お知らせ:

競馬が好きだ!

番組へのお便りはこちら

どうも秋競馬に突入した実感がわかない。その理由が分かりました。中京から始まるからです。去年も同じことを思っていました。別に文句を言いたいわけではないので悪しからず。

秋競馬の始まりは例年、中山と阪神が基本です。しかし、京都の改修が行われている関係で今年も西日本の秋競馬は中京での開幕となりました。私は先週、中京に行っていたので特にそういう思いにかられるのだと思います。これが中山なら違っていたでしょう。

夏の間は毎週のように各地へ出張させてもらっていたこともあり、いわゆる"出張競馬"の延長みたいな感じでした。週末のホテル暮らしという点では同じですからね。しかも、中京は夏以外ローカル開催が多いので、どうもこの時期の西日本主場だとピンと来ないんです。同じようなことを思われる競馬ファンもいらっしゃるのではないでしょうか。

まあ、ピンと来ないとは言っても、ちゃんとトライアルは行われ、ちゃんと有力馬が出走して盛り上がります。地元のファンにとってはたまらない秋開催なわけです(このご時世で入場制限付きなのは可哀想ですが...)。各地のファンがなるべく平等に喜べることを考えれば、こういうイレギュラーな開催も悪くはありません。私は仕事で福島に5年間住んでいたのですが、夏の主場開催が始まる時の地元の熱気はやはり違いましたから。

関東でもいつかこういうパターンがあるかもしれません。というのも、中山は今のスタンドが経ってから30年は経っています。全国の競馬場では京都の次に古いスタンドだったので、今稼働しているスタンドとしては最も古いスタンドになります。まだ改修する話は聞いていませんが、5年とか10年後は現実的になっていくのではないでしょうか。仮に馬場も含めた大幅な改修ともなれば、今回の京都と同じように数年単位の空白ができます。

もちろんそうなった場合は東京開催でカバーするのでしょうが、あまりに開催が連続する場合は、今回のようにローカル場にも振り分けていくケースも考えられます。その場合は福島や新潟が現実的です。我々マスコミも含めた競馬関係者からすれば大変な面も出てくるでしょうが、地元のファンからすればウェルカムな話でしょうね。まあ、言いたいのはイレギュラー開催も悪くはないということです。

20年近く前、東京のスタンド改修でずっと中山が開催されていました。10月から翌年の4月まで、今考えればよく連続でやっていたなと思います。コンプライアンスが厳しかったり、世論の批判に敏感にならざるをえなかったりする今の時代、こんな無茶なことが通りますかね?そう考えると、単なるスタンド改修だけでも、ローカル場に振り分けるケースもあるかもしれませんよ。

何はともあれ、全て架空、推測の話。別に意見ではありませんので、軽く読み飛ばしてください。

名古屋のホテルから見た景色。ホテルしか建物がないのかというぐらい、ホテルが立ち並んでいます。近年、特にインバウンド需要を狙ってホテル建設が増えていました。しかし、宿泊予約サイトを見てもビックリするぐらい値段が安くなっています。このご時世では、窓からの景色も気の毒に思えてきます。競馬の無制限入場も全く見通しがつきませんし、いろんな意味で大変な状況に変わりありません。できることからやっていきましょう。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。週半ばに行われる各地のメインレース展望を中心にお送りします。お楽しみに!

お知らせ

お知らせ一覧