とりあえずヴィクトリアマイル、オークス、ダービーは有観客となりました。感染状況を考えれば手放しで喜べないのが残念ですが、ファンとしては大レースを生で観られるチャンスができて嬉しいといったところでしょうか。

話は変わりますが、先週競馬場で目の前に夏季競馬番組表の冊子があったので、忙しくない時間に眺めていました。今年も見たことのない特別レース名を見つけたので、拾ってみます。

3回東京はもう夏競馬。4月から開催は続いているので夏競馬の実感があまりない開催です。6月27日（日）の10レースに甲州街道ステークスがあります。それから京都の改修もあり、関西の開催はかなりイレギュラー。6月の頭から2週が中京開催です。開幕日の6月5日（土）9レースが一宮特別、10レースが松風月ステークスですって。松風月って何かと思えば、陰暦6月の異称だそうです。知らないことが多いもんだ。

翌6日（日）も10レースが弥冨特別、メインが高山ステークス。これらも聞いたことがないなあ。高山特別は以前にあったみたいですね。翌週の12日（土）9レースが春日井特別、10レースが清州ステークス、13日（日）10レースは常滑特別と初耳特別レースがズラリ！それもそのはず、例年は阪神の開催が行われていて、代わりのような開催の場合、新しい特別レース名が登場するケースはよくあることです。

それから、例年は7月に行われる中京開催の代わりに今年は小倉になりますが、彦島特別や岩国特別など山口県の地名が入っています。これもイレギュラー開催ならではです。

1回札幌の開催は例年よく見る名前ばかりかと思いきや、大雪ハンデキャップが大雪山特別に変わっていました。ハンデじゃなくなったんですね！競馬を見始めた頃からなじんでいたレース名が変わるのはちょっと寂しいかな...。

1回函館の後半7月31日（土）には美利河特別があります。見たことないような気がしましたが、これは以前やっていたんですね。2013年以来のようです。あまり見たことないシリーズでいうと、4回小倉初日、8月14日（土）の10レース柳川特別もそうですね。90年代から断続的に行われてきたレースで、2011年以来になるみたいです。

まあ、あくまでザっと見た感じで拾っただけなので、見落としなどがあってもあまり目くじらを立てないでください。競馬ファンの皆さんが熱心なのは分かっています。

先週の東京競馬場は全国的に黄砂の影響があったのか、すっきりとした青空とはいきませんでした。快晴もいいですが、この時期ならでは春霞的な空も嫌いではありません。気持ちの良い気候であれば何よりです。

さて、今日の「競馬が好きだ」は地方競馬の話題。13日（木）に園田競馬場で行われるのじぎく賞、門別競馬場で行われる北斗盃の展望などをお送りします。お楽しみに！