番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:50~21:00

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

新着記事

爪痕は残してほしい

2022.01/18 米田 元気 記事URL

「NARグランプリ2021」が発表され、ミューチャリーが年度代表馬に輝きました。JBCクラシック勝利が記憶に新しいところです。元々、ダートグレード競走でも大崩れしない馬でしたが、去年の活躍は目覚ましいですよね。

満票での選出でした。JBCをついに地方所属馬が制したという歴史的快挙のインパクトが大きかったようです。同じ地方所属馬でいえば、カジノフォンテンは交流GIを2勝しているので、数で見ればこちらの方が頑張ったような気もするのですが、帝王賞以降の成績が振るわなかったことも印象を薄くしたのでしょうか。

一方で、4歳以上最優秀牡馬はミューチャリーが8票、カジノフォンテンが6票とかなり割れました。私も投票権があったとしたら相当迷いますが、私は年度代表馬を投票する時点で迷っているかな。客観的なGI勝利数でカジノフォンテンを年度代表馬に入れていたかも...。だって川崎記念とかしわ記念を制覇なんてすごいことですよ。

しかし、カジノフォンテンはダートグレード競走特別賞馬に輝きました。これは文句なしでしょう。これだけの実績を挙げて何もなしなんて報われませんもの。

さらに3歳最優秀牡馬はキャッスルトップとなり、ミューチャリー、カジノフォンテンとともに船橋所属馬が3頭も選ばれました。4歳以上最優秀牝馬にはサルサディオーネ、大井の所属ですが、とにかく船橋コースが得意。船橋ゆかりの馬といっても過言ではありません。

船橋時代の到来でしょうか。我々も船橋競馬場で重賞がある時はダートグレードを中心に実況中継をさせていただいているので、勝手に親近感が湧いていると同時に、嬉しい気持ちでいっぱいです。

カジノフォンテンと同時に、報われたといえばブリーダーズカップディスタフ制覇の快挙を成し遂げたマルシュロレーヌですよね。今回、特別表彰馬に輝きました。残念ながらJRA賞の受賞はできませんでしたが、元々は交流重賞の常連で地方競馬の盛り上がりに貢献したことも考えればNARでの受賞はみんなが納得する結果かもしれません。

オメガパフュームは残念でした。東京大賞典4連覇だって前代未聞の偉業ですが、JRA賞の方ではテーオーケインズに、ダートグレード競走特別賞馬ではカジノフォンテンにGI勝利数で劣っていますから、運がなかったとしか言いようがありません。こうなると特別賞何個作ればいいんだって話にもなりますし...。

今週末、中央競馬ではアメリカジョッキークラブカップが行われますが、先ほど触れたキャッスルトップが登録しています。初めての芝はどうなんでしょうか。いつものように果敢に逃げて爪痕は残してほしいですね。

さて、今日の「競馬が好きだ」は地方競馬の話題。20日(木)に名古屋競馬場で行われるマイル争覇の展望をお送りします。お楽しみに!

鬼も笑わない

2022.01/11 米田 元気 記事URL

今年最初の中央競馬3日間開催が終わりました。皆さん結果はいかがだったでしょうか。これでもかというほど馬券に励んだ方、凄いと思います。私にはマネできません。現場にいるというのに...。

中山競馬場には、最寄りの船橋法典駅からつながる地下通路がありますが、そこには中山競馬場の二大GI、有馬記念と皐月賞の歴代優勝馬の写真が大きく張り出されています。

両GIともに第一回からの優勝馬写真が展示されています。地下通路は結構距離があるので、全ての優勝馬写真を展示するにはちょうどいいスペースなのです。

最新はどこまで展示されているかなと思って見たら、さすがJRA、抜かりはありません。去年暮れの有馬記念、エフフォーリアの写真が早速飾られているではありませんか!

皐月賞も当然、エフフォーリアが最新です。去年は皐月賞が81回目、有馬記念が66回目でした。それだけの数の写真を展示すればスペースはなくなってくるというもの。実際、エフフォーリアの写真にたどり着く頃にはスタンドに到着してしまいます。

エフフォーリアの先を見るとまだ何枚か空白のスペースがありました。ザッと数えてみると皐月賞分は15枚の空白があります。その反対側が有馬記念用(?)のようですが、そちらも同じぐらいあるようです。

ということは、あと15年ぐらいはスペースの心配はないですね。おそらくその間にスタンドの改修はあるかもしれませんが、地下通路はいじる必要もないでしょうし。

何でそんなこと書いているんだと思われるかもしれません。しかし私は歴代の優勝展示などを見ると、未来のためのスペースがちゃんとあるのか心配してしまうある性分なんです。どうでもいいことですけどね。

スペースの問題は15年後に持ち越しになりますが、その時は本当にどうするんでしょうね。それこそ地下通路の改修をしたりして!

まあ、そんな先のことを考えるのはやめましょう。鬼も笑わなくなります。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。13日(木)に笠松競馬場で行われる白銀争覇の展望をお送りします。お楽しみに!

おとそかヤケ酒か

2022.01/04 米田 元気 記事URL

あけましておめでとうございます。今年も「競馬が好きだ!」をどうぞよろしくお願いいたします。

私個人としては仕事始めが2日だったもので、それが終わりようやく年が明けた感じです。同じく喋る業界でいえば、正月のおおきな駅伝の中継に携わる方々の大変さが少しだけ(ほんの少しだけ)分かる気がします。

そんな正月の大きな仕事を終えられた方々は、ようやくおとそ気分に浸れるのでしょうか。それとも仕事の反省が尾を引いて、おとそどころかヤケ酒でしょうか。特に実況アナウンスという、やり直しの利かない特殊な仕事に携わっている方々は、いろいろな感情が相まっていると思います。

競技は違えど、実況に臨む人の気持ちは推察できます。私だって辛い時はあります。一緒に頑張りましょう!え?お前にとやかく言われる筋合いはない?

そうですか。じゃあ、少なくとも私一人は頑張ります。ということで2022年、泥臭く、堅実に仕事ができればと思っています。番組ともどもよろしくお願いいたします。

新年は明けたばかり。今日はこの辺で。今からエンジンを吹かせていたらガス欠します。

今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。週の半ばに行われるメインレースの展望をお送りします。お楽しみに!

間口は広い方がいい

2021.12/28 米田 元気 記事URL

中央競馬は今日で全日程を終えます。今年1年、長かったでしょうか、短かったでしょうか?

私はあっという間だったように思えます。先日、競馬の解説の方からも今年は早かったという声を聞きました。その方によると、早くコロナ禍が去って、以前のような世界に戻ってほしいという願望がそうさせているのかもしれないということです。

なるほどなと思いました。私も、今年もイベント事は制限付きで行われ、世の中を賑わすこともなく、依然として季節感がなかったのが一つあるのかなと思っています。去年から感じていることですが、残念ながら今年も引き続き感じてしまうことになりました。

おそらく来年もこんな状況は続くのでしょう。しかし、警戒しながら過ごすに越したことはありません。私たちは何度緩んで、何度苦しい目に遭ってきたでしょうか。これからもまたそれを繰り返すかもしれませんが、学んでいる部分もあるはずです。いずれにしても、競馬が無事に行われていることに感謝しなければいけませんね。

中央競馬が終わっても、我々の仕事はまだまだ終わりません。ラジオNIKKEIでは、ばんえい競馬の中継も行います。29日(水)のばんえいダービー、年が明けて2日(日)の帯広記念、3日(月)の天馬賞の模様を、3日にわたってお送りします。

今年の中央競馬はすでに仕事納めとなった私、すでにばんえいモードに入っております。準備をするに際して、ばんえい競馬の公式ホームページ「ばんえい十勝」を覗いているのですが、中央も含めその他の競馬場のホームページと明らかに違う点を見つけました。

ばんえいに所属する馬たちのプロフィールには、一頭一頭全ての馬の顔と全身の写真が載っているのです!これは親近感が湧きます。というか、可愛い!今どきの言葉で言えばエモいといったところでしょうか。

競走馬のリストには顔写真がズラリと並んでいて、それを眺めているだけで癒されます。顔だけ見るとサラブレッドとそれほど印象は変わりません。ばん馬というとゴツいイメージがありましたが、全身の写真を見るとコロンとした可愛らしい体型なのでちょっと印象が変わります。もちろん生で見たら大きくて圧倒されるかもしれませんが...。

このリストは、2歳から8歳まで年齢別でカテゴライズされています。やはり8歳馬ともなると、歴戦の兵だけあって顔がシブいですね。思わず頭を下げたくなるような威厳が感じられます。

私は猫を飼うようになってから、動物の可愛さに目覚めてしまったのですが、他の競馬場もこういうホームページ作りをしてみると面白いのではないかと思います。大変でしょうけど。でも、そうしたら動物好きから競馬好きに転ずる人も出てくるかもしれませんよ。間口は広い方がいいのです。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。29日(水)に大井競馬場で行われる年末の大一番・東京大賞典の展望を中心にお送りします。お楽しみに!

その悔しさは本物だった

2021.12/21 米田 元気 記事URL

年末が押し迫ってくると、各業界は総決算です。日本一を決める戦いも様々に行われます。競馬では有馬記念が今週行われますが、漫才の世界ではもう日本一が決まりました。テレビでご覧になった方も多いと思います。

私は去年、あの大会を途中からたまたま観ていた中で一番面白いと思ったのが、今回優勝したあのコンビでした。ですから今年1年間注目していました。しかし、去年のネタがかなり作り込まれていて面白かっただけに、あれを超えるネタが飛び出すのだろうかと半信半疑でした。

私は漫才のことはよく分かりませんし、お笑い番組はそんなに観ないので、偉そうなことは言えませんが、今年はツッコミがさらに良くなった気がします。あくまで気がするだけです。詳しいことは評論できませんが、磨きがかかっていたのですね。

あのコンビは去年が決勝で4位。確か、どこかのインタビューか何かで見ましたが、決勝に出られただけでも嬉しいと思うはずなのに、4位になってとても悔しかったと語っていた記憶があります。その悔しさは本物だったのでしょう。でなければ優勝はできないと思います。

今回、あの番組を最初から最後まで初めて観ましたが(まだ他局の話)、人間のメンタリティが垣間見られるのも面白いですね。ネタを披露する順番はくじによって決められます。トップバッターは会場の緊張感に呑まれるケースがあるし、後ろ過ぎると待ち疲れて良い緊張感に持っていけなくなる場合もあるようです。

決勝で残った上位3組は、もう1回ネタを披露して優勝を決めますよね。今回、個人的には上位3組いずれも2回目より1回目の方が面白かった気がします。ここも力の加減が難しいのかな?2回目に照準を合わせて、1回目をほどほどにやるなんてこともできないですよね。1回目で強烈なアピールをしておかないと残れないですし。

かといって、1回目で全力を出し尽くすと、2回目の上積みはなくなります。一方で、1回目の点数が劣っていた悔しさから2回目の方が爆発するケースも過去にはあったのかもしれません。そんな状況関係なく結果を出すのがプロだと言われればそれまでですが、人間ですから、いろいろなケースがあるものです。

競馬の実況も体調やメンタル、集中力の度合いによって出来が変わるものです。今回の漫才大会を見て、少し共感するところがあったので感想を書かせてもらいました。漫才師のみなさん、業界は違えど共に頑張っていきましょう!

話は変わりますが、先週土曜日にグランアレグリアの引退式が行われました。私の心残りは、登録もしていた香港マイルで走ってほしかったこと。あの馬ならアウェイの地でも、地元の最強マイラー・ゴールデンシックスティに対抗できると思っていました。

香港マイル、レース前から"ゴールデンシックスティしか勝たん"と思っていました。実際、その通りになりました。しかし、グランアレグリアがいたら相当面白かったはずです。まあ、実現しなかったレースを妄想するのも競馬の楽しみかな?

引退式の写真を撮りましたが、スタンドからで遠くなってしまいました。雰囲気だけでも感じて下さい。蛯名騎手の引退式の時も同じようなことを書いた気が...。

さて、今日の「競馬が好きだ」は地方競馬の話題。22日(水)の兵庫ゴールドトロフィー、23日(木)の名古屋グランプリと、2つの交流重賞を展望します。お楽しみに!

カネじゃないんだ

2021.12/14 米田 元気 記事URL

きのう、今年の漢字が発表されました。「金」でしたね。何度も見た光景。デジャブか...!?と思ってしまいました。皆さんはいかがでしたか?

実は「カネ」と読むんですというオチを期待していたのですが、普通に「キン」だそうで。「カネ」だったら、先週の当コラムの流れからしてちょうど良かったのですが...。

「金」が選ばれたのは4回目。そりゃ既視感があるわけです。オリンピックでの日本人選手の金メダル獲得や、野球界や将棋界で金字塔が打ち立てられたことが理由だそうです。

去年の漢字が「密」で、まだコロナ禍が続いていることもあって、今年もネガティブな漢字になるのかなと思っていましたが、一転、明るい話題が取り上げられました。

過去6年の漢字を見ると、おめでたい話題、深刻な話題、入り混じってます。おととしは「令」。令和元年ですからね。一応おめでたいニュアンスなのでしょう。2018年は「災」。西日本豪雨など災害が続いたことから来ています。2017年は「北」。北朝鮮のミサイル問題が取り沙汰された年でした。

そして前回の「金」が2016年。リオデジャネイロ五輪が行われた年です。この頃は何の緊急事態もなく行われて、お祭り気分でしたね。あの頃が懐かしい...。2015年は「安」。安全保障関連法案で日本が、国会が大きく揺れた年です。忘れられません。忘れてはいけません。

競馬界では何が当てはまるでしょうか。去年2020年は「牝」なんて相応しいと思いますが、いかがでしょう。GI全26レース中15レースが牝馬の勝利(牝馬限定含む)でした。アーモンドアイをはじめ強い牝馬が席巻する時代といっても過言ではありませんでした。

今年は何が良いでしょうか。牝馬の時代はまだまだ続いていますが、勝利数でいうと少し傾向が変わりつつあるのかな?現在の時点で牝馬のGI勝利は9レース(牝馬限定含む)。この後のGIを全て牝馬が勝っても去年を超えることはありません。

しかもグランアレグリアは引退、クロノジェネシスも有馬記念を最後に引退が決まっています。規格外の牝馬は続々とターフを去ってしまいます。先日も香港で、スプリント王ダノンスマッシュ、マイル王インディチャンプ、海外GI3勝ラヴズオンリーユーがラストランを終えました。時代の変わり目なのかな、今年は?

となると、「変」が当てはまるのか。いや、それは変だな(変だけに)。ストレンジの意味だと思われてしまいます。一生懸命走った馬たちに失礼ですね。では、移ろい行く時代で、「移」とでもしましょうか。

来年の競馬はどんな年になるか、それは今考えたら鬼が笑います。気を長くして待ちましょう。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。15日(水)に川崎競馬場で行われる2歳交流GI・全日本2歳優駿の展望を行います。お楽しみに!

新着記事一覧

新着一覧はコチラ

パーソナリティ

小林 雅巳
こばやし まさみ
木和田 篤
きわだ あつし
小塚 歩
こづか あゆむ
大関 隼
おおぜき しゅん
米田 元気
よねだ もとおき
小屋敷 彰吾
こやしき しょうご

パーソナリティ一覧はコチラ