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ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:00~20:10

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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歴史を感じていれば。

2018.04/17 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

先週は福島へ。実は春の福島はゴールドシップが勝った皐月賞の週以来5年ぶりでした。春の桜はあっという間に葉桜に変わっていたようですが、何せ風がヒンヤリ。東北に本格的な春、となるともう少し先なのでしょうか。しかしレースは小回りらしく仕掛け合いがあり、実況していても好きなコースです。個人的には小倉や福島のような小回りの競馬場は双眼鏡越しに馬が大きく見えるので安心感があって、仕掛け合いも見やすいので好きなのですね。開設100周年の区切りの年を迎えた福島、夏や秋にも来られるかな?




皐月賞は実況の合間にモニター観戦。「ダノンプレミアムが不在なら尚更弥生賞組だ!」と人気になるのは仕方ないとワグネリアン-ジャンダルムのワイドで勝負、応援の意味を込めて渡辺薫彦厩舎の馬に和田竜二騎手が乗る、というナリタトップロードが大好きだった自分にとっては胸熱なコンビで挑むダブルシャープの複勝。...という訳でレース後には頭を抱えていました。エポカドーロはあすなろ賞の勝ち方を見た時に「これは?」と気になっていたと言うのに!

ちなみに、馬主のヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンは3度目のJRAGI制覇となりましたが、その3度は↓
1989年エリザベス女王杯   サンドピアリス(20頭中20番人気)
2015年チャンピオンズカップ サンビスタ  (16頭中12番人気)
2018年皐月賞        エポカドーロ (16頭中7番人気)

......人気を落としている時こそ狙いどき、という歴史を踏まえていれば...。しかもスプリングステークスは2着と言ってもハナ差、ステルヴィオの人気とのギャップを考えても狙いどきだったと言えるでしょう。競馬の歴史好きの自分としては何たる不覚。

そしてエポカドーロの皐月賞制覇で、現3歳世代の世代限定GIは↓
阪神JF オルフェーヴル産駒
朝日杯 ディープインパクト産駒
ホープフルS ハーツクライ産駒
桜花賞 ロードカナロア産駒
皐月賞 オルフェーヴル産駒

が勝利。オルフェーヴル、ロードカナロアという今年の3歳が第一世代の新種牡馬が既存勢力の牙城に風穴を開けている、という構図がはっきり浮かんできました。この後の世代限定GIはNHKマイルカップ、オークス、ダービー、菊花賞。はたしてこの勢力図が今後どう変化していくのか?楽しみになりました。

さあ、今週末からは新緑の府中、京都開催がスタート。上半期のハイライトと言えるシーズンへ突入です。ぜひ、競馬場でレースを見てください!最高の季節ですよ!

(´-`).。oO(さて、ワタクシは来週の香港のレースの実況へ向けて準備をしなきゃ。海外競馬に関してはまだまだ浅学だけど、外国勢もなじみのある馬が多いのは救いかな)

さて、今日の競馬が好きだ!は地方競馬の話題を中心に。今回は昨日発表された「地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ」の出場騎手、概要を紹介していきます。8月の札幌競馬場で行われる「2018ワールドオールスタージョッキーズ」の地方競馬代表の座をかけた、長い戦いも始まります。晴れて札幌に乗り込むのは今年は誰か!お楽しみに。





驚嘆の週末。

2018.04/10 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

 先週末はほぼひと月ぶりに中山で仕事でした。例年なら桜の花も美しく見える中の競馬となるはずが、今年は全国的に桜の開花が早かったようで(私の地元=茨城県日立市も桜の満開は3月29日!)、桜の花はほぼ散っていました。

(↓桜はほぼ葉桜だった今週末の中山)


(↓ほぼ同じアングルの2年前のこの週。コース外周の桜並木の違いがわかるかな?)

 

 阪神も桜花賞の週末に桜がほんの僅かしか残っていない、という不思議?な中行われた今年の桜花賞。デビューから4戦全勝で駒を進めた2歳女王ラッキーライラックが1番枠から正攻法の競馬で満を持して抜け出した所を、離れた外からアッサリ差し切って行ったのはアーモンドアイ。確かにシンザン記念の勝ち方が強烈だったとは言え、負かした相手のレベル、そこから3か月間隔が空くという常識的には狙いづらいローテがどうなのだろう?と思っていたらあの勝ち方、しかも時計も同じ国枝厩舎の先輩アパパネの時計を塗り替えるレースレコードのおまけつき。搭載しているエンジンが1頭だけ違ったのかと思うくらい驚嘆の勝ちっぷりでした。

 考えてみれば、3歳牝馬のクラシック路線に「関東馬の栗東滞在」という新たな概念を持ち込んだのも国枝厩舎。なかなか見ないローテも、新たな道を開拓するパイオニアだった師にしてみれば、違和感の無い事だったのかもしれません。

 さて、ロードカナロア産駒のアーモンドアイの次走はオークスに早々決定。コジーンやデュランダルの産駒も、母父ソルトレイクも勝つのがオークス、ロードカナロア産駒でも同世代で力が抜けていれば血統なんて...と思う自分がいます。が、桜花賞であれだけ強い勝ち方をしたハープスターでもヌーヴォレコルトを差しそこねた訳だし、ロードカナロア産駒に2400mがどうなのか。結果的に距離が長かった、という陣営のコメントもレース後よく聞くのがオークスだし...と思う自分もいます。

 いずれにしても、あと1か月少々、オークストライアルを見ながらうんうん頭を捻ることが出来る、幸せな季節、春なのは確か。皐月賞もダノンプレミアムの回避で一挙混戦ムードではあっても、それを楽しめるクラシック本番、春は幸せなんでしょう。実際自分も今、皐月賞でどの馬を買おうか悩んでいる訳で...。

( ´-`).。oO(いや、悔いはないですよ。ラッキーライラック―アンコールプリュのワイド1点でしたけど) 

 さて本題。中央のみならず地方競馬界でも「三冠」が開幕する春。という訳で今日の「競馬が好きだ!」は、兵庫3歳三冠ロードの第一弾=菊水賞(残る二冠は交流JpnII兵庫チャンピオンシップ⇒兵庫ダービー、過去の三冠達成はロードバクシン1頭)の話題を中心にお送りします。去年はマジックカーペットが無敗で制して行った一戦、今年はどうなるか。お楽しみに!


★今後1週間、オッズパークで購入可能な主な地方重賞
12日(木)菊水賞(園田)
15日(日)二十四万石賞(高知)
17日(火)東海クイーンカップ(名古屋・グランダムジャパン古馬シーズン)



世界戦の厳しさ。

2018.04/03 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。4月以降もこの競馬が好きだ!は継続の運びとなりまして、オンデマンドが聴けるようになっていますので、ぜひそちらもご利用頂けましたら幸いです。

 さて、日本時間で先週土曜の深夜、UAE・ドバイのメイダン競馬場では、ドバイワールドカップデーの諸競走が行われました。日本勢が6競走に合計最多の14頭出走、という一大勢力として乗り込みましたが、オープニングのゴドルフィンマイルでアディラートが先行から粘って3着、ゴールデンシャヒーンでもマテラスカイが準オープンを勝ったばかりでスピード負けせず5着善戦と、今後へ期待の膨らむような展開になっていました。

 しかし、中継が始まったあとの3鞍はある意味驚きの連続。ドバイターフは日本勢5頭参戦も、制したのは前哨戦ジェベルハッタから挑んだUAEのベンバトル。リアルスティール、ヴィブロスといった過去2年の覇者にディアドラという日本勢の熾烈な2着争いを後目に、早めの抜け出しから快勝でした。
 さらにドバイシーマクラシックもゴドルフィンのホークビルが超スローに落として後続を幻惑しての逃げ切りで日本勢は3着以内に入れず、ワールドカップも強力アメリカ勢を地元ゴドルフィンのサンダースノーが逃げ切って快勝という結果に。ある意味「地元の意地」が爆発するドバイワールドカップデーだった、とも言えるでしょうか。ワタクシも含め、日本勢がターフやシーマクラシックで勝てない、というシーンを想像した人は多くはなかったはず。中継スタッフも「うーん」と首をひねってしまうようなシーンの連続でした。

 個人的には「世界戦=アウェー」を経験したかどうか、という差も最後の最後で出たのかもしれない、という気がしています。特にシーマクラシック。勝ったホークビルはイギリス調教馬ながら去年にドイツのベルリン大賞→カナダのノーザンダンサーターフSと遠征競馬を長く経験。今年は前哨戦からドバイ入りして、環境に対応する時間をしっかり確保して掴んだG1タイトルでした。

 もちろん、これが全てではないですし、馬によっての個性、適正というものも当然あります。ただ、世界を股にかけて活躍する、海外への遠征もお手の物のようなゴドルフィンの勝負服が、今年のドバイで大躍進したというのは、今後の日本勢にとって一つのヒントになったのかもしれない、と感じています。今回結果が出なかった組も、ぜひこの「アウェーの経験」を糧に、もう一度海外に挑んで欲しい、きっと次はこの経験が生きるはず...と信じたくなる、今回のドバイでした。

( ´-`).。oO(海外中継のディレクターをやって進行も自分で、というのは初めてだったのでこれも良い経験でした。次に生かさねば)



(さすがに午前2時まで喋っていたら疲れた...)

 さて、今日の「競馬が好きだ!」では、4日(水)に控える笠松の3歳重賞=新緑賞の話題を中心にお送りします。この先の東海地区3歳三冠(駿蹄賞、東海ダービー、岐阜金賞)にサムライドライブという絶対的存在がいる今年の東海地区で、その牙城崩しにどの馬が名乗りを上げてくるか?お楽しみに!

★今後1週間、オッズパークで購入可能な主な地方重賞★
4日(水) 新緑賞(笠松)
8日(日) 赤松杯(水沢)
8日(日) ル・プランタン賞(佐賀)
10日(火) 東海桜花賞(名古屋)




春の尾張は熱く燃えて。

2018.03/27 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

 先週は高松宮記念の行われる中京へ出張でした。この会社に入ってからほぼ11年、これで大関はJRAのGI競走は全て現地で見た、ということになります。

 GIの行われる当日の中京で仕事、というのは初めてだったので、さあどんな雰囲気になるのかな?という事を楽しみにして行ったのですが、朝から好天に恵まれてお客さんの入りも良く、1レースから場内は大歓声。我々の普段仕事をしている報道エリアにも、久々に会う関西の方々、いつもは美浦、中山、東京で会っている関東の方々と沢山の人が行き来していて、やっぱりこの雰囲気、GIだよねと感じながら仕事をしていました。

↓GIデーを盛り上げる「ポッカレモン消防音楽隊」の演奏会もお昼休みに


 レースも場内の熱気に刺激されたかのごとく、熱いモノでした。完璧なコース取りから満を持して先に抜け出したレッツゴードンキを、最後の最後でファインニードルが差して初GI制覇、馬主名義ゴドルフィン、管理トレーナー高橋成忠調教師にとっても初のGIタイトルとなりました。

(発走直前、スタンドも興奮の渦)


 それにしても、モハメド殿下の海老色の勝負服から、ロイヤルブルー(青、袖水色一本輪)になって最初のGIを勝つとは...世界の競馬シーンを席巻するゴドルフィン軍団、今後はこんなシーンが増えるのかもしれません。

 あの勝負服で思い出すのは、1995年の安田記念。いわゆるカク外のハートレイクが武豊騎手でGI制覇。GI勝ちもなかったハートレイクがここで武豊騎手を乗せて、狙いすましたようなタイトル獲り。ゴドルフィン軍団の層の厚さを子供心に思い知ったものです。あれからもう23年ですか...。今後は、「日本のゴドルフィンと外国のゴドルフィン」が日本のビッグレースで戦う、という日も近いかもしれない、そんなことを思わす高松宮記念でした。

(´-`).。oO(そうなったら、実況が大変そうだけど。袖の水色一本輪の有無しか差がないから)

 さて、高松宮記念が、春の中京開催が終わっても東海地区では注目のレースがあるのです。あさって木曜日には、名古屋競馬場で交流JpnIIIの名古屋大賞典。カツゲキキトキト悲願のダートグレード勝利なるか、JRA勢が立ちはだかるか...今日の「競馬が好きだ!」ではこのレースを展望していきます。お楽しみに!

2019年の祭典の舞台は...!

2018.03/20 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

 昨日、来年(2019年)のJBC競走の開催場が発表されました。

 http://www.keiba.go.jp/topics_pickup/2018/03/19120052.html

 19回目にして初のJBC開催地となったのは「浦和」。南関東4場の中で唯一JBCを開催した事のなかった浦和が、ついにJBCを開催する事になったのです。

 去年まで10年連続で現地で見て来たJBC、今年は京都、来年は浦和。浦和で12年連続になるか、いや、それ以前に今年は京都で11年連続になっているのか...ですが、何度も取材でも、プライベートでも足を運んだ浦和。「初めて国内最高グレードの競走を迎える」という記念すべき日に、どんな雰囲気になるのかを見てみたい、というのが正直な気持ちです。園田や金沢で感じたそんな日の熱気は、JBCの醍醐味がぎゅーっと詰まっていました。だからこそ、「初」のJBC開催の雰囲気をまた浦和で味わえないものか、と思うのですが...。

( ´-`).。oO(黄色いカレーやチキンカツを求めて行列が出来る浦和競馬場のパドック脇、見てみたいじゃないですか)

 さて、今日の「競馬が好きだ!」は黒船賞の振り返り、そしてJBC開催が決まった浦和で明日行われる南関東のSI・桜花賞の展望もお送りしていきます。お楽しみに!

いろんな事を思い出す日。

2018.03/12 大関 隼 記事URL

 こんばんは、大関です。

 先週末は阪神へ出張。アップトゥデイトの圧巻の強さにちょっと圧倒されながら阪神スプリングジャンプを実況していました。逃げて後続を全く寄せ付けない完勝劇!しかし、今の障害界は、こんな強い馬のさらに上にもう1頭いるのですよね。

 振り返れば、2015年にJ・GIを連覇、2016年からの障害界はこの馬の天下になるはずだったアップトゥデイトが、そこから2年もJ・GIのタイトルから遠ざかるとは。歴代でも屈指の強さのこの馬の挑戦すら退ける、オジュウチョウサンという馬の存在をリアルタイムに楽しめる我々ファンは、本当に幸福なのかもしれません。

(↓阪神スプリングジャンプ、放送席から見た発走直前)


 歴史的な名勝負になった去年の中山大障害から4か月、春のグランドジャンプではどんな結果が待ち受けているのでしょうか。障害2000回騎乗で引退する意向を示している林満明騎手とアップトゥデイトが復権を果たすのか、オジュウチョウサンがバローネターフに並ぶ大障害コース5勝目の偉業か、はたまた新星が一気に勢力図を変えるのか...。楽しみになるアップトゥデイトの勝利でした。

 

 そして、翌日は3月11日。



 半旗が掲げられた中で行われたフィリーズレビューを制したのは、リバティハイツ。1勝馬の身で抽選を突破し、桜花賞行きの切符をもぎ取りました。管理していたのが、「福島県」出身の高野友和調教師。実は日中放送席で「東北出身の調教師は重賞にどの馬を...」という話になっていたのです。こんな事ってあるのか...と、不思議な感覚になりました。

 振り返ってみれば、7年前の3月11日は金曜で、本当なら小倉へ出張するはず、でした。それが翌日の準備をしていた午後、人生で経験したことのないような大地の揺れに襲われ、全ては一変しました。

 大関の地元(茨城県日立市)も震度6強の揺れ、SNS上では被害の状況が飛び交っている。家族と連絡が取れたのは次の日の朝になってからでした。茨城の家族がケガもなく、1か月少々経った大型連休中、まだ本数の少ない常磐線を乗り継いで日立まで帰り、家族と涙しながら再会できた事は多分、一生忘れられないでしょう。

 7年前、震災の翌週から急遽小倉へ、桜の咲く頃まで、ほぼ毎週のように行くことになりました。自分の地元や家族を案じながら仕事するのは辛いものでしたが、「自分の仕事を全うすることが、地元の方々に元気を与えられる事になるんだから」と言い聞かせて実況していました。あの当時の声はアナウンサーを名乗るには恥ずかしい、腹から出ていない声でしたが。

 復興に向けて、まだまだ道は遠いもの。大阪勤務時代、盛岡でのJBCを観戦したその足で翌日から陸前高田や気仙沼を見てそんな気分は一段と強くなりました。まだまだ大変な思いをされている方々は沢山いらっしゃる。そんな方々に自分って何が出来るのだろう?という思いを巡らせつつ、生活していければと思います。仕事するだけじゃなく、それ以外でも出来る事もあるはずですから。

 さて、今日13日(火)の競馬が好きだ!は、14日(水)に船橋で行われるダートグレード=ダイオライト記念の展望を中心にお送りします。そういえば、このレースは7年前には震災の影響で3月開催のはずが5月開催になっていたのですよね。無事に競馬が行われる日常に、改めて、感謝しつつ。

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