お知らせ:

競馬が好きだ!

番組へのお便りはこちら

こんばんは、大関隼です。先週末、冒頭の言葉を何回言ったか分からないくらい。

 

今年の中央競馬の全日程が、25日(日)で終わりました。クライマックスは23日(金祝)からの3日間開催。「最後に有馬記念が待っている」という期待感も大きかったのですが、レースも期待を裏切らぬ素晴らしいモノでした。逃げ宣言のマルターズアポジーを前にやって直線堂々抜け出したキタサンブラック、直後にピタッとついて今度は差す、と自ら捕まえに行ったゴールドアクター、そしてこの2頭の外へ切り替えて追い上げたサトノダイヤモンド。

 

キタサンブラックがゴールドアクターを振り切って決めた...と思ったところで、最後の最後にもう1段上のギアを繰り出したサトノダイヤモンドが差し切ってグランプリ制覇。「えっ、そこでもう1回伸びられるの!?」と思える脚。勝利の女神をこの秋以降、完全に味方につけたような里見オーナーの勢いは止まりませんでした。

 

1→2→3番人気の順で決まった有馬記念は1977年以来39年ぶり。テンポイント→トウショウボーイ→グリーングラスの三強で決まった、あの伝説の有馬記念以来なのだそうです。あっと驚く結末も有馬記念の醍醐味ですが、人気を集めたファン投票の上位馬が持ち味を、力を出し切って堅く収まるのも有馬記念の醍醐味。ワタクシ大関はミッキークイーンとサトノダイヤモンドのワイド1点で勝負して散ったのですが、「こんなに良いレースを見られたのなら、観戦料かな」と思えるくらいのレースを見せてもらった気がします。

 

そして、前々日の中山大障害も熱かったですねぇ。春秋のJ・GI連覇を目指すオジュウチョウサンと、昨年の覇者アップトゥデイトが勝負どころからびっしり並んで、直線はねじ伏せるようなオジュウチョウサンの独走劇。そして、全馬完走で最後方のウインイルソーレまで、スタンドから送られた万雷の拍手も印象的でした。中山大障害を現場で見るのは6年ぶりだったのですが、こんなに熱い拍手が送られたレースを見たのは初めてかもしれない、と思うくらい。月並みですが「あー競馬っていいなー」と言わずにはいられない2016年の有馬記念ウィークでした。

 

こうなったら、有馬記念の当日、中山大障害も一度やってみても良いのでは?10万人がJ・GIを完走した人馬に拍手を送る光景、一度中山で見てみたいんですが...。

 

さて本題。2016年の中央競馬が終わっても、地方競馬はあるんですよ!という訳で、27日(火)の「競馬が好きだ!」では、28日(水)に園田競馬場で行われるダートグレード競走=兵庫ゴールドトロフィーの展望を中心にお送りします。担当は小林アナです。お楽しみに!

 

せっかくなので、また塗り絵を作ってみました。


そして、年内にオッズパーク経由で買える主な地方の重賞を一気に書いていきます。各地に「暮れの大一番」が待っているのです。

 

12月28日(水) 兵庫ゴールドトロフィー(園田・JpnIII)
12月29日(木) ヤングチャンピオンシップ(ばんえい帯広)
12月30日(金) ライデンリーダー記念(笠松)
12月31日(土) 桐花賞(水沢)、東海ゴールドカップ(笠松)、園田ジュニアカップ(園田)、高知県知事賞(高知)

 

お知らせ

お知らせ一覧