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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関隼です。タイトル文を見て安西ひろこさんを思い浮かべた方、2000年頃のJ-POPで話がワタクシと盛り上がる、かも。

 先週土曜、函館競馬の映像をご覧になった方はお気付きだったかと思いますが、午前中からお昼にかけて、場内が霧に包まれる中で、レースが行われていました。それはつまり、実況アナウンサーにとって「視界が非常に取りづらい中でレースを実況する」という状況に追い込まれる事でもあります。

 当然、見えない時には何を言えばいいのやら、という話になります。ラップタイムを参考にして、どの辺りを走っているのかを予測することは出来ますが、それも見えない可能性もある訳です。目の前のターフビジョンすらもモヤに霞んでしまう可能性もありますから。福島でモニター越しにレースを見ていても、嗚呼これは実況の小塚アナが大変だ!と思わされてしまいました。

 ちなみに、ワタクシ大関の「気候の影響でレースが見えなくなる」という経験で思い出に残るのは、2012年12月の中山。確か黄砂が飛んでいた週で、中山の向正面はよく見えず、芝の外回りも馬が確認できないほど。実況を初めて3年ほどでしたが、「自然現象の影響でレースが見えなくなる」という経験が無かったので、そりゃ慌てました。いつも使っている双眼鏡で目をこらしてみても、勝負服や帽子もぼんやりとしか見えないのです。モニター映像を参考にする、ターフビジョンに見えるラップを参考にする、など対策は色々あったのにそれが出来ず、締まりのない実況になってしまったのが悔しかった事を今でもよく覚えています。

 あれから4年半ほど。自分が実況するレースで、見えなくなるほど視界が悪くなった事がありません(ローカル開催で、もう1人の実況アナがそんな状況、という事はありましたが)。ただ、それもいつ当たるかは全く読めない訳で、今度はそんな状況に当たっても、極力冷静に対応して、レースの模様を可能な範囲で伝えられる実況アナウンサーでいなくては...。モニター越しでもよく見えない函館のレースを見て、そんな事を感じていた夏の福島開幕週でした。


(今年1月、雪で視界が煙った中京。こうなると3~4コーナーが見えない...)


 さて本題。明日4日(火)の競馬が好きだ!は、6日に川崎競馬場で行われる交流JpnIII=スパーキングレディーカップの展望を中心にお送りします。進行は木和田アナと山本直アナです!

【お知らせ】この番組は、7月からしばらくの間、「オンデマンドでの番組配信」を、誠に勝手ながらお休みさせて頂きます。20時から聞けなかった!という方は、ぜひradikoのタイムフリー機能でお聴きください。 

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