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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関です。花粉症からくる鼻の違和感から解放されたと思ったら、季節の変わり目に弱いのか喉がスッキリしなくなりました。嗚呼、空気の乾燥から解放される夏よ、早く我が元へ!

 そんな先週は中山で仕事。大阪から東京に帰ってきて、「中山で愛でる桜」を凄く新鮮に感じてからもう3年経ちます。あの大阪にいた期間よりも、東京に戻ってきてからの方がもう長くなってしまったんですねぇ。何だかあっという間です。


(中山の桜。今週末にはもうだいぶ散ってしまうかな...)

 桜花賞はグランアレグリアが、今年初戦となった桜花賞でスピードを存分に見せ付け、早め先頭から押し切ってレースレコードで戴冠。一昔前なら、「ぶっつけ本番」と敬遠されていたローテーションでしょう。古い競馬新聞のダービーの馬柱を見れば春に「共同通信杯⇒弥生賞⇒皐月賞⇒NHK杯⇒ダービー」というローテだった馬も珍しくなかった訳ですから。「トライアルを使わないことが逆に常識」という時代が来るのかもしれない、自分もそれに対応していかなきゃいけないのだなと感じた平成最後の桜花賞でした。

 そして今週末にもうひとつ経験したのが「オーストラリアのG1レース実況」という初の仕事でした。日本からクルーガーが参戦したドンカスターマイル、何せ登録24頭、当日の朝にならないとメンバーが確定しない、という日本にない方式にどう準備したら良いのか?と頭を悩ませていました。結局「予め補欠も含めた24頭分の塗り絵を作っておき、繰り上がりが出たら1頭ずつ消していき、最後に馬番を書く」という方式にしたのです。日本の競馬実況で使っている塗り絵は18頭分のスペースしかないので、紙を2枚つなげて作っていました。


(紙2枚つなげて作った、ドンカスターマイルの塗り絵。折り畳んだ紙の右側には22番~24番の馬を描いていました)


 結果的に先行勢が上位を占める形で実況はしやすかったものの、やはり20頭立ては苦労しました。道中も後で聴いてみると勝負服が似た馬が混ざっていたり(ブルータルとルロメイン、ディキシーブラッサムズとエクスタイン、気をつけなきゃダメだと覚えていて予感はあったのに...)、直線も内に入りながら伸びる日本馬のクルーガーに目が行き過ぎて、3着に入ったハートネルが一度も言えなかったという「何をやってるんだ俺は...」と頭を抱えるしかない実況でした。

 ただ、数年前までこんなに海外のレースを実況するという機会は多くなかった訳です。今後は「いつ実況することになっても良いように、海外の主要レースの流れを追う」ことが実況アナに「常識」として求められる時代になるのでしょう。次にこんな頭数のレースを実況できるのは何時になるか分かりませんが、リベンジを誓った初仕事でもありました。

 ( ´-`).。oO(ウィンクスとクルーガーが対戦するクイーンエリザベスS、実況してみたかったな)

 さて本題。地方競馬でも3歳世代の各地方の三冠レースがどんどん始まっていきます。今日の「競馬が好きだ!」はその中から11日(木)に行われる、兵庫の3歳三冠の第一弾=菊水賞の話題を中心にお送りします。お楽しみに!


★今後1週間、オッズパークで購入可能な主な地方重賞★
11日(木)東海桜花賞(名古屋)、菊水賞(園田)
14日(日)赤松杯(水沢)
16日(火)東海クイーンカップ(名古屋)

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