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競馬が好きだ!

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私にとっては夏競馬最後の新潟出張が終わりました。夏の新潟はいろいろ覚悟が要ります。というのも暑い。当たり前ですが、スタンドの向きからして日差しの入り方が半端ではないからです。午前中、特に朝の1、2レースぐらいは眩しすぎる上に頭がくらくらしてきます。そういう時は集中力に影響してくるので実況はさらに大変になるのです。

先週もそんな覚悟を持って臨んだ新潟の現場でしたが、降り続く雨の影響もあったのか、涼しいぐらいでした。喋る仕事をする上では非常に助かりました。土日とも夏の新潟とは思えない陽気で、そういった意味では運が良かったのかもしれません。

おとといの関屋記念ではロータスランドが重賞初制覇を果たし、管理する辻野泰之調教師も重賞初制覇となりました。辻野調教師は今年開業したばかりで、もともとは角居厩舎で調教助手をしていた方です。私が関西勤務だった頃、助手時代の辻野さんに栗東トレーニングセンターでよくインタビューを録らせていただきました。というのも、当時は角居厩舎のスポークスマン的な存在で、重賞に出走する馬のインタビューとなると、ほぼ毎回辻野さんが担当されていたからです。

もちろん最初の頃は慣れないマイクの前でしたからぎこちない感じもありましたが、回を重ねるごとに喋りが上達していった辻野さん。とにかく角居厩舎は有力馬が多かったですから、インタビューをする機会が多いこともあって、私が関西を離れる頃にはスラスラと話されるようになっていました。これはすぐ一人前の調教師になれるな、と思ったものです。といってもあくまで喋りの話。調教技術のことは専門外なのでよく分からないです。しかし、簡潔に話されるのでインタビュー音源の編集が非常にしやすかった(アナウンサーは音の編集もやるのです)。本当にありがたかったです。

これからさらに飛躍していく辻野調教師の今後が楽しみです。それと同時に、いつまでもインタビューがしやすい調教師でありますように、と祈る思いです。

話は変わって、夏最後の新潟ということで(秋の新潟に行く保証はないので今年最後かもしれない)、新潟の名物を2日に分けて食べました。まずはタレかつ丼。これが売っているお店には何度も行っているのですが、テイクアウトで食べるのは初めてでした。お腹を減らしていたこともあったのか、店内で食べた時より美味しかったです。同じものなのに不思議ですよね。人目を気にせずホテルの部屋で食べていたからか、普段の数倍は美味しかった。最初からテイクアウトにしておけば良かったと思うくらい。

なんでもそうですが、同じものでもその日の体調や気分、タイミングによって、味わいや感動は変わるものです。食べ物に限らずね。

タレかつ丼で期待以上の勝ちを拾ったので、翌日は負けたといっても過言ではありませんでした。鶏の半身揚げ。こちらもテイクアウトでした。出来立てはけっこう熱くてヤケドするので少し冷ますつもりもあって、半身揚げを受け取ってから、コンビニにも寄って時間をやり過ごしました。部屋に戻って、ちょうど食べやすい熱さになっているかなと思ったら、時間が経ちすぎて肉が若干パサついていました。せっかくの絶品を自らの手で台無しにしてしまったのです。写真で見ても分かる通り、出土品みたいに黒ずんでいました。見た瞬間、これはやってしまったな...と思ったものです。お店は悪くありません。受け取ったらなるべく早く食べましょう。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。週半ばに行われる各地のメインレース展望などをお送りします。お楽しみに!

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