラシックのパドック)


 そしてスプリントは実況録音の担当、という立場で参加。何と言ってもコパノキッキング=藤田菜七子騎手が歴史に残る女性騎手としてのGI/JpnI競走制覇という快挙なるかが最大の焦点。当然実況する上ではイーブンでなくてはいけないんですが、やはり3コーナーでノブワイルドを自ら捕まえに行って先頭に立ったあの光景には、ぞくっとしたものです。

(JBCスプリントの塗り絵)


 しかし、それを測ったようにゴール前で差したのが地元浦和・小久保厩舎でも人気のノブワイルドではなくてブルドッグボス。考えてみれば、2年前の大井JBCスプリントで勝ったニシケンモノノフと同タイムでの3着。復調しつつあって地元の利、を考えれば単勝70倍は「美味しい」馬券だったのかも知れません。実況していて勢いは完全に「差す」に見えていたのですがゴールの瞬間は「そんなにJBCは甘くないのか...」という気持ちとが正直ないまぜになっていました。東京盃の実況録音の収録に行っていて「初重賞制覇」の瞬間を見ていたからなおさら複雑だったのかもしれませんが。レース後に藤田菜七子騎手騎手から発せられたのは「悔しい」の言葉。大レースの勝利という大魚が寸前でするりとこぼれて行ったその悔しさたるや、私のような凡人には想像しがたいものでしょう。

 クラシックは人気2頭、オメガパフュームとチュウワウィザードの最後は火の出るような一騎打ち。勝ったと思ってデムーロ騎手が手を上げてしまうくらいの大接戦、名勝負でした。スペシャルウィークとグラスワンダー状態。

 いやー、文字通りの「見たことのない浦和」でした。お昼時には各食堂に長蛇の列、パドックの周りには黒山の人だかり、JBCには圧を感じるような大歓声。しかし、それでいてファンの方々の滞留/移動の流れはスムーズで、我々の取材も困るようなことはありませんでした。小さな浦和に2年前の大井を上回るような人が集まってもJBCは開催できる。今後、JBC開催の可能性を広げる一つの契機であったことも間違いないでしょう。実際、朝に南浦和駅から競馬場まで徒歩で移動しましたが、道の途中に案内をしてくれるスタッフさんが多数配置されていたので、道中の移動もスムーズでした。

 1日に最高グレード3つ、というJBCが、地方競馬の盛り上げに最大の効果を発揮するコンテンツであることを再認識した、そんな浦和JBCでした。来年は大井に加え、2歳カテゴリーのJBC2歳優駿が同日の門別で行われます。2歳馬を11月にどう門別に集め、充実させていくか、課題がないわけではないでしょうけれど、来年以降も地方の「祭典」であってほしいと願わずにはいられません。

(戦いすんで日が暮れた浦和。新2号スタンドと夜空が幻想的だったのでパチリ)


 (´-`).。oO(いや、大都市圏を飛び出して地方開催のJBC現地へ行きたいだけでしょ、って言われたら図星ですけど)

 さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、明日6日(水)に園田で行われるヤングジョッキーズシリーズの話題を中心にお送りします。西日本はいよいよこの園田ラウンドがラスト、大井・中山へ行ける切符を掴むのは誰になるか!お楽しみに!

人知を超える、という言葉。

2019.10/29 大関 隼 記事URL

これを多用したくないとは個人的に思っているんですが、あんなレースを見てしまったら言わざるを得ませんって。どうもこんばんは大関です。

先週は8年ぶりに秋の天皇賞当日の東京競馬場にいました。久々に10万人超えとなった天皇賞デーの東京競馬場、前半のレースからそれはそれはGI当時らしい盛り上がり。やはり、GI勝ち馬10頭という豪華メンバーになった天皇賞が名勝負の予感を醸し出し、歴史の証人になりたいと願った人々を競馬場に集めたのでしょう。

(天皇賞発走直前の放送席からの風景。右下にちらっと見えるのが、山本直也アナの作った実況用塗り絵)


同じように豪華メンバーが集まり、ウオッカとダイワスカーレットの火の出るような大接戦、レコード決着の2008年のような結末をイメージされていた方も少なくなかったでしょうし、実際自分もその1人でした。何が勝つかは分からないけれど、おそらくゴール前は数頭が僅差でなだれ込むような大激戦というイメージでいたのです。こう考えていた時点で、自分の馬券は外れたも同然だったのかもしれませんが。

レースはご存知の通り、好位インを立ち回ったアーモンドアイが直線スパッと最内のスペースへ飛び込むと、一気の加速で後続を置き去りにしていく完勝、最後もルメール騎手が後ろを確認する余裕すら見せてレコードに0秒1差。豪華なメンバーでしたが、いざ蓋を開けてみれば1頭ズバ抜けた馬がいた訳です。

レース後、とりわけ印象に残っていたのがアーモンドアイは恐ろしいくらいの強さと形容する人の多さ。2着ダノンプレミアムの中内田調教師も、報道陣に語った第一声が「完敗です」。「アーモンドアイは強いというより化け物ですね」。アーモンドアイの国枝調教師ですら「しのぎを削るようなレースになると思っていたのに、一気に抜け出しましたから、凄い馬です。恐ろしいくらいですね」とレース後の会見で語るほどでした。いやはやその通り。「GIを勝つような馬も何頭もやらせて頂いてきたんですが、この馬は人の想像の上を行くような馬」とも語っていました。まさに人知を超えるような次元にたどり着いてしまった馬なのでしょう。今世紀ならディープインパクトに近いような。

このあとはジャパンカップか香港カップの二択のようですが、個人的には海外で走るところを見てみたいな、なんて気もします。もっと言えば、来年も現役を続けるというエネイブルと戦う機会でもないでしょうか。日本が無理なら海外のどこかで...!

そして、今年の最優秀4歳以上牝馬の争いが相当ハイレベルになりそうです。すでにアーモンドアイがドバイターフに天皇賞、リスグラシューが宝塚記念にコックスプレートと国内外でG1競走2勝。これにディアドラがナッソーステークスで歴史的勝利。香港カップを勝つようなら...?相当悩むことになりそうです。贅沢な悩み、とも言えますが。ここから先は本当に年末まであっと言う間、寒くなってくると体調崩しがちなワタクシですから、気を付けて年末まで突っ走る事にしましょう。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、週なか~週明けのダートグレードの話題を中心に。地方競馬最大のイベントとも言って良い、JBC3競走の話題です。いやー楽しみ!

(´-`).。oO(今年はJBC、浦和に取材に行くことになりまして。2年ぶりにJBCデーの競馬場だから余計に楽しみで)

最後に写真をもう1枚。土曜にコックスプレートを実況した時の塗り絵です。いやはや、リスグラシューの後方からかなり外を回ったのにお構いなしに捻じ伏せて勝ってしまうという勝ち方もインパクト十分でした。次は有馬記念の可能性が高いようですが、そこも勝てば年度代表馬が大きく近づくような?

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