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競馬が好きだ!

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今日から12月に入ります。先週の当ブログでも申し上げましたが、今年はこのご時世となった影響で世の中の多くのイベントが中止、または規模縮小を余儀なくされ、あまり季節感がありません。それで1年があっという間に経ってしまうのではないかと思っていました。しかし、それだけではないような気がします。

今年がもし例年通りの状況であったとしても(だからといって世界中が平和とは限らない)、同じように時間の経過はあっという間だったかもしれません。それだけ年齢を重ねてしまったということでしょう。20代の頃は「若いね~」なんて言われても、まだ20代だもの!と思っていたので正直、感慨はなかったです。しかし先日、10歳上の業界の先輩から「まだ37か、若いね~」と言われて、お世辞とはいえ少し嬉しくなってしまいました。この時点で、もう自分は若くはないのだな...と感じてしまう限りです。

喋りの世界では、70代でも現役バリバリ、80代でも健在の方がいらっしゃることを考えると、私はひよっこ同然です。しかし、偉大なる先人たちの喋りを聞くと(アナウンサーに限らず、声優、ナレーターなどでも)40~50代が一番油の乗り切っている時期であることは明白です。そんな世代に近づいていることを考えると焦りを感じます。自分はまだ何も成し遂げていないのですから。

しかし考え込んでも仕方ないので、そんな時は海を眺めに行きます。そんな時じゃなくても行きますが。海の雄大さからみれば、人間1人の存在なんてちっぽけ...なんてありふれたことを言うつもりはありませんが、細かなことを考え込まなくなるので気分転換にはなります。

さて、競馬の世界は今年、無観客開催になるなど残念な年になってしまいました。しかしその中でも得たものがあったと思います。それは品格です。この秋、限定的にお客さんを入れての開催が再開しましたが、歓声を上げることは控えるのが現在のマナーです。そこで歓声に代わる、お客さんの意思表示の手段となったのが拍手です。拍手の音を聞くのはなかなかいいものです。品の良さを感じます。この秋のGIでゴール後の拍手を聞く機会が何度かありましたが、競馬場に一体感が出てレースに箔がつく感じがします。

こんなことは書きたくないですが、感染症防止対策は来年以降もしばらく続くと思います。しかし、新しい競馬観戦のスタイルとして拍手を送ることが定着するのはいいことだと思います。ニューノーマル(新常態)という言葉が浮上しましたが、もはや拍手が競馬観戦のニューノーマルになってしまえばいいとさえ感じます。皆さんはいかがでしょうか?

今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。今週はダートグレード競走2本立て!2日(水)には園田で兵庫ジュニアグランプリ、3日(木)には船橋でクイーン賞。この2レースの展望を中心にお送りします。お楽しみに!




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