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ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:00~20:10

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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5年前は初重賞実況、そして今年はですね。

2018.02/13 大関 隼 記事URL

 こんばんは、大関です。つい先程まで、雪で中止になった小倉開催の代替中継のディレクターをしていました。

 丁度1年前も、この週の小倉開催が雪で中止になり、代替中継の本社受けをしていたのでした。東京本社に戻ってきてから初めての本社受けだっただけに、落ち着かない部分も多かったのですが、今年はそんな経験も生きたのか?自分の中では相当落ち着いて仕事していました。

 と言っても、本来3日間のはずだった競馬開催がまさかの4日間という展開に。いつもより1日短いスパンで週末が来るのもふわふわする感覚なのに、2日短いスパンで...というのは内心ちょっと戸惑う部分もあります。やっぱり無事に競馬が行われてくれる事に越したことはありません。しかも、今回は昨日夜からも小倉に雪が降っていて、除雪作業で1レースの発走も繰り下げて開催にこぎつけたという状況。競馬開催のために尽力してくれた関係者の皆様には、ただただ感謝ですね。

 さて、今週末はいよいよ冬の東京、京都の最終週=フェブラリーステークス。ここ何年か、この週は小倉大賞典を実況するのが定番になっていて、毎年「1年前の自分と勝負する」ことを掲げていました。結果的にそれは物凄く勉強になることばかりだったのですが、この週に今年はワタクシ、フェブラリーステークスを実況することに。

 初めて重賞を実況してから5年。その週末に今年はフェブラリーステークスを実況という立場になったので、改めて初心に帰って、5年前に自分は重賞の壁に打ちのめされて何を学んだのか、1つ1つ思い出しつつ、実況の準備をしたいと思います。

 (↓5年前、初めて実況した重賞(小倉大賞典)の塗り絵。勝ったヒットザターゲットが今年のこのレースで引退...)


 さて、今日の「競馬が好きだ!」でも、地方競馬の話題を中心にお送りしています。明日は浦和で桜花賞トライアルのユングフラウ賞、地方のレースでも春近しを知ることの出来るシーズンになりましたね。お楽しみに。

110回の伝統の重み。

2018.02/06 大関 隼 記事URL

 こんばんは、大関です。

 寒い日が続くとは言え、レース名で春近しを感じる事も多いモノ。フェブラリーステークスの登録馬が発表されたりすると、いよいよ今年もGIロードが開幕、冬の終わりもあと少し、と気分も高まるものです。今年は実況担当なので、正直ワクワクばかりもしていられないのが実情ですが。

( ´-`).。oO(やっぱり、GI実況の前って気持ちがピリピリしてしまうんですよ、何度経験しても)

 その1週前、今週末は共同通信杯にクイーンカップ。もうここを使ったら次はGIへ直行、というケースも珍しくなくなり、実質桜花賞や皐月賞のトライアル戦の意味合いが強くなった上に、同じ週に京都記念。お腹一杯になるような重賞3つです。

 関西出張、そして大阪支社勤務時代も含めて、京都記念はかなり現地で見る機会も多かったレース。冬版の京都大賞典、と言ったら良いのか、頭数が少なかろうと重量級の古馬が集まって醸し出す重み、のようなものを現地で感じるのが常だった気がします。ブエナビスタVSドリームジャーニーの有馬記念1,2着直接対決に沸いた2009年、女傑ジェンティルドンナの登場した2014年などはその典型でしょうか。

 しかし、京都記念って凄いわ、と最も感じたのは現地にいなかった2015年。「キズナVSハープスター」という牡馬牝馬の超一線級の初対決がここで実現。当日は小倉出張だったのですが、小倉競馬場のスタンドからファンファーレの後に上がった大歓声、そしてゴール前、猛然と追撃しながらキズナが僅かにラブリーデイ、スズカデヴィアスに及ばず3着だった瞬間には、悲鳴とため息が混ざったような声が上がっていました。GIのような歓声の大きさだった、と今も記憶しています。結果、2強を抑えて勝ったラブリーデイがその年に一気にGIを2勝するスターダムにまで駆け上がった訳ですから、GIへ向けての能力を問うという機能も十分に果たしていた訳ですが。

 今年もダービー馬、皐月賞馬、秋華賞馬、3歳でエリザベス女王杯を勝った馬が揃い踏み。春の国内GIを、ドバイを見据えるような馬達が合いまみえる事に。また今年も「重量級の古馬が集まって醸し出す重み」をかみ締めることが出来そうです。当日は府中で、仕事をしながらじっくりと噛み締めたいと思います。

 さて、今日の「競馬が好きだ!」は火曜日、地方競馬の話題を中心にお伝えしていきます。ララベルのラストランがフェブラリーステークス、というのは楽しみだなぁ(実況に向けて資料作っていた実況アナのひとりごと)。

 最後に、先週東京都内で撮れたスーパーブルーブラッドムーンを(写真と本文は関係ありません)。

時として好天も目には。

2018.01/30 大関 隼 記事URL

 こんばんは、大関です。

 先週は開幕週の東京で実況でした。ほぼ2か月ぶりの東京競馬場でしたが、久々に来てみるとやっぱり広く感じられるもの。そして、実況する上でもいつも以上に気を揉む開幕週でした。

 そうさせたのは「雪」の存在。週明けから関東は寒波が襲来、降ってきた雪が障害コースや内馬場に結構残っていて、銀世界の外側に除雪されたダートと芝コースがあるような状態になっていました。この雪が晴れていると、さながら白い反射板のように太陽光を反射して眩しく見えるのです。こうなると薄めの色(黄色や水色、桃色あたりかな?)が、双眼鏡でもかなり見辛くなります。たまたまそんな服の馬が固まった馬群の外を走っていたりすると、道中で追っていく時に見逃してしまっていた、他の馬と混ざってしまっていたという事もあります。なので、慎重に馬を見極めて実況していたのですが...。

 とは言っても、あの大雪がもう1日くらい前にずれていたらどうなったか。東京競馬場でも22日に雪が降り、積雪は30センチに達していたそうです。そんな中、人海戦術でコースの除雪をされていたという作業員の皆様にはただただ感謝ですね。無事に競馬が行われてくれた事に、とにかく感謝したい、そう感じた先週でした。


(土曜日朝の東京競馬場。芝、ダートコースの他は好天で眩しく感じるような雪が)


 そんな先週も胸熱くなるレースが多かったのですが、個人的には日曜9レース、セントポーリア賞でJRA勢を突き放して勝ったホッカイドウ競馬のハッピーグリンが実況していて、特に印象的でした。血統的にも評判になっていたような中央馬を経験豊富なハッピーグリンが上がり3ハロン33秒台の脚で突き放す、というのは、今後も順調に行ければ...と感じるものでした。地方競馬好きの一人としては、あの馬が皐月賞やダービーのパドックを周回するところを見てみたいな、という願望も持っています。

 さて、今日の競馬が好きだは地方競馬の話題から。今回は、明日に控えた今年の日本競馬最初のGI(JpnI)競走、川崎記念の話題を中心にお送りします。お楽しみに!!


半年ぶりに見る光景。

2018.01/23 大関 隼 記事URL

 こんばんは。大関です。

 先週は中京競馬場へ出張でした。去年夏以来半年ぶりの中京実況でしたが、中京の実況の難しさを思い知る2日間でした。

 中京の難しさは「坂」にあります。2012年の新コースグランドオープン後、直線が長くなって400m少々になり、途中に坂が作られました。基本、実況アナは最後の直線では、馬の伸びてくる勢いを見極めて実況しています。

 同じ坂があっても、中山くらいの小回りコースだと、坂を勢いよく上ってきた馬が坂を上り切ってからも押し切れるというケースも多いですが、中京だと坂を上り切ってからもう200mくらいあるのが違いです。こうなると、その200mで坂を上った時の勢いが鈍り、そのさらに後方にいた馬が脚をタメて最後の最後で伸びてくる、というケースが多くなります。そこにアジャスト出来ず「あれ、あの馬相当後ろに坂のあたりでいたよな」という馬をゴール前で言えなかった、というケースがこの土日も何度もありました。

 これがどうしたらもっとアジャストできるか?は永遠の課題ですが、自分の中で仮説を立てつつ、それを実証していく作業を繰り返すしかありません。なるべく多くの馬の名前を言うことで抜けを防げるのかもしれませんし、脚色をもっとじっくりと吟味することで防げるのかもしれません。次に中京で実況するのは早くて1か月以上先ですが、それまでに他の競馬場である程度手ごたえを掴んで、また中京に乗り込まなくては、と気持ち新たになる週末でした。

(´-`).。oO(余計な事を重賞だからってあれこれ言おうとすると、ワタクシの場合ろくなことが無いとも分かりましたから)

↓ゴール前、実況席から見た中京のコース

 

遅ればせながら。

2018.01/16 大関 隼 記事URL

 こんばんは、大関です。このブログの更新が失礼ながら暫く滞っておりましたが、また今年も週1回くらい(基本火曜日)、気ままに思ったことを書いて行ければと思っています。どうぞ、皆様宜しくお願いいたします。

 さて、もう先週の事ですが、2017年度のJRA賞受賞馬が発表されました。年度代表馬には2017年に大阪杯、春秋の天皇賞、引退戦の有馬記念、GI年間4勝、という輝かしい実績を挙げたキタサンブラックが、文句なしの得票(287/290票)で2年連続の代表に決定しています。

 個人的に注目したのが、最優秀2歳牡馬と最優秀短距離馬。実は、この2部門はワタクシ大関が実況していたGIレースを勝った馬だったのです。実況していて身震いがするようなダノンプレミアムの強さ、ゴール前で図ったように差し切ったレッドファルクスの末脚、どちらも多くの事を学べたレースでもありました。

 一昨年からGIを実況させて頂くようになって、初めて「自分の実況したGIで勝った馬がJRA賞を受賞した」という経験を去年はすることが出来ました。やはり、あの華やかな舞台で自分の実況が使われる、というのは光栄な事ですし、またそれに相応しい実況、仕事をしていかなくちゃ...と身が引き締まる思いになった、JRA賞の発表でした。勿論巡り合わせもあるのですが、今年もそんな強い馬の素晴らしいレースに仕事で立ち会えたらと願っています。

 さて、今週火曜の「競馬が好きだ!」は、地方競馬で昨年活躍した人馬を表彰する「NARグランプリ」の話題を中心にお送りしていきます。地方から交流JpnIの勝ち馬が2頭出る、という沸き上がりを見せた去年の地方競馬界、今年はどの馬が、誰がスターダムに駆け上がるのか、楽しみに見て行くことにしましょう。

 

 

名勝負と大団円が生む感動。

2017.12/26 大関 隼 記事URL

 有馬記念ウイークの先週は中山競馬場で仕事でした。個人的には7年ぶりに有馬記念の当日に中山へ、という勤務で、どんなシーンに立ち会えるのか、と楽しみにしていたのですが、いやはや、その想像を突き抜けて行くような2日間でした。

 土曜日の中山大障害、王座奪還に燃えるアップトゥデイトが大逃げを打ち、ゴール寸前まで障害界の不動の王者オジュウチョウサンを苦しめました。それを差し切ってしまうあたり、やはりオジュウチョウサンが障害界のスーパースターたる所以なのでしょう。力のある2頭の最後のマッチレースは、25年以上破られていなかったシンボリモントルーのレコードを1秒以上更新という名勝負を生みました。オジュウチョウサンはこれで大障害コース4勝目、来年の中山グランドジャンプにはカラジに並ぶ同レース3連覇、バローネターフに並ぶ大障害コース5勝目という大偉業がかかる事に。個人的には、今まで「史上最高の障害馬は?」と聞かれれば「3歳で、しかも障害キャリア3戦目で中山大障害を圧勝したテイエムドラゴン」と答えていましたが、それも超えて行ったのかもしれません。これだけの馬、顕彰馬になる可能性も大いにあるんじゃないか?とも思えるような名勝負でした。

(有馬記念発走直前、人がうねる波のように見えたスタンド)


 そして翌日の有馬記念。地鳴りのような大歓声に包まれて、これが引退レースだったキタサンブラックが堂々逃げ切り、史上最多タイのJRA・GI競走7勝目。日もとっぷり落ちた頃に始まった「お別れセレモニー」では、北島三郎さんが新曲「ありがとうキタサンブラック」を披露して大喝采、大盛り上がりでした。

 一番印象に残っているのは、セレモニーに菊花賞で騎乗していた北村宏司騎手、普段から調教をつけている黒岩悠騎手が北島オーナーに呼ばれて壇上に姿を見せ、ファンの方々の祝福を受けているという光景。「チーム・キタサンブラック」の絆を表現していたようで、じーんと来ました。1年の終わりに待っている中山大障害と有馬記念というビッグレース、そこで生まれるドラマと、年の瀬の少し寂しさを含んだような旅立ちの見送り。競馬の持っているドラマ性が、24日の中山にはぎゅーっと詰まっていたような気がします。

(キタサンブラック「お別れセレモニー」のひとコマ。暗闇に光るステージ)


 キタサンブラックは来年から、社台スタリオンステーションで種牡馬生活へ。父親がディープインパクトの全兄、ということでサンデーサイレンス系、ディープインパクト系の後継種牡馬として激戦が待っている立場ではありますが、ぜひ良い子供をターフにまた送り出して欲しい、と願っています。

 さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、各地方競馬の「暮れの大一番」を一挙に紹介していきます。中央競馬が終わっても、29日以降にも各地方競馬は大一番が目白押しなのです。お楽しみに!

 

 

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