こんばんは。大関隼です。
中央競馬のダービーが終わっても、地方競馬のダービーは続いていました。ダービーシリーズの熱戦を、今年はいつにも増して熱く見ていたような気がします。
スーパーマックスが外から併せられる厳しい競馬をしのぎ、
地元無敗を守り切った九州ダービー栄城賞。
岩手競馬に在籍ながら北海道に遠征し、
北斗盃に続く快勝でベンテンコゾウがホッカイドウ競馬三冠に王手をかけた北海優駿。
断然人気に応えて、ドリームジャーニー産駒のドリームズラインが
馬群の外から捻じ伏せた東海ダービー。
まさに羽田盃のリベンジ成る。
ヒガシウィルウィン圧勝で、森泰斗騎手が南関東でダービータイトルを掴んだ東京ダービー、
強気の逃げで逃げ切り、ベンテンコゾウとの直接対決が楽しみになった
キングジャガーの勝った岩手ダービーダイヤモンドC、
ベテラン川原騎手が兵庫で待望のダービー獲り、諏訪貴正調教師もここで初重賞制覇。
カルストンライトオ産駒ブレイヴコールの逃げ切った兵庫ダービー。
全国交流元年に高知競馬生え抜きの意地、
フリオーソ産駒のフリビオンが二冠馬となった高知優駿。
この原稿を書いている時点では、まだ最終戦(石川ダービー)の結果が出ていませんが、どのレースも見ていて手に汗握るようなものでした。やはり生涯一度しか挑戦権がない、万全にゲートインすることも勝つために必要な強さ、運であるという事は、中央のダービーも、地方のダービーも同じと強く感じました。
これで楽しみになったのが、来月のジャパンダートダービー。言ってみればダービーシリーズを勝ち抜いた馬が一堂に会する「同世代の決勝戦」ですから、難しいかも知れませんが、各ダービーの勝ち馬(上位馬)の揃い踏みを大井で見たい、と願っています。
ちなみに、ジャパンダートダービーは過去18回でJRA所属馬15勝、地方の3勝は全て南関東勢。地方他地区組はタキノスペシャル(北海道)、オウシュウクラウン(岩手)の3着が最高。この最高記録が塗り替えられるような時代が来れば、日本のダート競馬も、地方競馬ももっと盛り上がる...と感じるのはワタクシだけでしょうかね。
さて、今日の競馬が好きだでは門別の「2日連続重賞」展望です。明日21日(水)にグランシャリオ門別スプリント、明後日22日(木)に牝馬重賞ヒダカソウカップと重賞二本立ての今週の門別、今回も現地で場内実況を担当している岸根正朋アナウンサーからの見所、注目馬レポートを交えてお送りしていきます!担当は木和田アナとワタクシ大関です。
( ´-`).。oO(来週になったら門別で2歳の重賞、栄冠賞。季節が移るのは本当にあっという間ですね)
★今後1週間、オッズパークで購入可能な地方重賞
21日(水) グランシャリオ門別スプリント(門別)
22日(木) ヒダカソウカップ(門別)
24日(土) 水無月賞(佐賀)
25日(日) ウイナーカップ(水沢)、黒髪山賞(佐賀)
※来週29日(木)には、今年の日本競馬最初の2歳重賞=栄冠賞(門別)