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競馬が好きだ!

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もう1週間も経ちますが、先週火曜日、交流重賞・クラスターカップの取材へ盛岡競馬場に行ってきました。盛岡に降り立つのは初めてのことでした。

地方の競馬場は、馬券の場外発売にターゲットを絞り、場内施設も必要最小限にしているところもあります。そんな中で盛岡競馬場は広々とした作りになっていました。さすがはオーロパークと呼ばれるだけあります。スタンドが立派に出来ていて、巨大ビジョンでレースが観られる広々としたアトリウムは、中央の競馬場にも負けないくらい快適です。

スタンドの外には屋台があって、いろいろなグルメが販売されていて賑わっていましたよ。盛岡駅で昼食を取ったのを後悔するぐらいのラインナップでした。盛岡競馬場にはジャンボ焼き鳥など有名なご当地グルメがあるそうですね。今度行く機会があれば食べてみよう。

さて、その前の週から東北などを中心に雨が続いていて、この日は大雨が心配されていましたが、競馬場に着いた頃は降っておらずひと安心。クラスターカップの発走は16時40分。そこまで何とか天気がもってくれと祈りつつ、メインレースの時を待っていました。

しかし、クラスターカップの出走馬がパドックに現れた時、ついにものすごい雨が降り出したのです。基本はスタンドにいるので、雨に濡れることはないのですが、レース後は取材のため検量室前まで行くのに外を通らなければいけません。傘は持っていましたが、馬が驚くため取材現場で傘は厳禁。雨合羽は持っていないので移動中はどうしても濡れてしまう。さあ、困った...。

確かにその1時間前くらいのこと、同じく取材に来ていた地方競馬全国協会の方(お世話になりました)が、「ああ...ちょうどメインの発走ぐらいの時間に相当な雨が降るみたいですね...」と、スマホで天気予報を見ながら私に教えてくれていたんですよね。

その方は雨合羽を着て万全の状態。しかもメイン前のレースから取材に降りて検量室前に到着しており、雨に濡れる心配は全くなし。一方の私はクラスターカップの取材のみなので、レース後に降りればいいやと高をくくっていたため、置き去り状態になってしまいました(自業自得)。

とはいえ、その時点でまだ発走まで30分ほどありました。あまりに雨が強いので、この間に雨が止む可能性もあったりして...。根拠なしに一縷の望みにかけていました。すると、どうでしょう。遠くの空が少しだけ明るくなるのが見えました。これはクラスターカップ発走までに雨雲が移動するかもしれない。

そこからはひたすら空ばかり見ていました。"早く雲が移動しろ!交わせ!交わせ!"...馬を応援するかのように雨雲の移動を見つめていました。そして、ついに発走15分ほど前に雨は止み、上空が少し明るくなったのです。

日頃の行いが善いとは決して思いませんが、運が良かったです。クラスターカップのレース中にパラパラと降り始めはしましたが、結局、ほとんど濡れることなく取材は終了。取材自体も順調に進み、気持ち良く競馬場を後にすることができました。

競馬場に限らず、初めて来た場所でいろんなことがスムーズに行くと、すごく良い思い出になりますね。これからも初めての仕事場では良い思い出ができますように。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。木曜日に佐賀競馬場で行われる交流重賞・サマーチャンピオンの展望をお送りします。お楽しみに!

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