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競馬が好きだ!

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早くも2021年、1ヵ月が終わってしまいました。とはいえ、まだまだ寒い日は続きます。

屋外で仕事をする立場からすると、極端に寒い時期は早く過ぎ去ってほしいというのが本音です。極端に暑い日も困りますが、どちらがマシかという話になると、以前このブログで書いたような内容になりそうのでやめておきます。

競馬場の実況席があるベランダ部分は、たとえ寒くても風が吹いていないだけでだいぶ過ごしやすくなります。風がないと防寒さえしっかりしていれば凌げますが、風が強い場合、急に体感温度も変わり、手元の資料が飛ばされないようにするなど、気を遣う場面が増えるので大変です。

そういった点で阪神競馬場は比較的、過酷な現場になることが多いです。阪神の向正面は六甲の山並みが広がっていて、そこから吹き降ろす冷たい風がスタンドに向かってきます。いわゆる"六甲おろし"をもろに受けながら中継をしなければなりません。

阪神は例年、だいたい3~4月、6月、9月、12月に開催が行われますが、その半分以上は風との戦いといっても過言ではありません。真夏前後の6月、9月はあまり気になりませんが、その他はとにかく大変。特に12月の開催は正直、気が重いですね。いつもより気合を入れながら仕事をしています。3月、4月に入っても三寒四温で油断ができない。

朝方は全く風がなかったのに、番組開始になって急に風が吹き始めるということもよくあります。前半戦の中継をする時はがっかりします。午前中は穏やかだったのに、午後は急に風が吹き始めてがっかりしたこともあります。"風がなくて良かった~"とか、"何だよ~風が強くなってきたじゃない~"とか、スタッフの間ではそんな話をすることがよくあります。

先週行った小倉は土曜日が寒かったのですが、日曜は穏やかな天気でした。今の時期、小倉のスタンドは3時ぐらいから西陽が真正面から照りつける格好になるので、眩しいし暑いしで、それはそれで大変なものです。土曜は凍えながら、日曜は冬なのに暑さを感じながら仕事をしたので、ちょっと体がついてきませんでした。スタンドの向きって重要なんです。

小倉に向かう際、新幹線の車窓から綺麗な白富士を望むことができました。富士の稜線がくっきりと見える日って意外とないんですよね。あまりにもはっきりと見えると恐ろしいほどの迫力があります。以前、新幹線で「今日は富士山の姿がはっきりと見ることができます。ぜひご覧ください」という旨の車内アナウンスが流れたのを聞いたのですが、今回は流れていませんでした。あれって車掌さんそれぞれの判断でやってるんですかね?

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題を中心にお送りします。お楽しみに!

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