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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関です。

先週は都内の某スタジオでお仕事。何と言っても、ヴィクトリアマイルにアーモンドアイが登場。有馬記念で9着に敗れ、ドバイターフ連覇を狙って海を渡ったらそのすぐ後にドバイワールドカップデーが中止になり、戻ってきての帰国初戦。果たしてそれがどう出るか?うがった見方をしていたワタクシ大関、アーモンドアイをあえて外して馬券をしこたま仕込んだのですね。これが嵌ればリターンだって大きいのだから、逆らうなら此処だと思っていたのです、が。が。

......そんな考えが愚かである、という結論があっさりと出てしまいました。どう見ても余力を残して後続を4馬身突き放して楽勝。国内外のG1競走7勝目、JRAの獲得賞金10億円突破と記録づくめの勝利。こんな強い馬が有馬記念であっさり負けるんですから、競馬って本当に分からないものです。

(´-`).。oO(たらればの世界ですけど、こんなに強い馬をドバイで実況してみたかったというのはあります)

この後アーモンドアイはどこへ向かうんでしょう。安田記念は中2週、宝塚記念は同じ馬主のブラストワンピースやグローリーヴェイズが出るようだし、ルメール騎手にはサートゥルナーリアがいますよね...。

しかし、あの直線でアーモンドアイがサウンドキアラに並んで、あっさりかわすシーンが大写しになった瞬間、ふっと色々考えました。これが嵌ったものの、あの大写しの数秒の間に、離れた外から強襲してくるような馬がいたらどうなったろうかと。そしてふと思い出したのは、大阪時代に映像だけで見ていたいつかのオークス。断然人気のハープスターが大外から一気に伸びた姿が大きく映っているうちにも、その内を伸びてヌーヴォレコルトが大本命を沈めた、あのレースでした。

今年、そのオークスの実況を担当するにあたって、その映像を見たところで省みました。いま下調べをするにあたって、知らず知らずのうちにこの馬がというバイアスをかけてはいないか?場内実況であり、18頭すべてにとって晴れの舞台である以上「フラット」であるべきという視座を、一段と意識すべきではないか?と。

無敗の桜花賞馬ダンスインザムードですらダイワエルシエーロの早め先行策に屈し、2400mこそ最高の舞台と母子オークス三代制覇を期待されたアドマイヤグルーヴですらスティルインラブの二冠を阻止できなかった。そんな歴史をじっくりと見直しました。

当たり前ですが、ここに出る以上は全馬にチャンスがある。そのリスペクトを忘れず、あと何日か準備に励もうと思います。「練習は嘘をつかなかった」って言ってみたいですから。16年前のあの松本さんみたいに。


(オークス、出走権と賞金順で出走可能な16頭を口に慣らすためにこれを。毎日声に出しているのです)

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、目前に迫る地方競馬のダービー=ダービーシリーズの話題を中心にお送りします。お楽しみに!

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