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ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:00~20:10

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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フェブラリーステークス回顧。

2019.02/19 大関 隼 記事URL

と言っても「実況する」という視点での振り返りです。どうもこんばんは大関です。

あれだけ盛り上がるGIの実況っていいね、とよく言われますが、ハッキリ言って胃がいつもキリキリしてるんですよ(笑)。しかも、色んな所で流れるので、「(得てしてゴール前)ああ失敗した...」という記憶を、聴くたびに呼び戻されます。前回実況したGI(去年のマイルチャンピオンシップ)が、正直自分に対してもう何をやってるんだと突っ込むしかない実況だったので、今度同じような事があれば...と、正直追い込まれている気分ではありました。

今年も担当する事になったフェブラリーステークスの実況。登録が出て、まずはメンバー構成をじっくり考えることから。東京大賞典、東海ステークス、根岸ステークスと実況してきて、最優秀ダートホースのルヴァンスレーヴ、そのルヴァンスレーヴが勝ったチャンピオンズカップで2着だったウェスタールンドがその3レースに不在。東京大賞典がオメガパフューム、根岸ステークスがコパノキッキングとタレント揃いと言われる4歳世代、東海ステークスは破竹の快進撃を続けていたインティが逃げ切って6連勝。あとはサンライズの2頭ノヴァとソアといった有力どころ。

そして、やはりコパノキッキングに藤田菜七子騎手が乗る、という事で注目度が俄然上がった事も当然意識はありました。最近は差しにシフトして来たとは言え、スピードの違いで先行してかつて結果を出していた馬が「初のマイル」でどういう競馬をするのか。「(女性騎手史上初のJRA・GI制覇という)歴史的快挙の瞬間がもしかしたら実況するレースで訪れるかもしれない」という事実と、レース当週になっての盛り上がりが、自分を何かいつもと違う、ふわふわした感覚にさせていました。

結局、自分の中での構図は「崩れないゴールドドリームがレースの軸になる馬。そこに前にいるはずのインティ、オーナーがレースの作戦を明かした以上、多分後ろにいるはずのコパノキッキング、あとは差し組のノンコノユメやサンライズノヴァがどう挑むか」という組み立てになりました。


(当日の東京競馬場。朝からいつになくざわざわしていました)


何度経験しても、GIの発走直前は心臓が飛び出てくるんじゃないか、と思うくらい緊張はします。去年よりも明らかに場内のボルテージが上がっている、と感じながら、何とか自分の緊張感をなだめていざレースへ。

ゲートが空いた瞬間、一番良いスタートを決めたサンライズソアと、馬群から遅れたノンコノユメが見えました。実況アナによって、スタート直後の描写でどこへ重きを置くかは個性が分かれる所ですが、自分の場合は「なるべく良いスタートを切った馬をまず言う」というポリシーです。なぜかと言えば、好スタートを決める事と、後ろからになる事を相対的に比較したら、勝利につながる確率が高くなるのはどちらか?と考えれば前者であろう、と考えているからなのですね(ゴールドシップが断然人気で大きく出遅れた2015年の宝塚記念のようなケースは別ですが)。なので反射的に真っ先に「好スタートを決めたサンライズソア」の方が出た訳です。

そのサンライズソアと、芝スタートを無難にこなしたインティが前に出てきて、これは先行争いに決着がつくまで描写した方がいい、と思ってインティが先手を取り切るまで視線は前に。そこからゴールドドリームが中団、ノンコノユメが巻き返してサンライズノヴァ後方、コパノキッキングが一番後ろまで下げた!という所まで追ったら、3コーナーから4コーナーでは根岸ステークスの再現を狙うように内のポジションを離していないクインズサターンやユラノトの位置も言って確認しつつ直線へ。

直線はもう「インティ対押し寄せる差し馬勢」という組み立てやすい構図だった、という事に救われていたと言えるでしょう。明らかに後続を振り切ったインティに、やはり詰めてきたゴールドドリーム。勝つのはこの2頭のどちらか、になった事が実況しやすさに繋がったのは事実です。あとは、脚色としてまだ残っていそうな内から脚を使うユラノト、クインズサターン。そして人気と注目度を考えればコパノキッキングを直線で触れない訳にはいかないだろう、と考えていたので外を見やって探すと、ああ、伸びてはいるけどさすがに前と離れすぎだ...と思えて出てきたのが「コパノキッキングはまだ中団外!」だった訳です。

最後はもう残るか、差し届くかの世界。ゴールドドリームが勢いでは明らかに勝っているけど残り距離を考えればインティがこれは残るだろう、とゴール寸前では見えていたので、「インティだゴールイン!」。素早く2着と3着を整理して、ゴール後に「インティ7連勝!初のマイルでも、初のGIでも、勢いは止まりませんでした!」で締めました。ちなみに、ゴール後に何を言うかはハッキリ決めていません。「この馬が勝ったらこういう記録になる」という事実は塗り絵の余白にかいつまんで書きますが、出たとこ勝負だったりします。

今回も、どんなレースでも「あー、もっとこう出来なかったのかな」と後悔、反省する点はあるのですけど、自分が実況したGIという観点では、少なくとも去年のマイルチャンピオンシップより後悔する点が少なかったのかなと思うのですね。極力「ゴールイン!」の『ン』の音が出た瞬間に馬の鼻先がゴールに入るようアジャストさせる。そしてゴールに入ったらすぐに2着と3着を言う。当たり前にやらなきゃいけない事に「今度は」即座に対応したという意味で。組み立てやすいレースの形だった事に多分に救われていた面は勿論あるのですが。

毎度GIの度に書いているような気がしますが、GIを実況するといつも「大阪支社の3年間がどれだけ自分にとって大きかったか」を感じるのです。毎週のように、藤田直樹アナに1レース実況が終わるたび「おい大関、今の実況は何や!」「実況引退して何年も経っとる俺よりも、脚色の見極めが遅れて後ろから言われとる事を恥ずかしいと思わんのか!」と厳しく、ロジカルなダメ出しがある。早く次のレースの馬を記憶したいのに。ハッキリ言ってここでも胃がキリキリしてましたが、それを経験して、実況の仕方の根本から叩き直して貰っていなかったら、自分は今GIのプレッシャーに(どうにかでも)耐えられていないでしょう。だからこそ、あの大阪の3年間で厳しく鍛えられて本当に良かった!

実況アナを育てるのはやはり方々からの「あの実況は何や!」というお声です。それも、感情論ではなく、ロジカルに語られると一段と効きます。そんな視点で見てくださるファンの方々が増えてきている様なのは何とありがたいのでしょう。「感想」ではなく鋭い「批評」は、メディアとしての弊社の実況、中継のクオリティを一段と高めてくださる。それに応えられる自分でいなくては。またGIを実況して、そんな事を感じつつ今キーボードを叩いています。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」も、今週なかばの地方重賞の見所などを中心にお送りしていきます。お楽しみに!


(フェブラリーSの塗り絵と、GIで必ず作る出走馬に1頭ずつ作ったメモ)

 

前向きに考えるしかない。

2019.02/12 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

先週は週のなかばから天気予報に気を揉みながらの仕事でした。それが週末が近付くにつれて、段々と関東地方の雪の確率が上がった時点で...。たまたま先週末は中継の準備担当(毎週交替でアナウンサーが担当しているのです)だったので、「土曜に万一東京が雪で中止になった時に使う進行台本」を作り始めていました。

これはきっと杞憂に終わる!と自分を納得させて準備を終えて帰宅し、土曜の朝に起きてまず手元のスマホでJRAホームページを開いたら「本日の東京競馬は中止」「代替開催は11日」の文字が。

.........。

ああ、競馬がないと分かっていて競馬場に行くこの虚無感と言ったら。何度も経験しているのに。久しぶりにカレンダーの数字が赤い日に休めると思ったのに!

開催がなかろうが中継は東京競馬場からしなくてはいけないので、放送席の中にマイクを置き、中継、解説者の方々、コーナーの構成などをどうするかを急ピッチで進め...どうにか怒涛のような土曜を乗り切ったのも束の間。日曜に朝起きてまず「さすがに今日は通常どおりでしょう!」と思いながら手元のスマホでJRAホームページを見たら。「発走時刻を変更して...」の文字が。

.........。

ああ、競馬場に着いたら台本を書き直さないと。そしてディレクターの方とも相談しながら、手書きで発走時刻が変わった部分の台本を作っていました。どうにか終わったのが打ち合わせの始まる朝9時の数分前。どうにか怒涛のような日曜日を乗り切ったのも束の間。代替開催用の台本を纏め直すために、競馬が終わったら向かった先は家ではなく会社。帰宅してシャワーを浴びると、すぐに布団にばったりと吸い込まれました。そんなに疲れてたのか自分。月曜の代替開催まで無事に終わった夜、さすがにビールを飲まずにはいられませんでした。GI実況する時には前の週末からもう禁酒しているのが普通ですが、さすがに我慢の限界でした。

ただ、「こういうイレギュラーな事態になった時にこそ、その人間の器量が問われる。そこでどう対応すべきか」を身を以て経験できたので、長いスパンで考えれば大きく糧にできる3日間だったのでしょう。ビジネスで結果を出す人間は(具体的な名前は出しませんが)こういう思考回路で、こういう行動をしている。それを間近で見る事が出来たのだから、自分はこの雪の中止のおかげで他の人がなかなか学ぶ機会の無い事を学べたのだ!雪に感謝しよう!ははは!

.........そう考えないと気が滅入ってしまうもので...。

なので、実質予定より1日短いスパンでGIの実況をすることになりました。今日からは完全に禁酒、戦闘モードに突入。色々な意味で注目を大きく集めることになった今年フェブラリーステークス。しっかり準備して臨むことにしましょう。あの先輩が生前口酸っぱく語っていた通りで「稽古不足を、レースは待ってくれない」んですから。という訳で、今日の「競馬が好きだ!」もお楽しみに!

(日曜朝、除雪作業の進む芝コース。人の手でやるしかない除雪、皆様本当にお疲れ様でございます)





前哨戦を同じ日に見る幸せ。

2019.02/05 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

今週末はクイーンカップ、京都記念、共同通信杯。かなり暖かい日も出てきますし、冬の終わりは近付く、ということを感じられる時季でもあります。さすがにこの3つの重賞、まだ実況したことはないんですが印象に残るものばかり。振り返ってみれば「あの」京都記念の週末からもう4年も経つのですね。

2015年の京都記念。骨折で9か月休養していた2年前のダービー馬キズナと、前年の桜花賞馬、凱旋門賞にも遠征した世代トップの牝馬ハープスターが、揃ってここで復帰する事に。いやあ、あの週末の盛り上がりたるや、今も忘れられないくらいです。その週末はローカル開催の小倉出張だったのですが、ファンファーレの後の大拍手、京都記念のゴール前の小倉のスタンドの熱気、キズナが僅かに差し届かなかった時のため息がまじったような歓声。その10分後には共同通信杯で1戦1勝のリアルスティールがドゥラメンテを内からズバっと差して連勝、クラシック路線の一躍主役に躍り出たような勝ちっぷりにまたも大歓声。1日でこんな良いレースをいっぺんに見られるなんていい日だ、と思ったものです。

何が言いたいかといえば。GIは厳しいとしても、GIに直結するような前哨戦を複数行う日、ってあると良いですね、と。この先だと中山記念と阪急杯、金鯱賞とフィリーズレビューが同じ日ですが。そんな意味では「京都大賞典と毎日王冠が同じ日に開催」という今年の開催日程を見た時に内心やったー!と思ったのは事実です。

海外だと結構多いですよね。ドバイの国際競走に向けてのスーパーサタデーとか、香港だと12月の国際競走の前哨戦が11月にジョッキークラブスプリント、マイル、カップ(全てG2)で同じ日なのです。特定の日にG1が複数開催されるからこういう日程を組めるというのは確かですが、日本でもいくつかある訳です。そういう意味で今週末は3歳牝馬、3歳牡馬、古馬中長距離路線の前哨戦が一度にある、というのはテンションが上がるんですね。GIは厳しくても、GIIとGIIIとかなら同日開催を増やす選択肢は考えてもいい気がしますが如何でしょう?

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬、来週に控える佐賀記念、大井の2日連続重賞など話題も沢山です。今週もお楽しみに!

今日の写真。香港で思い出したので、去年の香港カップの実況塗り絵でも。日本の馬が海外で勝つ所を実況できるはず!と思ったんですが...競馬って本当に難しいです。

実況者冥利に尽きる瞬間。

2019.01/29 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。昨日はここに行って来ました。



入社して12年ほど、JRA賞の投票権を頂くようになり、今回初めて足を運んだJRA賞授賞式の舞台。2018年の中央競馬を華やかに彩った関係者が一堂に会する、この華やかな舞台の雰囲気はまさに「百聞は一見に如かず」という諺がピッタリくるものでした。

授賞式では、その馬が制したGIの実況が流れます。去年、ダノンプレミアムが朝日杯を勝って最優秀2歳牡馬に選ばれたことでワタクシ大関、実況がJRA賞で流れるという経験をして、映像で見た式の模様でも光栄に感じたものです。あれから1年、今回は最優秀短距離馬に選出されたファインニードルのスプリンターズステークスの実況が式で流れました。

いやあ、自分は何と恵まれているのかと身の引き締まる思いでしたね。こんな場で自分の実況を使って頂けるとは。

ちなみに授賞式の後には、記念パーティーが行われます。ここが関係者の交流の場であり、取材の場でもある訳ですが、ワタクシ大関は今回はひたすら挨拶回り。自分が実況した大レースを勝った馬の関係者の皆様に、お祝いを申し上げに行く訳ですがこれも「百聞は一見に如かず」でしたね。実は私が実況したあるGIを聴いていた某厩舎関係者の方に「おめでとうございます」とお祝いさせて頂いたら、こんな言葉が返ってきたのです。「あの実況にはシビれましたよ」。

...実況やっていて良かった、と思える実況アナ冥利に尽きる瞬間でしたね。またこの場で流れるに恥ずかしくない実況できるように、また1年頑張らなきゃ、という気持ちになる、行って一段とJRA賞の重みが分かる夜でした。だからこそ思いましたね。「今年もいい実況して、来年もまたここに来なきゃ」と。頑張りましょう。胃がキリキリするような試練に耐えなければ栄光はない、と自分に言い聞かせて。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、今年の日本国内最初のG1級競走、川崎記念の話題を中心にお送りします。お楽しみに!

未来のダート界にみる夢。

2019.01/22 大関 隼 記事URL

こんばんは。大関です。

先週は今年最初の出張、中京で仕事でした。寒かったとは言え風がそんなに強くなかったのは助かりましたが。

(日曜朝、中京の放送席からの風景)


去年に続いて、東海ステークスは2度目の実況。5連勝中のインティが断然人気とは言え、いきなり重賞、しかも後続に厳しくマークされる立場でそう簡単に運べるだろうか...と思ったら、1000m1分1秒5で引っ張って後続を寄せ付けない完勝劇。直線、インティが後ろを振り切ったのが見えた時には、実況していて「うわ、この馬凄い」と思わずぶるっと震えたものです。もっと相手が強くなるとは言えフェブラリーステークスはスピードをフルに生かせるマイル戦。どんな走りをするかが俄然楽しみになりました。

そこでふと思い出したのが、2018年のJRA賞の投票。私事ながら今回初めて投票権を頂き、浅学ながらも頭をうーん、うーんと捻りながら投票したのですが、一番迷ったのが最優秀3歳牡馬。牡馬三冠すべて違う馬が勝ち、しかも古馬混合GIを勝ったステルヴィオ、ルヴァンスレーヴ、ブラストワンピースもいて、この部門はJRAのGI勝ち馬が6頭。最後は何を重視するか、を考えることになりました。

最終的に「古馬相手に勝った」ことと、たとえGI「級」競走とは言えダートで世代の頂点であるジャパンダートダービーを圧勝、初の古馬相手だったマイルチャンピオンシップ南部杯でゴールドドリームを破って3歳馬で初の南部杯制覇、というパフォーマンスを見せたことは大きい、と思ってルヴァンスレーヴに入れました。チャンピオンズカップの走りも、それまでとは一変して位置を取っての正攻法の抜け出し、という強さを示すものだと感じていたので。

そんなルヴァンスレーヴという若き横綱が一時戦列を離れているものの、それでもこうして次々と新星が出てくるのが今の層の厚さ、というものなのでしょう。ルヴァンスレーヴとインティの勝負は春以降まで持ち越し、となりましたが今年どこかで実現するでしょう。と言うか今年実現して欲しいですが。

日本競馬のレベルの上昇は皆が認めるところ、海外で大レースを勝つことも珍しくなくなりました(去年はG1未勝利でしたが)。芝のレベルが上がったように、ダートのレベルも上がればいつか海外、本場アメリカでダートG1を勝つ日本馬も近未来に出るかもしれない、そして年度代表馬が国内外のダート戦で勝ち星を重ねた馬になる日も来るのかもしれない。そんなことを、東海ステークスを実況して考えたのでした。

さて本題。2019年、地方競馬のダートグレード路線もいよいよ明日のTCK女王盃で開幕します。果たして今年はどんな勢力図になっていくのか。今夜の「競馬が好きだ!」でもご紹介します。お楽しみに!

 

 

謹賀新年。

2019.01/08 大関 隼 記事URL

【お知らせ】この「競馬が好きだ!」は、今年1月からしばらくオンデマンドでの配信を停止させていただきます。放送後にお聴きになりたい方は、ぜひ、ラジコのタイムフリー機能をご利用ください!

ちょっと遅くなりましたがこちらでは明けましておめでとうございます。大関です。

皆様、年末年始は如何でしたか?ワタクシ大関は東京大賞典の取材で仕事納め、30日にはKEIRINグランプリに逆転の望みを託すも、中山大障害、有馬記念、東京大賞典を戦って兵力が大幅に削られていた財布に逆転する力は残っておらず、失意のうちに年を越すことになりました。

迎えた2019年、平成という元号が終わり、新しい時代へと移り変わります。振り返れば競馬界も中央、地方問わず多くの名シーンに彩られた2018年でした。個人的にはオジュウチョウサンの平地挑戦、開成山特別が「実況した」という意味では一番印象に残るシーンでしょうか。あの日の福島の朝からの大変な熱気、GIのような大歓声に包まれたゴール前、痺れるような感覚は忘れないでしょうね。あのレースを実況出来た自分は幸せです。

平成の競馬って、皆様にとってどんなものでしたか?ある意味、私はファンと関係者がインターネットやSNSの普及によって、距離が縮まった時代とも考えています。つまり、ファンと競馬メディア関係者の距離も縮まったのが平成という時代ではないでしょうか。そんな時代だからこそ、競馬放送や競馬実況を「ロジカルに論評することを生業とするような」志高き若者が現れたら、新たな元号のもとで行われる日本の競馬はもっと光にあふれたものとなるのかも知れません。勝手な想像に過ぎませんが。

今年は果たしてどんなドラマが待っているでしょうか。個人的には、去年人生初の海外を出張で経験し、2度にわたって香港で実況。アウェーの難しさを感じたからこそ、今年は日本の馬が勝つ所を実況したいと願っているのですが...。

そういえば、日本馬の海外G1制覇って、2017年のクイーンエリザベス2世カップ以来ないんですね。ネオリアリズムがモレイラ騎手のファインプレーで向正面先頭から押し切った、あのレース以来です。その時(オフチューブでも)実況していたのがワタクシ大関。海外G1の扉を再度こじ開ける瞬間に自分が...と願いつつ、日々の仕事に取り組むことにしましょう。

(´-`).。oO(ここまで読んでお前、結局また香港に行きたいだけじゃないの?とご指摘の皆さま、その通りです)

という訳で、皆様今年も宜しくお願いします!

(東京大賞典の発走直前、びっしりと人で埋まったスタンド。凄い盛り上がりでした)




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