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競馬が好きだ!

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大阪にいた頃、秋の阪神の開幕週に中継で解説者の方とそんな話をしてえらく納得していた、こんばんは大関です。

小倉への楽しい出張シーズンが終わって阪神に帰ってくると、阪神の外回りが見慣れているはずなのにすごく広く感じる。もうそこからは秋の京都、凛とした寒さを感じる暮れの阪神。1週ごとに日が落ちるのが早くなると感じられて、気が付けば有馬記念まで毎年あっという間でした。

ここ何年かはセントウルステークスの実況で阪神で、誕生日前後の週末を迎えるのが定番だったのですが、今年は都内の某スタジオから秋競馬の開幕に立ちあう事に。といっても、関東本場のファンファーレを聴けばもう夏も終わったんだね、と感じてしまうのは例年と同じでした。例年通り、今年もあっという間に有馬記念なんでしょう。

ただ今年は、その節目に無敗の三冠馬が誕生するかという大きなファクターが加わりました。そして、晩秋の西の競馬の舞台は淀ではなく仁川。エリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップは、創設以来初めて京都を離れるということになりました。

そして、秋になればそろそろ気になってくる来年の開催日程。毎年この発表前後はそわそわするものですが、今年はより一層そわそわするのでしょう。何せ来年、再来年は京都では競馬がないという異例の年となります。当然その分はどこか他の場所へ振り替えないといけない訳で、それがどうなるのか。何となく想像がつくとは言え、やっぱり蓋をあけてみないと分からない事は一杯あります。想像だにしなかった変化が待っていたという可能性もゼロではない訳でして。

37歳になって迎える秋競馬。だいたい夏競馬と秋競馬の境目で歳を重ねる9月9日生まれの自分にとっては、秋競馬の開幕は一段と気持ちが切り替わる節目でもあります。未来を予測するなど、目の前で起きている状況すらしっかりと描写できない浅学な自分にとっては不可能でしょう。しかし、歴史を受け継ぎ、発展させることを課された自分にとっては、その重みを深く理解し、体現する秋でありたいなと思っています。

最近とみに思うのです。自分は野球で言うところの東京読売巨人軍や、ニューヨーク・ヤンキースの一員のような立場ではないかと。長い歴史を持ち、その歴史は言うなれば常勝軍団の歴史であった。そんな老舗球団を愛してくださっているファンの方々、スラムダンクで言えば「俺は30年山王を見てるが今年の山王はいいぞ」と熱く語る方々がたくさんいらっしゃる。何を求められているのか...。深く考え、実践する秋にしなくてはいけないですね。ん、長くなりそうなのでこのあたりにしておきましょう。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題を中心に。今週から週明けにかけての地方重賞のみどころを中心にお送りしていきます。お楽しみに!

ちなみに、2020年夏競馬で最後に楽しんだグルメはこれでした。
ラーメンとビールのあと、〆のスイーツがこれ。新千歳空港でしか飲めません。



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