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競馬が好きだ!

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6月ももうすぐ終わります。そして、この6月をもって一つの区切りを迎えるものがあります。

新幹線の公衆電話サービスが終わるのです。携帯電話・スマートフォンの普及で廃止が決まったそうです。つまり、新幹線内にはもう公衆電話は置かれなくなるということ。確かに使っている人を見たことがないですからね。そういう自分も使ったことがありません。だから感慨深げにこのニュースを語る資格もないのですが...。

しかし、出張が多い仕事ゆえ、私は新幹線に関するニュースには敏感になってしまうのです。当たり前のように見えていた景色が変わるのは何となく寂しいものがあります。

私は基本、指定席を取らないで乗るタイプなので、自由席が混んでてどうしても座れない時、たまにデッキに立つことがあります。あの公衆電話のスペースってちょっと広めで好きなんですよね。物を置くぐらいの余裕があるじゃないですか。あそこに手をかけて寄りかかりながら立つと足が疲れません。まあ本来の使い方ではないのですが、先ほど申し上げた通り公衆電話を使う人がいない時代なので、特に注意されたことはありません。ちょっと手をかけるぐらいですしね。

それは冗談としても、公衆電話はこれから絶滅危惧種になっていくのでしょうか。いや、完全には絶滅しないでしょう。震災が起きた際、携帯電話が全くつながらず、こういう時に固定電話って大事なんだなと痛感した経験があるので、むしろ絶滅しない方がいいと思います。少なくとも一つの町には1台はあってほしいです。確かに普段は全く使わないけれども、いつどんな時に役立つか分かりませんから。

新幹線に話を戻しますが、公衆電話に限らず、実はこれまでいくつかのサービスが廃止になっていますよね。例えば食堂車。2000年に姿を消したそうです。私が新幹線を使うようになる前に廃止になってしまったので、当時の様子は知らないのですが、何か豊かさがあっていいですね。結局、時代が進むにつれ利用客が増え、座席数を増やす関係で食堂車はなくなったということです。世知辛い世の中になったものだ。

それから自動販売機もなくなりました。ワゴンでの車内販売は今でもありますが、いつ来るか分からないし、来るまで待たなければいけませんから、いつでも買える自販機はありがたいのになと思うことがあります。しかし、売れなかったようで自販機は撤去となってしまいました。残念。

車内テロップによるニュースの提供もなくなりましたね。車内Wi-Fi環境が整い、スマホで情報を取得できるためというのが大きな理由だそうです。でも、ボーっと座っている時に、こんなニュースあったんだ!っていう驚きを感じる瞬間も楽しかったんだけどな...。スマホを見るのも疲れる時だってあるのさ。

廃止したものばかり取り上げてしまいましたが、一方でもっと便利になったサービスもいっぱいあります(あるはずです)。これからも新幹線にはお世話になります!

そうは言いながら、先週は飛行機を利用した札幌出張。素晴らしい夏空が広がっていました。いいですね、札幌は。今年はあと1回しか行けませんが、またいい天気でありますように。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。30日(水)に大井競馬場で行われる上半期のダート王者決定戦・帝王賞の展望を中心にお送りします。お楽しみに!




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