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ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:00~20:10

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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新種牡馬の名前で蘇る記憶。

2018.06/12 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。先週末は久々に金曜から休みを貰っていたので、せっかくの機会だからと茨城の実家へ里帰りする事に...と言っても、競馬の行方は気になるもの。

( ´-`).。oO(金曜の夜も結局、父親と実家で晩酌しながら競馬新聞を手元に置いてあーだこーだ翌日の話でした) 

 新馬戦にも早速新種牡馬が出てきたなぁと思っていたら、土曜の阪神5Rに組まれていた新馬戦(芝1200)では、ジャスタウェイ産駒のアウィルアウェイが勝って、今年のJRA2歳戦における新種牡馬産駒勝ち上がり第1号となりました。

 ジャスタウェイ、現役当時は大関も彼が走るような大レースは実況していませんでしたが、大阪勤務の頃にジャパンカップに出た時、陣営の共同会見のインタビューを担当したこともあって、色々と思い入れのある馬でした。そんな現役時代を近い時期だと鮮明に覚えているだけに、ああ、時が経つのは早いなぁと感じたものです。

 オルフェーヴル、ロードカナロア(揃って顕彰馬に名を連ねることになりましたね)という二大巨頭がいた去年と比べるとインパクトは?という声も耳にしますが、世界ランキング1位に上り詰めたこともあるジャスタウェイを筆頭に今年もタレント揃い。そんな中でも大関の注目は1頭挙げるとしたら、ベルシャザールでしょうか。

 実は、ベルシャザールの新馬戦を実況していたのがワタクシ大関。新馬を勝ったあと当時はオープン特別だったホープフルステークス勝ち、ダービー3着。そこから2度の長い休みを挟んで復帰した、初ダートのナリタブライアンカップと白川郷ステークスを実況していたのもワタクシ大関だったのです。

 ダートに変わって素質を開花させるキッカケとなったレースも実況していたので、長い休養を乗り越えてのジャパンカップダート制覇(阪神で行われた最後の年)は、実況していなかったとは言えども感慨深いモノでした。

 そして今年、いよいよ新種牡馬として産駒がデビュー。キングカメハメハの後継種牡馬、となるとロードカナロアを筆頭にルーラーシップ、この後にはドゥラメンテ、ホッコータルマエ、リオンディーズ、ラブリーデイといった面々も控えています。この後継争いから抜け出すのは簡単ではないのでしょうが、2歳戦から走れて芝でもダートでも走れる血統構成、というのは大きな武器になるはず。現役時代に思うところ色々あった馬だけに、良い産駒が沢山出て来て欲しい、と願っています。

 さて、今日の「競馬が好きだ!」は来週開幕のヤングジョッキーズシリーズ、そして週末に迫ったダービーシリーズの高知優駿の話題を中心にお送りします。先週日曜の岩手ダービーダイヤモンドカップをチャイヤプーンが勝って、ダービーシリーズの1番人気が勝てない、という流れがひとまず止まりましたがどうなるか?お楽しみに!

記憶のココロ。

2018.06/05 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。新馬戦が始まった今週、ちょっと今日は実況にまつわるお話。

 一昨日、ある番組でこんなことを聞かれました。「新馬戦の実況で気を付けることってあるんですか?」ちなみに私の答えは「いつも以上に口に出す回数を増やすことです」。

 実況するときには当然馬の名前を記憶するのですが、記憶しやすさはやはりどれだけ馴染みがあるかによります。古馬の重賞、オープン級は一番覚えやすいと言えますし、未勝利戦でも「あ、この馬の名前は聴いたことがある」という意識があるだけでも覚えやすさが格段に上がります。

 しかし、新馬戦となるとそうは行かないわけです。まして、初めて口に出して実況するので馴染みが少ない上、展開も読めない。結構探り探り実況するというフシはあります。自分なりに考えて作ったそれを解消する手は「頭で覚えようとしない事」です。何のこっちゃという話ですが、口で覚えるんです。要は、双眼鏡で見た瞬間に目から頭を通さず、口にそのまま出すという回路を構築する、ということです。

 それをやるには、とにかく口で読む回数を増やす事。何十回でも、何百回でも。受験生の頃、音読がいかに記憶に効果的かとか英語や古文で習いませんでした?十代の頃の大関はその意味にピンと来なかったのですけど、それを社会に出てから嫌というほど思い知るとは。ワールドオールスタージョッキーズなんかで、これがどれだけ役立ったか。レースまでに1頭につき1000回くらい読んだ気がします。

 口で読まないと、どの馬が覚えやすくて、どの馬が覚えにくいのかって分からないんですよ。結果的に回数をこなしているうちに、何となく感覚がつかめてくる。そうすれば「ああ、この馬の名前はどうやっても出てきにくいから、この服が視界に入ったら直感的に塗り絵を見てしまうようにしよう」といった対策も出来ます。「この馬の名前は覚えられない、ということを覚える」のも逆説的ですが、必要な事なのかもしれないと最近はよく感じています。

 勝負の夏が来るぞ、とハッパをかけられている受験生の皆さん。この文章を読んでいるかは分かりませんが、暗記モノに限らず、参考書でも、用語集でも、音読は侮れません。頭に入ってくれない、というものは音読してみてはいかがでしょうか。自分だって最初の実況練習で「スタートしました!」と言ってみてから何も出てこなかったんです。それを、音読を繰り返すうちに、覚える回路が作られてきたのですから。

 さて、今日の「競馬が好きだ!」も園田競馬特集。先週インタビューをご紹介した大物ルーキー・石堂響騎手の特技「実況」(それも、あのレースを、本人の前で!)、そして今年は一気にブレイク、園田リーディングを飯田調教師と熾烈に争っている森澤友貴調教師、親子三代で調教師、父・橋本忠男調教師の下で調教師補佐だった頃にオオエライジンを手掛けた名門出身・橋本忠明調教師という若き40代の調教師2人のインタビューもお送りします。お楽しみに!

あけましておめでとうございますと言いたくなる日。

2018.05/29 大関 隼 記事URL

 競馬ファンにとってはダービーの次の日、ですね。大関です。

 去年のダービー翌日から1年間、この日頂点に立つことを夢見て日々馬と向き合い、腕を磨いてきた関係者の方々。そしてどの馬が頂点に立つのかを1年かけて推理してきたファンの方々。あらゆる意味で競馬にかかわる人々にとっては自分が試される日。さながら大晦日のような感覚になる、それがダービーデーだ!とこの仕事を始めて数年たってから強く思うようになりました。

 

 ここ何年か「どの馬がダービー馬になるのかを当てるのがダービーだから単勝」と自分に言い聞かせて、単勝一本でダービーを見る、というのが定番になっていました。さあ、今年はどの馬にしようかと考えていて1つ自分の中で物差しにしたのが「ダービーを勝つような馬は、どこかで『これは凄い』と思えるようなレースをする」という事でした。レイデオロなら葉牡丹賞、ドゥラメンテなら皐月賞、ワンアンドオンリーならラジオNIKKEI杯2歳ステークス、キズナなら京都新聞杯、でしょうか。

 

 今年の18頭の中で...となるとダノンプレミアムの朝日杯、ブラストワンピースのゆりかもめ賞も当てはまりましたが、自分が実況していたレースということもあって余計に頭に残っていたのが「ワグネリアンの新馬戦」でした。上がり3ハロンが新馬から32秒台、同じく評判になっていたヘンリーバローズと後ろを完全に離してマッチレース。ヘンリーバローズが無事だったらクラシックの構図はどうなっていたか?という声を聞いても、皐月賞がこの馬の力ではないだろうと。17番枠は気になるけれど、「一頓挫明けでもモノの違いで勝てるほど、ダービーが易しいレースだとは思えない。2歳の時からダービーを見据えたローテ、弥生賞→皐月賞という王道を順調に歩めた事が、最後にモノを言うはず!」と信じて、買った馬券はワグネリアンの単勝でした。

 

 いやあ、もうゴール前はモニター観戦でしたが叫んでしまいましたねぇ。福永祐一騎手がダービー19回目の挑戦でついに、ダービージョッキーの仲間入りを果たしました。お父さんの「天才」福永洋一さんもジョッキー時代に叶わなかった、親子二代にわたるダービー制覇の夢を、その子供がついに叶えた。やっぱり今年もダービーは単なる競馬=ギャンブルの枠には収まらないもの、ということを表す究極系である、そんな思いを新たにしました。

 

 しかし、余韻に浸る暇もなく。また今週末からは2歳戦がスタートします。ダノンプレミアムも6月デビュー、ワグネリアンも7月の中京デビュー。夏からきちんと2歳戦を見ていくことがどれだけ大事かと感じさせられるここ数年。1年後の晴れ舞台で輝く片鱗をきちんと感じ取れる自分でいなくては...と気持ちを入れ直して、今週末から仕事に向かうことにしましょう。

 

 さて、今日の「競馬が好きだ!」は「園田競馬特集第4弾」。いまの園田を牽引する、と言っても良い40代の若き調教師、新子雅司調教師、飯田良弘調教師のインタビューをご紹介します。お楽しみに!

 せっかくなので、2008年の園田JBCで撮っていた写真をもう1枚。


 2008年JBCクラシックに出走していた、4歳の時のフリオーソ。この後地方馬初のJBCクラシック制覇を託されながら惜しくも手が届かなかった地方の星、その夢は産駒に託されることになりました。高知優駿勝ちのフリビオンなど地区最強クラスをすでに出しつつある種牡馬生活、さらに飛躍して欲しいですね。相当応援していたので...

 

 

しばしさらば、新潟。

2018.05/22 大関 隼 記事URL

土曜にはなぜ防寒対策をして来なかったのか!と後悔しても後の祭りだった大関です。

 先週は2週ぶりの新潟でした。土曜は生憎の雨に冷たい風、日曜は打って変わって好天。もう次に来たときには夏の暑い盛りを迎えているのですね...。

(開催最終日の朝の新潟)


 さて、皆様オークスはいかがでしたか?結果的にアーモンドアイが桜花賞よりもかなり前の位置を取る形でしたが、直線はそんな事はお構いなしと言わんばかりにねじ伏せて二冠達成。何より自分がビックリしたのが「ロードカナロア産駒が2400mであんなパフォーマンスを見せるのか」ということ。

 オークスや、菊花賞で特に言われるのが、距離適性とか血統というもの。「血統にロマンを求めてしまう」大関にとって「アーモンドアイ=ロードカナロア産駒が2400mでは...?」というのが今年行き着いた結論でした。桜花賞(マイル戦)であれだけの強い勝ち方をした事が、オークスでもしかしたらプラスに出ない可能性はある。そう思って自分はサトノワルキューレの単勝を握ってレースを見ることにしましたが、結果はご存知の通り。現段階の能力が同世代の牝馬では一枚、いや二枚は抜けていたのでしょう。現役時代のロードカナロアを大阪支社勤務のころ栗東で見たこともありますが、他の馬とは明らかに違ったのです。素人の私が見ても鋼のようなはちきれんばかりの筋肉!人間で言えばウサイン・ボルト、カール・ルイスの全盛期とでも言えば良いのでしょうか。

 これで、ロードカナロア産駒がクラシックディスタンスにも対応出来るということが分かれば、配合の考え方にも今後転換が起きていくのでしょうね。そう考えると、今週のダービーでもあの馬が2400mで十分に戦える!と思うべきなのでしょう。

 サンデーサイレンスがあれほど日本の血統勢力図を変えていったように、血統の概念は常に変わる。とらわれ過ぎてはダメだ...ということが色々勉強になった、そんな今年のオークスでした。

 さあ、今週末はダービー。ディープインパクト、ロードカナロア、オルフェーヴル、ハービンジャー、ハーツクライ、ステイゴールド...人気を集めそうな馬の父親は実に多士済々、非常に予想しがいのあるダービーになりそうです。明日はこんな特別な1週間の真ん中の美浦トレセンを、肌で感じて来ようと思います。楽しみ!

 ( ´-`).。oO(勉強といえば、今年2回行った春の新潟は実に勉強になりましたね。諸先輩方の偉大さ、歴史の重み、ファンの皆様から頂く声のありがたさ、そして自分の置かれた現状...。4月の香港同様、全てが財産と言えます)

(新潟大賞典の塗り絵。双眼鏡を持つ手が実は震えていて...)


 さて、今日の「競馬が好きだ!」は「園田競馬特集第3弾」。園田、そして全国のリーディングを争っている33歳の吉村智洋騎手、去年園田、そして全国リーディングを初めて獲得した40歳を迎えた下原理騎手のインタビューをお送りします。お楽しみに!

外枠だった。本当に。

2018.05/17 大関 隼 記事URL

のじぎく賞の結果を見たらそう思わずにいられません、大関です(くわしくは火曜日のオンデマンドで)。

 トゥリパ。12頭中10番人気でしたが、兵庫若駒賞で負かした相手が後の菊水賞1・2着のアゼツライトにフセノラン。自分の形になれば十分勝ち負けになる能力はある、という事でしょう。そして2着も外枠のアクアレジーナ。大井組でル・プランタン賞の2着という実績もあり。その時も外枠から3番手追走。「園田は外枠有利、先行馬は内の馬を見ながら出て行ける」というところで、人気が落ちている外枠勢に目がいけば...。

 ...と言っても終わった事は何とでも言えます。そんな園田はワタクシ大関にとっても2008年にJBCを現地で見て、大阪に住んでいた頃に足しげく遊びに行った思い入れのある場所。そしてたこ天が美味しいのです。その金ナイター、チャンスがあれば1度現地で見てみたいなぁ。

 そんな園田競馬の特集を先週、今週火曜とお送りしてきましたが、実は今後もまだまだ続くんですよ!という訳で、今後来月上旬まで、園田競馬特集を以下のようなスケジュールで、関係者へのインタビューもまじえてお送りしていく予定です。お楽しみに!



★★今後の「園田競馬特集」放送スケジュール★★
5月22日(火)吉村騎手・下原騎手インタビュー
5月29日(火)新子調教師・飯田調教師(同期調教師)インタビュー
5月31日(木)新人・石堂響騎手インタビュー
6月5日(火)森澤調教師・橋本調教師インタビュー
※6月7日(木)には兵庫ダービー

 せっかくなので、以前園田で撮ってきた写真を。2008年の園田JBC、JBCスプリントで3着だったアルドラゴンと木村健騎手です。この直前の楠賞、バンバンバンクで向正面から大捲りを決めて圧勝したあの騎乗も印象的でした。いまや調教師、また園田から全国区で活躍できるような名馬を送り出して欲しいですね。


拍手の沸くゴール前。

2018.05/15 大関 隼 記事URL

 というレースは久々に実況した気がします。こんばんは、大関です。先週は京都へ出張、土日と実況でした。



 大阪支社時代からこの5月の京都、というのは爽やかな気候で、暑すぎず寒すぎず、放送席のゴンドラ部分で仕事をするにも最適な環境なので大好きでした。そんな土曜に担当したのが、京都ハイジャンプ(J・GII) の実況。京都の障害重賞は初めての実況、ということでワクワクしていました。

 障害飛越は日本の障害戦で最多の18回。いわゆる大障害コースの「三段跳び」障害も初めて実況するので、障害コースの図も自分で手書きしてレース実況に臨みました。プリントアウトしてもいいんですけど、手で書いた方が覚えますからね。障害の高さなども。



 そしてレースはここが重賞初挑戦だったアスターサムソンが勝負どころで先頭、直線は独走に持ち込んで5馬身差の圧勝。鞍上にはこれが障害通算1996回目の騎乗だった林満明騎手、障害通算195勝目でした。

 ご存知の通り、林騎手は障害戦騎乗2000回を区切りに引退する、と表明しています。そんな中で残り少ない重賞への騎乗、ゴール前ではスタンドから拍手、やはりこんな素晴らしい騎乗を見せてくれる林満明騎手にまだ辞めないでくれ!と願うファンの皆様は沢山いるんだと思わずにはいられませんでした。故につい自分もちょっとジーンときてしまい、場内実況を降りる直前に「林満明騎手、障害戦2000回騎乗も、そして障害通算200勝も、もう目の前です!」と言ってしまったというのが本心だったのですが。

 私のような外野の人間が「こんなに凄腕のジョッキーなら、障害200勝達成まで...」と願うのは、勝手な願望なのでしょう。林騎手はあと3回で障害通算2000回騎乗。早ければ、今週末にもその区切りはやってきます。その時に、競馬場はどんな雰囲気に包まれるのでしょうか。

 さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、先週火曜に続いて園田競馬特集第二弾。今回は「地元トラックマンにきく園田競馬攻略法」と題して、地元専門紙トラックマンへのインタビューをお送りします。そして、これを踏まえて明後日には園田で牝馬重賞ののじぎく賞もあるので、その展望もしよう!という訳です。お楽しみに!

 

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