番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日~木曜日 20:00~20:10

ラジオNIKKEI競馬実況アナウンサーが日替わりで登場。競馬のデイリーニュースから競馬関係者の声まで、競馬情報と愛情たっぷりの番組。

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紅白走る夏の越後。

2018.08/07 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。先週、今週と2週続けて新潟に行ってきたのですが、先週土曜日の2レースに関して、ネット上の一部界隈がやけに盛り上がっていました。「今年も実況アナウンサー泣かせのレースが...!」と。

先週の新潟、土曜2レースは直線1000mの2歳未勝利戦。実は同じ条件のレースが去年の同じ週にも組まれていて、その時には同じオーナー(ミルファーム)が16頭中9頭!他に白と赤の勝負服のスピードファームが2頭、KTレーシングが1頭。赤の色鉛筆1本あれば、16頭中12頭が塗り絵できてしまうというレースで話題になっていました。

で、今年の同じレース。実況担当になったのはワタクシ大関、金曜の夜にせっせと塗り絵をしていると、試練の現実は目の前にハッキリと姿を見せたのです。



以前九州産限定戦は何度か実況したことがあるとは言え、同じ勝負服が9頭、というのはなかなか無いケース。しかも今回は冠名がないので、記憶と紐づけがしにくいのです。服を見た瞬間に冠名の部分だけは出てくる、とはいかないので。

......そういう時はどうするか?もうひたすら読む、読む、読む。これに尽きます。最初は塗り絵を見ながらひたすら読み、だんだんと馬名を見ないようにしていく。この塗り絵の映像をネガ写真の現像のように脳裏に焼き付けていく、とでも言ったら良いのでしょうか。

レースに関しては、勝負が最後は3頭に絞られた(しかも染め分けが見分けやすい桃色)こともあって、何とか無事に終了。ただ、言い切れなかった馬もいたわけで、反省することは沢山ありました。何度やっても直線1000mの実況は慣れるのは難しいモノですが、秋の新潟で担当する機会があればこれを踏まえて、全部言い切れるような手早い、かつ聴きやすい実況になるよう努力するのみですね。前半2週で終わってしまった自分自身の夏の新潟ですが、2週連続で重賞の実況、注目の新馬戦も実況だったことも含めて、実りのある夏の新潟だったと思います。

(実況席から見た新潟、芝コース)



1週おいて再来週から連続で札幌、大一番のワールドオールスタージョッキーズも担当ですから、しっかりと準備をして去年以上の結果を出せるよう、自分を追い込むだけです。まずは、出場するジョッキーの方々に敬意を表して、ひたすら音読するところからですね。1000本ノック、もとい1000回音読で。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、岩手競馬特集第三弾です。先週の山本政聡騎手の弟・山本聡哉騎手のインタビューをお届けします。2016年、2017年と岩手のリーディングに輝き、30歳を迎えた今年も3年連続のリーディングへ向けて首位を快走中。ラブバレットとのコンビですっかり全国区になった岩手のエースの声を、小屋敷アナのインタビューでお送りします。お楽しみに!

北の大地は学びの宝庫。

2018.07/24 大関 隼 記事URL

こんばんは。2週間のご無沙汰でした大関です。いつもならこのブログを更新している火曜日、ワタクシ大関先週は東京にいませんでした。どこにいたのか、と言うと↓



新千歳空港から高速と国道を走ることおよそ1時間半。北海道東部、新ひだか町にある静内の北海道市場、セレクションセールの会場でした。実はワタクシ、某緑チャンネルにおけるセリ中継の司会進行という大役を仰せつかり、週末の函館競馬場からさらに出張を延ばして、静内に行っていたのです。北海道市場に来るのは初めてだったのですが、「行けて本当に良かった」というのが正直な感想でした。

中継の解説を担当された記者の方から「このセールは、生産者の方々にとっては晴れ舞台なんです」と聞いていたのですが、その意味は高額で落札された馬の生産者の皆様へインタビューをさせて頂く、という仕事で身をもって知ることになりました。皆様の口から出てくるのは「高く評価をして頂いて嬉しい」という言葉。配合を考えるところから始まって、生産から馴致、セリで高く買ってもらえるようなグッドルッキングホースにする、そして文字通り「セレクション」を通過してこそ辿り着けるこの舞台。手塩にかけて育てた自家生産馬がここで評価を得る=高値で落札されるということは、まさに名誉なのです。実際に生産者の方とお話をしてみて、それをヒシヒシと感じることができました。

そして、よく掛けていただいたのが「聞き覚えがある声だなぁ、と思ったら...」「実況、ラジオで聴いてますよ」という声。ああ、自分の実況がこんなに多くの方に「聴かれている(見られている、ではなく)のか、と身が引き締まる思いになりました。

「こんな熱い思いを持って馬と接している皆様に対して、腑抜けた実況は断じて出来ない」。

馬の名前を間違える、良い脚で伸びてくる馬を早く捉まえられない、脚色をきちんと見ていれば接戦だろうと言い切れるはずなのに逃げてしまう。こんなことがどれだけ失礼な事か?

それをセリの熱気とともに、肌で感じられたのが一番の収穫でしょう。今週末は2週ぶりの実況、新潟へ。アイビスサマーダッシュの実況という大きな仕事も控えています。はるか北の大地で耳を傾ける方々の姿を想像しつつ、仕事に対して鬼気迫る思いが周囲に迸るくらいで戦わなきゃダメなんだと念じて実況してこようと思います。

(前日展示の様子。競馬場やトレセンでお見かけする調教師の方々、オーナーさんも多数来場されていました)


さて、今日の競馬が好きだ!は地方競馬特集。この後の火曜日+アルファで今度は「岩手競馬特集」をお送りしていきたいと思います。まずはその第一弾として、村上忍騎手のインタビューをお届けします。トーホウエンペラーの初代主戦騎手として全国区の活躍、トニージェント、去年はベンテンコゾウとのコンビでホッカイドウ競馬二冠、3000勝達成と進化を続ける岩手の名手に、小屋敷アナがインタビューしています。どうぞお楽しみに!
 

熱狂の500万下。

2018.07/10 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。

 

ワタクシ大関もそれなりに実況のキャリアを積んできましたが、500万特別でこんなにテンションが上がったのは初めてでしょう。

 

先週の土曜福島9レース、開成山特別。障害界の絶対王者、J・GIを5勝のオジュウチョウサンが平地のレースになんと4年8か月ぶりに出走、それも鞍上には武豊騎手。どんなレースになるのか、障害の最強馬は平地でも強いのか、大きな注目を集めるレースの実況が、何のご縁か、ワタクシ大関に回ってきたのです。

 

どんなレースになるかは全く読めませんでしたが、スタートはとにかく注視しておく。そして断然人気になるだろうから、勝負どころで動くタイミングだけは見逃さないように、という事を最も注意して実況に臨みました。

 

(書き込みを大量に入れたレースの実況用塗り絵)

 

そしてレース。ファンファーレ後に凄い歓声が沸き起こって、500万下の実況でこんなに熱気を感じたのは過去にあるだろうかと思うくらい、気持ちが入っていました。GIのボルテージに自然とこちらもテンションが上がっていく感覚、とでも言えば良いのでしょうか。

 

2周目の3コーナーでオジュウチョウサンが先頭に立ったとき(そのタイミングは見逃さないぞ、という感覚で実況していたので、尚更気合が入っていました)、そこから直線の攻防、ゴールしてから武豊騎手が引き上げて来るまでの場内の盛り上がりたるや、もうGIでした。

 

勿論、個人的には「あの実況で良かったのか?」と思うと反省することがあります。いくら人気とは言っても、場内実況という立場である以上、あそこまで熱くなって良かったのか?もっと抑えるべきじゃなかったのか?と。そして、2着の馬(ドリームスピリット)が2番手に上がるところで突然出てくる形になったのも反省しなくてはいけません。オジュウチョウサンが早めに動いていた以上、先行勢が苦しくなってきたところへ差してくる馬がいるはず、だからこそ後ろにいるドリームスピリットが最後の最後に伸びてくると考えて、直線でもきちんと言っておかなきゃいけなかった、というのは事実です。多分、大阪時代にあんな実況をしていたら「おい大関、あの実況は何や?なんで2着馬が伸びてくるところをもっときちんと早く捉まえられんのや?」と先輩から厳しくお叱りを受けていたでしょう。

 

レース後、オジュウチョウサンの長山オーナーは「今年は平地で有馬記念を目指す」とコメント。賞金的に出るにはファン投票で上位に入って出走権を取るしかありませんが、この福島の盛り上がりを見れば、ファンの皆様が大きく後押ししてくれるのは間違いないだろう、という気がしました。

 

こんな経験は、実況アナとして滅多にできないでしょう。とにかく、忘れられない実況になった事は確かです。これを他のレースに生かせるように、また頑張っていかなきゃいけませんね。



(何重にも人垣ができた開成山特別の表彰式)

 

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題から。ダービーシリーズの決勝戦にして、日本の3歳ダートの頂点を決める生涯一度の晴れ舞台、ジャパンダートダービーの話題を中心にお送りします。お楽しみに!

 

 

これも異業種交流のひとつ。

2018.07/03 大関 隼 記事URL

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この番組は、今月からしばらくオンデマンドでの配信をお休みさせていただきます。
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放送後1週間以内で番組を聴く事ができます。
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 こんばんは、大関です。実は先日、ここに行っていました。


 先週土曜日、都内のホテルで行われた「オッズパークプレミアムパーティー2018」。光栄にもワタクシ大関、このパーティーの司会という大役を仰せつかったのです。このようなパーティーの司会の仕事というのは初めてだったのですが、勉強になることばかりでした。


 例えばゲストの各選手をキャッチコピーつきで紹介する、という所があったのですが、それを噛んだりしようものなら失礼千万。何度も口に出して馴染ませて、準備を入念にして臨みました。勿論、ゲストの皆様のプロフィールを頭に叩き込み、思い出に残るレースを前もってじっくり見ておき...という作業も入ってきます。


 打ち合わせから同じく司会担当のAKIさん(飯塚オートレポーター)、橋本悠督さん(小倉競輪実況アナ)には大変お世話になり、内心本番中も結構テンパっていて、進行上何をしてるんだ俺!と思ってしまうことも多々。それでもお二人と、周りの皆様に支えて頂いて、何とか無事に終える事が出来ました。そりゃあ当日夜は安堵感から呑みましたよ。ええ。


 いやあ、色々と勉強になることばかりでしたね。特に、選手の皆様に思い出に残るレースを振り返って頂くトークショー。競馬は勿論ですが、いちファンとして好きな競輪、そしてオートとやはり普段からお仕事をされている司会お二人、選手の方々の話が濃くて濃くて!やっぱり、勝負の世界に生きるプロの精神って凄い。オート、競輪の「暮れの大一番(スーパースター王座決定戦、KEIRINグランプリ)」に舞台に立つことがいかに大きな名誉となるか、全てはこの日のために選手は汗を流している。当たり前かも知れませんが、その重みを改めて思い知る事になりました。


 そして仕事の上でも、普段実況に向けてやっている事と本質は同じだったんですね。下調べをコツコツやる、名前(言葉)を噛まない様にしっかり読む、段取りをきちんと確認する。「普段の実況をいかにきちんとやるかの大切さ(当たり前ですけど)」を、別の仕事を任されてみて深く感じられた、それが一番の収穫だったのかも知れません。勿論、一人の公営競技ファンとして、他の公営競技を深く知るきっかけになったのは純粋に嬉しかった事なので尚更。


 さあ、自分の中での夏競馬がいよいよ開幕する今週末は福島へ。良い経験をさせて貰った訳ですし、オジュウチョウサンの平地挑戦という今年の日本競馬で一大トピックになるであろうレースの実況も控えています。この経験を生かして、飛躍の夏に出来るか勝負だぞ!と自分に言い聞かせて仕事に向かわねばいけませんね。


 さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、5日(木)に川崎競馬場で行われる交流JpnIII・スパーキングレディーカップの話題を中心にお送りします。11月の「京都」JBCレディスクラシックへ、充実の夏の白星を掴むのはどの馬か?お楽しみに!


(´-`).。oO(ふと思ったんですけど、他の公営競技の実況をされている方々にお会いしてみたい。競技は違っても、公営競技を愛する皆様と交流が深まるのは嬉しいのですよ)

ひと月ぶりに味わう「現場」。

2018.06/26 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。2週間ぶりの更新で失礼いたしました。宝塚記念はワーザーが突き抜けていれば財布の中身が...でしたが、和田竜二騎手の17年ぶりの中央GI制覇、という歓喜の瞬間を見ることが出来たので「いい宝塚記念だった」と思えるレースでした。

 (´-`).。oO(上半期のGIで一番自信あったんだ、4月の香港QE2出張の時に、ワーザーが宝塚記念に遠征するプランがあるって聞いた時点で出てきたらドカンと勝負って決めてたし...)

 ワタクシ大関、先週は東京競馬場で仕事でしたが、実は中央のレースを実況するのがオークスの日の新潟後半以来ほぼ1か月ぶりでした。BS11の競馬中継をお手伝いさせて頂くようになったり、休みを貰ったりしていたので、こんなに実況の間隔が空いたのは記憶にないくらい。土曜の1レースでは、府中の3~4コーナーが物凄く広く感じる中で実況していました。やっぱり、どこか浮足立っていたんでしょう。


 しかし、ひと月も離れていると、「自分がいかに恵まれた環境で仕事をしていたか」というのがよく分かるものです。走る馬の美しさ、好天に映える緑の芝、直線で沸き起こるスタンドからの大歓声。これをいかに分かりやすく、残念ながらこの場にいられない方々に伝えることが出来るか、現場を離れてレースを見る機会も増えた中で、実況に求められるものをまた色々と考えさせるような土日でした。

 今週からは中央競馬は福島、中京が開幕。本格的な夏競馬が始まります。また「現場の熱気」を感じられることのありがたみをかみ締めて、また仕事をして来ようと思います。

 さて、今日の「競馬が好きだ!」は笠松の話題を。明日水曜に行われるヤングジョッキーズシリーズ西日本ラウンドの開幕を告げる笠松ラウンド、その翌日の重賞クイーンカップの話題を中心にお送りします。お楽しみに!

 そして今日の写真は土曜の東京、東京ジャンプステークスで前人未到の障害通算2000回騎乗を達成した林満明騎手の記念セレモニーから。ご存知の通り、2000回騎乗で鞭を置くことを表明していますが、今年はそれが惜しまれるような大活躍。最後のパートナー、アスターサムソンは残念な結果でしたが、暖かい拍手が場内に沸き起こったのが印象的でした。ああ、やっぱり現場っていいな、と思った瞬間。林騎手、本当にお疲れ様でした。




新種牡馬の名前で蘇る記憶。

2018.06/12 大関 隼 記事URL

こんばんは、大関です。先週末は久々に金曜から休みを貰っていたので、せっかくの機会だからと茨城の実家へ里帰りする事に...と言っても、競馬の行方は気になるもの。

( ´-`).。oO(金曜の夜も結局、父親と実家で晩酌しながら競馬新聞を手元に置いてあーだこーだ翌日の話でした) 

 新馬戦にも早速新種牡馬が出てきたなぁと思っていたら、土曜の阪神5Rに組まれていた新馬戦(芝1200)では、ジャスタウェイ産駒のアウィルアウェイが勝って、今年のJRA2歳戦における新種牡馬産駒勝ち上がり第1号となりました。

 ジャスタウェイ、現役当時は大関も彼が走るような大レースは実況していませんでしたが、大阪勤務の頃にジャパンカップに出た時、陣営の共同会見のインタビューを担当したこともあって、色々と思い入れのある馬でした。そんな現役時代を近い時期だと鮮明に覚えているだけに、ああ、時が経つのは早いなぁと感じたものです。

 オルフェーヴル、ロードカナロア(揃って顕彰馬に名を連ねることになりましたね)という二大巨頭がいた去年と比べるとインパクトは?という声も耳にしますが、世界ランキング1位に上り詰めたこともあるジャスタウェイを筆頭に今年もタレント揃い。そんな中でも大関の注目は1頭挙げるとしたら、ベルシャザールでしょうか。

 実は、ベルシャザールの新馬戦を実況していたのがワタクシ大関。新馬を勝ったあと当時はオープン特別だったホープフルステークス勝ち、ダービー3着。そこから2度の長い休みを挟んで復帰した、初ダートのナリタブライアンカップと白川郷ステークスを実況していたのもワタクシ大関だったのです。

 ダートに変わって素質を開花させるキッカケとなったレースも実況していたので、長い休養を乗り越えてのジャパンカップダート制覇(阪神で行われた最後の年)は、実況していなかったとは言えども感慨深いモノでした。

 そして今年、いよいよ新種牡馬として産駒がデビュー。キングカメハメハの後継種牡馬、となるとロードカナロアを筆頭にルーラーシップ、この後にはドゥラメンテ、ホッコータルマエ、リオンディーズ、ラブリーデイといった面々も控えています。この後継争いから抜け出すのは簡単ではないのでしょうが、2歳戦から走れて芝でもダートでも走れる血統構成、というのは大きな武器になるはず。現役時代に思うところ色々あった馬だけに、良い産駒が沢山出て来て欲しい、と願っています。

 さて、今日の「競馬が好きだ!」は来週開幕のヤングジョッキーズシリーズ、そして週末に迫ったダービーシリーズの高知優駿の話題を中心にお送りします。先週日曜の岩手ダービーダイヤモンドカップをチャイヤプーンが勝って、ダービーシリーズの1番人気が勝てない、という流れがひとまず止まりましたがどうなるか?お楽しみに!

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