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競馬が好きだ!

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こんばんは。大関です。

先週は今年最初の出張、中京で仕事でした。寒かったとは言え風がそんなに強くなかったのは助かりましたが。

(日曜朝、中京の放送席からの風景)


去年に続いて、東海ステークスは2度目の実況。5連勝中のインティが断然人気とは言え、いきなり重賞、しかも後続に厳しくマークされる立場でそう簡単に運べるだろうか...と思ったら、1000m1分1秒5で引っ張って後続を寄せ付けない完勝劇。直線、インティが後ろを振り切ったのが見えた時には、実況していて「うわ、この馬凄い」と思わずぶるっと震えたものです。もっと相手が強くなるとは言えフェブラリーステークスはスピードをフルに生かせるマイル戦。どんな走りをするかが俄然楽しみになりました。

そこでふと思い出したのが、2018年のJRA賞の投票。私事ながら今回初めて投票権を頂き、浅学ながらも頭をうーん、うーんと捻りながら投票したのですが、一番迷ったのが最優秀3歳牡馬。牡馬三冠すべて違う馬が勝ち、しかも古馬混合GIを勝ったステルヴィオ、ルヴァンスレーヴ、ブラストワンピースもいて、この部門はJRAのGI勝ち馬が6頭。最後は何を重視するか、を考えることになりました。

最終的に「古馬相手に勝った」ことと、たとえGI「級」競走とは言えダートで世代の頂点であるジャパンダートダービーを圧勝、初の古馬相手だったマイルチャンピオンシップ南部杯でゴールドドリームを破って3歳馬で初の南部杯制覇、というパフォーマンスを見せたことは大きい、と思ってルヴァンスレーヴに入れました。チャンピオンズカップの走りも、それまでとは一変して位置を取っての正攻法の抜け出し、という強さを示すものだと感じていたので。

そんなルヴァンスレーヴという若き横綱が一時戦列を離れているものの、それでもこうして次々と新星が出てくるのが今の層の厚さ、というものなのでしょう。ルヴァンスレーヴとインティの勝負は春以降まで持ち越し、となりましたが今年どこかで実現するでしょう。と言うか今年実現して欲しいですが。

日本競馬のレベルの上昇は皆が認めるところ、海外で大レースを勝つことも珍しくなくなりました(去年はG1未勝利でしたが)。芝のレベルが上がったように、ダートのレベルも上がればいつか海外、本場アメリカでダートG1を勝つ日本馬も近未来に出るかもしれない、そして年度代表馬が国内外のダート戦で勝ち星を重ねた馬になる日も来るのかもしれない。そんなことを、東海ステークスを実況して考えたのでした。

さて本題。2019年、地方競馬のダートグレード路線もいよいよ明日のTCK女王盃で開幕します。果たして今年はどんな勢力図になっていくのか。今夜の「競馬が好きだ!」でもご紹介します。お楽しみに!

 

 

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