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競馬が好きだ!

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これを多用したくないとは個人的に思っているんですが、あんなレースを見てしまったら言わざるを得ませんって。どうもこんばんは大関です。

先週は8年ぶりに秋の天皇賞当日の東京競馬場にいました。久々に10万人超えとなった天皇賞デーの東京競馬場、前半のレースからそれはそれはGI当時らしい盛り上がり。やはり、GI勝ち馬10頭という豪華メンバーになった天皇賞が名勝負の予感を醸し出し、歴史の証人になりたいと願った人々を競馬場に集めたのでしょう。

(天皇賞発走直前の放送席からの風景。右下にちらっと見えるのが、山本直也アナの作った実況用塗り絵)


同じように豪華メンバーが集まり、ウオッカとダイワスカーレットの火の出るような大接戦、レコード決着の2008年のような結末をイメージされていた方も少なくなかったでしょうし、実際自分もその1人でした。何が勝つかは分からないけれど、おそらくゴール前は数頭が僅差でなだれ込むような大激戦というイメージでいたのです。こう考えていた時点で、自分の馬券は外れたも同然だったのかもしれませんが。

レースはご存知の通り、好位インを立ち回ったアーモンドアイが直線スパッと最内のスペースへ飛び込むと、一気の加速で後続を置き去りにしていく完勝、最後もルメール騎手が後ろを確認する余裕すら見せてレコードに0秒1差。豪華なメンバーでしたが、いざ蓋を開けてみれば1頭ズバ抜けた馬がいた訳です。

レース後、とりわけ印象に残っていたのがアーモンドアイは恐ろしいくらいの強さと形容する人の多さ。2着ダノンプレミアムの中内田調教師も、報道陣に語った第一声が「完敗です」。「アーモンドアイは強いというより化け物ですね」。アーモンドアイの国枝調教師ですら「しのぎを削るようなレースになると思っていたのに、一気に抜け出しましたから、凄い馬です。恐ろしいくらいですね」とレース後の会見で語るほどでした。いやはやその通り。「GIを勝つような馬も何頭もやらせて頂いてきたんですが、この馬は人の想像の上を行くような馬」とも語っていました。まさに人知を超えるような次元にたどり着いてしまった馬なのでしょう。今世紀ならディープインパクトに近いような。

このあとはジャパンカップか香港カップの二択のようですが、個人的には海外で走るところを見てみたいな、なんて気もします。もっと言えば、来年も現役を続けるというエネイブルと戦う機会でもないでしょうか。日本が無理なら海外のどこかで...!

そして、今年の最優秀4歳以上牝馬の争いが相当ハイレベルになりそうです。すでにアーモンドアイがドバイターフに天皇賞、リスグラシューが宝塚記念にコックスプレートと国内外でG1競走2勝。これにディアドラがナッソーステークスで歴史的勝利。香港カップを勝つようなら...?相当悩むことになりそうです。贅沢な悩み、とも言えますが。ここから先は本当に年末まであっと言う間、寒くなってくると体調崩しがちなワタクシですから、気を付けて年末まで突っ走る事にしましょう。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、週なか~週明けのダートグレードの話題を中心に。地方競馬最大のイベントとも言って良い、JBC3競走の話題です。いやー楽しみ!

(´-`).。oO(今年はJBC、浦和に取材に行くことになりまして。2年ぶりにJBCデーの競馬場だから余計に楽しみで)

最後に写真をもう1枚。土曜にコックスプレートを実況した時の塗り絵です。いやはや、リスグラシューの後方からかなり外を回ったのにお構いなしに捻じ伏せて勝ってしまうという勝ち方もインパクト十分でした。次は有馬記念の可能性が高いようですが、そこも勝てば年度代表馬が大きく近づくような?

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