先週の福島は、駅伝が行われる関係もあって、駅前は何となく賑やかでした。

宿泊したホテルには赤べこがお出迎えしていました。福島に来たなという感じがします。ホテルにも選手やコーチらしき人がたくさんいて、夜中に騒がれると困るなと危惧したものですが、静かな夜を過ごせました。監督が行き届いていたようで、皆さんマナーがよろしかったです。さすがは選び抜かれた選手たち。

その駅伝は福島市内を走るもので、私もテレビ局にいた頃は中継に参加しました。懐かしいですね。同じ日に競馬中継もあるのですが、その時は完全に駅伝に付きっ切り。つまり競馬にはノータッチ。年に1回の駅伝中継なので毎年慣れない準備に追われていたのを思い出します。

だいたい1週間前ぐらいから資料作りや取材など本格的な準備を始めて、前日は最終的な確認などもあり、夜遅くまで作業をしていました。その駅伝は東日本ネットの放送で、半全国ネットみたいな感じですから皆気合が入るのです。局中がお祭り騒ぎって感じでした。

今や自分は関係ないのに、選手たちの姿を見かけたり、駅に置いてある応援旗を見たりするだけで、駅伝中継前の武者震いがうっすらよみがえりました。あれから10年経っているのに面白いものですね。

ですから駅伝の当日に福島競馬場にいるのは今回が初めて。駅伝やっているのに競馬場にいていいの！？みたいな不思議な感覚でした。まあ、いつまでも前の職場の話をしていると、今の職場の人に怒られそうですから、この辺にしておきましょう。

福島に行くと主に中華料理ばかり食べていることに気がつきました。まずは競馬場で注文する五目焼きそば。少しとろみが強いあんがかかっているのが特徴です。時間が経つとあんがゼリーみたいに固くなるので、私は勝手にゼリー焼きそばと呼んでいます（店の主人に怒られそうだ）。

しかし、このとろみの強いあんがクセになるんですよ。土日ともに食べてしまいました。私は20代の頃からこれをよく食べていたのですが、関西にしばらく勤務していましたし、戻ってからは無観客開催などが続いていたので（無観客の時は食堂がやっていないので注文できない）、何年も食べていなかったんです。

ですからその存在すら忘れていたのですが、メニュー表を見て急に過去がフラッシュバックして注文してみました。味は変わらず美味しかったです。

もう一つは、福島駅から5、6分ほど歩いたところにある中華料理屋のチャーハン。塩気が強いはずなのに全然飽きない。油で水分が強めのご飯がやみつきになります。これも20代の頃からよく食べているので懐かしい味です。

こう考えると福島は円盤餃子も有名ですし中華料理王国ですね。今や福島に行くと中華以外は何も食べなくなりました。来年を楽しみにします。

さて、今日の「競馬が好きだ！」は地方競馬の話題。週の半ばに行われる各地のメインレース展望をお送りします。お楽しみに！