歴史がずれていたらドバイにいたかも知れなかった先週末、土曜日はひたすら家に引きこもり（こういう時、家の近くのコンビニで翌日の競馬新聞がプリント出来るって実に助かる）、翌日の仕込みをしていました。天気予報に出ていた『関東地方は29日大雪に警戒』という文字列をちょっと気にしながら。
そして日曜は中山へ。雨か、何とかなるか...と思ったのも束の間、雪に変わり、勢いが増し、3レースの直前で天候調査。程なくして中山は開催を中止、という放送が場内に流れました。代替は火曜日？休みが1日減るではないか...。結局日曜は、予定を変更して中山から中京、阪神のレースを中継するスタイルでの中継の進行をしていました。とにかく無事に終わらせねば、と言い聞かせて。
（日曜3R直前の中山は雪。この後、3Rは行われず...）
結局、月曜日（元々休みでしたが）はひたすらテレワークで続行競馬中継の台本をパソコンに向かってひたすら作り、合間で色鉛筆を片手に実況の準備。どうにか火曜日の中継を乗り切り、急いで帰宅してまたもパソコンに向かってこの原稿を書いている訳です。
様々な事が週末から週明けにありすぎて、煮詰まってきた感は正直あります。やったー休日だー！と外出して遊んでとか、普段ならそれをリフレッシュする手はあるんですが、残念ながらこの状況ではそれは出来ず。出かけるにしても職場と家の往復になる年度末です。
体は元気だけれど、もしや、知らないうちに誰かを不幸にしてしまってはいないか？働く上でどうしても全てを在宅には出来ない身として、不安は常について回ります。ホントに言うなれば『ギリギリの瀬戸際』。けれど、これだけの状況であっても、今は競馬が行われ、馬券が電話、ネット投票でしか買えない状況でも売れている。競馬というスポーツ、エンターテインメントの灯が、今後日本でどうなるかは神のみぞ知る、でも今は消えていない。ならば自分は何をすれば良い？これで、誰かに少しでも心の安らぎを感じて貰えるように、健康を第一にする中で動くしかない。少なくとも、今はそう信じています。
2011年3月、関東某所の自宅も計画停電の輪番を夜に何度か迎えました。真っ暗闇になった部屋で心の支えになってくれたのは、入社時からいつも持っている単4電池1本で聴ける小型ラジオ。そこから流れてくる音楽が、一服の清涼剤になった感覚はいまでもよく覚えています。あの時とは状況は全く違う。けれど、ラジオから、今はスマホやパソコンからラジコで、音が聴こえてくる事を楽しみにしている人はいるはず。そんな人に少しでも何かが出来れば、と願って仕事をしています。
そして休みの日には家から出ずに静養。どうしても必要なものを買いに近所に買い物に行くことはありますが。自宅生活を少しでも良い気分にしようと、家の収納スペースから学生時代には試験前の現実逃避にとても役立った？プレステ2と「電車でGO！」の歴代ソフト、専用のマスコン型コントローラーを引っ張り出した事も書いておきます。
さて本題。今日の『競馬が好きだ！』は、あさって2日(木)に船橋で行われるダートグレード競走、マリーンカップの話題を中心にお送りします。お楽しみに！
（ ´-`）.｡oO（信じる。命があればまた絶対会える）
（火曜日、中山競馬が終わった後。桜は今年もまだ咲き誇っています）
