もうすぐ梅雨が明けそうです。うれしい！しかし、その直後には猛暑がやってきます。どっちがいいのか...。

この1週間以上というもの青空を見たことがないので、知らず知らずのうちに気が滅入っていたようです。この前、飛行機で函館に行く途中、雲の上の青空を久しぶりに見て、生き返ったような気持ちになりました。忘れていたのはこの感覚か...という感じで。しかし、函館に着いてみると、東京と変わらず曇り空。湿気がないのが唯一の救いでしたが、土曜なんかは雨が強く降って、寒いぐらいでした。せっかく北海道に来たのに...という思いは拭えませんでした。

悔しいので美味しいものを探すことにしました。ありましたよ、目指していたものが。前回、札幌に行く飛行機の中で見た冊子にあった、鮭と銀鱈の弁当です。ふつうは鮭と鱈どちらか一つがメインなのに、贅沢にも両方入っているのです。まさにダブルキャスト状態。写真を見ておいしそうかどうかは分かるものなんです。私の撮った写真はそうでもありませんが。

実際テイクアウトして、いただきました。期待を裏切りませんでした。魚は脂がのっていて大ぶり！それに見合うご飯の量。どちらかが余るなんてことはありません。かなり食べ応えのある一品です。岩海苔が敷き詰められていて、潮の香りが感じられます。東京でも美味しい弁当はいくらでもあると思いますが、この岩海苔の香りは北海道ならではかもしれません。だから一味違うのでしょうね。

北海道に行くたびに美味しいものを発見するので、たった2日間の出張では足らなくなってきました。おそらく他にも無数に美味しいものがあるということでしょう。年に最大4回（だいたい）の北海道出張、毎回新たな出会いを大事にしたいものです。

もう一つ、函館競馬場から見える景色について。津軽海峡？函館山？そんなメジャーなものではありません。全国の競馬ファンなら何となく覚えている景色がありますよね。第2コーナーのポケット地点、ちょうど芝1200mのスタート地点の向こう側に見える青い山の洋服店の看板です。実際にスタンドで観戦された方、またはテレビ中継でご覧になった方も記憶にあるのではないでしょうか。しかし、何年か前にその文字は消え、真っ青な看板に変わっていました。

文字が消えたので、てっきり閉店になったのかと思いきや、そうではなかったんです。函館空港に到着する飛行機はちょうど競馬場の真上を通るのですが、その際に看板を見たら、別の方角には文字が書かれていました。閉まっていなかったんですね。なぜか分かりませんが、少し安心しました。それにしても何で競馬場の方角だけ文字を伏せたのでしょう？宣伝になってしまうから？しかし、看板の文字が映り込むケースなんて他でも多くありますよね。店が競馬場に忖度したのか。それとも競馬場側が...？真相はよく分かりません。

さて、今日の「競馬が好きだ！」は地方競馬の話題。14日に大井競馬場で行われる交流GI・ジャパンダートダービーの展望などをお送りします。お楽しみに！