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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関隼です。

先週日曜は84回目の日本ダービーデー。去年に続き、現場で仕事をしていたのですが、やはりこの雰囲気はダービーデーにしか存在しないのだろう、と思わせるようなものでした。1レースのファンファーレにGIのような大歓声が起きるのはこの日くらいでしょう。

(昼休み恒例、ダービー騎乗騎手の紹介セレモニー)


そんな1日も、いざ中継が始まれば目黒記念まであっという間。ダービーはルメール騎手がフランスに続いて、日本でも「ダービージョッキー」の称号を手に入れ、現役では最多勝を誇る名伯楽、藤沢和雄調教師もついにダービートレーナーの仲間入りを果たしました。ワタクシ大関はレース後場内向けの勝利ジョッキーインタビュー、その後の共同記者会見での藤沢和雄調教師へのインタビューも担当させて頂いたのですが、表彰式ではルメール騎手、そして藤沢和雄調教師に向けてもスタンドから凄い拍手、祝福の声援が飛んでいました。

そこで思い出したのが確か11年前。メイショウサムソンが2冠を達成したあとにどこかで見た記事の見出しに「当たった人も外れた人も、バンザーイ!」という一文がありました。あの時も、苦労人のベテラン石橋守騎手がダービージョッキーの仲間入り。自分の馬券の結果とは別の次元で、みんなが純粋に勝者を称えたくなるレース後。これも、ダービーデーには一段と感じられるものかも知れません。

実際、ダービー後の検量室前には、知り合いの記者の方々から「藤沢和雄先生がついにダービーを勝ってくれて本当に良かった!やった!」という声が聞かれました。自分の仕事としては色々勉強させられる、やっぱり反省してばかり、という1日でしたが、この暖かい雰囲気を間近で感じられるのは幸せな事だな、と感じました。

「最高峰のレースだからこそ、向き合う事で今の自分が試される」―それがダービーというレースではないかと。

それは思考を重ねて買った馬券然り、また自分の当日の仕事に対しても然りではないかと。この仕事をやっている以上、来年のダービー当日にどこのいるかは分かりませんが、その日にやった仕事に対して「俺は1年前の自分の先を確実に行っている」(当たり前ですけど)言えるように、また1年戦っていくだけです。

( ´-`).。oO(やっぱり、ダービーが終わった夜に自棄酒は飲みたくないもの)



(ダービー当日、放送席からの風景。これは凄いです)


さて本題。今日30日(火)の「競馬が好きだ!」は、ダービーシリーズ特集。地方競馬のダービーはまだまだ続いています。6月1日(木)の門別競馬場で行われるダービーシリーズの第2弾=北海優駿の話題を、現地門別競馬場で場内実況を担当している、岸根正朋アナウンサーからのレポートをまじえてお送りします。進行担当は木和田アナとワタクシ大関。お楽しみに!

★今後1週間オッズパークで購入可能な、主な地方重賞
6月1日(木) 北海優駿(ダービーシリーズ・門別)
6月3日(土) かきつばた賞(盛岡)、鶴見岳賞(佐賀)
6月4日(日) 早池峰スーパースプリント(盛岡)
6月6日(火) 東海ダービー(ダービーシリーズ・名古屋)




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