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競馬が好きだ!

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タイトルを見て「あっ!柴田恭兵と三浦友和のCM!」と思った方、私と90年代の競馬話を酒の肴に盛り上がれると思います。

 こんばんは、大関です。急激な気温の低下に体が追いついてくれないもので、背中がバキバキ言ってる青春は90年代の34歳です。

 先週は去年秋以来の新潟出張でした。土曜はとにかく風が強い中での競馬。最後の直線は向かい風の中を突っ切ってゴールに飛び込む、という形になったのでレース後には「風が強くて...」と影響を口にするジョッキーも少なくなかったほど。陸上競技ではタイムに「追い風参考記録」というエクスキューズがつくこともあるくらいですから、速さを追求する競馬において風は無視できないもの、ということは確かなようです。

 実況に風、となるとどうか、ですが。普段は風が強いことが実況に影響する、ということはそんなに多くありません。寒い日に風が強くなると、体感温度が下がって口が回りにくくなる、馬を覚えるために吹きっさらしの放送席のゴンドラ部分で双眼鏡で馬を追いながらぶつぶつ馬の名前を音読して覚えるのがキツい、ということはありますが。

( ´-`).。oO(冬場に競馬場から帰ってくると嫁さんに結構な頻度で「やつれてるね」って言われるんだもん)

 自分が経験した中で風が...となると、昔中山で実況していた日の午後に黄砂が飛んできて「芝の外回りコースが霞んで見えない」という経験をしたことがあります。放送席の机も砂でざらざら、ノドは落ち着かないし、馬は見えない。踏んだり蹴ったりな中で実況したことを覚えています。そんな時は実況席の隣に置いてあるモニターをちらちら補助として使えばいいのに(今も新潟の外回りで4コーナーから直線に出るところや、直線1000mの序盤などはモニター映像も見ています)、当時20代の自分はそこまで意識が回らなかった。あとでレース映像を見直してみると、馬は映像だとそれなりに判別できるのに、喋っている実況アナはいかにも喋りにくそう、という一リスナーとしてはうーむ、と思ってしまった、なんて事もありました。

 久々に今週新潟に行きましたが、1週前に実況していたシャティン競馬場に比べれば外回りコースが相当広く感じました(当たり前ですが)。ただ、ちょうど新潟大賞典の頃は薄曇の中で発走に。日差しが強すぎて勝負服や帽子の色が飛ぶ、なんてこともなく、無事に実況できたのが何よりでした。やっぱり競馬はいい天気の中で行われるのが一番良い、という事ですね。ありきたりな結論に収束してしまいましたが。

 せっかくなので、今日の写真は香港出張で撮ってきたものから1枚↓


 シャティン競馬場の放送ブースから見たコース。イメージとしては京都の3~4コーナーを平坦にした感じでしょうか。ゴールはほぼ自分の目線から見て正面なので、かなり実況しやすいコースでした。


 さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、「園田競馬特集第一弾」。先月27日から今年も「その金ナイター」が開幕した園田競馬、その魅力を園田競馬広報担当・手塚誠さん、園田金曜ナイターイメージガール・SKNフラッシュ8の神埼まなみさんへのインタビューで語って頂いております。お楽しみに!!

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