お知らせ:

競馬が好きだ!

番組へのお便りはこちら
こんばんは、大関です。

先週日曜の夜、ラジオNIKKEIではフランス・ドーヴィル競馬場で行われたG1・ジャックルマロワ賞を実況中継しました。実はワタクシ大関、このレースの実況を仰せつかったのです。

直線1マイルのレースなんて日本にはないですし、海外競馬の中でも勿論自分にとっては初めて実況する条件。予習に過去のこのレースの映像を見ていると、ヨーロッパの競馬らしい一団になって進むケースが多く、今年のメンバーの中には何が何でも逃げないといけない馬も不在。馬群が密集する時に見辛くなったらどうしたものか...と思っていました。日本のようにハロン棒もないですし、今どの辺りを走っているのかを掴みづらい条件でもあったし!



(↑実況用に作った塗り絵)

それがいざレースが始まると、なんと内側に4頭の列、外ラチ沿いに7頭の列と、縦列が2つ出来る形で進んでいくという、想像だにしていなかった展開に。2つのレースを同時に行っているような感じで、どうしてこんな隊列になるんだ...!と、正直困ってしまいました。

とにかく落ち着け、ラジオで(音だけで)聴いている方に伝わるようにこれを描写するんだと言い聞かせて、とっさの判断で内側の列、外側の列の並びを描写して、勝負どころを待つ形にしました。運良く?それを描写すると隊列が崩れてきて、断然人気のアルファセントーリが一気に抜け出すという組み立てやすい形に。2着、3着も見る心の余裕がまだあったので、ゴール後すぐにそれをフォローするところまで行けた、というのは幸運でした。

いやあ、こんな形のレースは日本競馬ではまず見ないでしょう。海外競馬だからこそ直面した展開、それをどう描写するか、どんな言い回しなら音だけでもイメージしやすいのか、考える非常に勉強になる実況でした。この意識をもっと、普段の国内での実況から強く持たなきゃダメだ、ということを再確認も出来ました。ちょうど今週末から2週は札幌へ、来週にはワールドオールスタージョッキーズの実況も。騎手の駆け引き、動きの描写をよりしっかりと言わなくてはいけないレース、何とか今回の経験を生かさなくては...。

やっぱり海外のレース実況は勉強になりますね。4月に香港へ行った時にも感じましたが。という所で本題ですが、今日の「競馬が好きだ!」は、岩手競馬特集第四弾として、二夜連続企画。

今週は14日(火)、15日(水)と、岩手競馬を熱く愛する地元のアイドル、ふじポンさんのインタビューをお届けします。岩手競馬の魅力、みどころなどなど、小屋敷アナのインタビューに熱く答えて頂いています。ぜひお聴きくださいませ!!

お知らせ

お知らせ一覧