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競馬が好きだ!

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...と思って、昨日2020年版の手帳を買いました。こんばんは、大関です。しかも例年とはちょっと違うリング式で。余白のメモページが今までよりちょっと減りますが、使わずに余るパターンが多かったのでちょうど良くなるでしょう。多分。あと、そろそろ髪も切るか...。

 先週は京都へ出張でした。なんと去年のマイルチャンピオンシップの週以来1年ぶり。天気が良くてとにかく暖かったので仕事をする上では実に助かりました。




 さすがに1年も実況していないと感覚を取り戻すにはなかなか時間がかかるもので(ゴールが放送席から遠い、というのもあるんですが)、どうも落ち着かないまま実況してしまいました。嗚呼、1200mの18頭立てだけど、ざわついたのは聞こえていた訳で。レース展開の流れに多少棹差してでも「あの件」は自力で何とかしないと(というニーズが多数存在する以上)ダメですよね。反省。「レースは先頭争いしている馬だけのものではない」事も確かなのですから。

 10月の京都に来たと錯覚するような暖かな競馬場で見届けたジャパンカップは、スワーヴリチャードが最内を抜け出して2018年大阪杯以来2度目のGI制覇。イギリスで日本馬ディアドラをG1ナッソーステークス制覇に導いたオイシン・マーフィー騎手が、JRAのGIタイトルも手中にしました。もともと左回り向き、と言われていた馬ですし、ダービーもレイデオロの2着。天皇賞の敗戦に引きずられて評価を下げてしまった自分を恥じるゴール前でした。

 勝ちタイムも去年より5秒以上遅い2分25秒9。この馬力を問われる戦いに外国馬がいたらどうなっていたか、と想像したのは私だけではないでしょう。ある意味完成された日本の競走体系というシステムが、何か1つ変えようとすれば様々なところへ波及して、今まで享受していた幸福が当たり前でなくなる可能性もある、というのは百も承知。要は、その変化を受け入れる広い度量があるかどうかなのかもしれません。これは競走体系に限った話ではなく。良かれと思っていたことが実は良かれにあらず、ゆえに変化せねばならない事はないか―そんな事を考えさせられた、2019年最終週の京都でした。

 うーん、何か1年前の、マイルチャンピオンシップの実況後にも似たような感覚で、火曜の夕方にキーボードを打っているのですが。これを咀嚼しきるにはちょっと時間がかかるかも知れませんけど、何とか噛み切りましょう。早く飲み込んで喉を詰まらせたら元も子もない。

 さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、2日連続のダートグレード競走の話題から。水曜に兵庫ジュニアグランプリ、木曜に浦和記念と注目のダートグレードがあります。小回りの浦和でスミヨン騎手(ケイティブレイブ)とマーフィー騎手(デルマルーヴル)の競演というのは盛り上がりそうだなぁ。お楽しみに!

 今日の写真は秋の京都らしいものを。そういえば久しく行っていないと思って土曜の夜にふらっと東寺へ。長蛇の列に並んだ甲斐はあった、と思わせてくれるような、癒される光景がそこには広がっていたのでした。大阪に住んでいた頃は、平日の休みにこんな光景を数百円の電車賃で気軽に見に行けていた訳で、恵まれていた日々だったんだなぁ、としみじみ。東京に戻ってから関西圏のホテルの値上がりが驚くようなものだったので...。


 

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