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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関です。

 今年も有馬記念週は中山競馬場でした。いやー、あの有馬記念ウィークの中山の雰囲気って、土曜日からなんとも形容しがたいような、そんな独特の雰囲気があります。中山大障害はJ・GIのファンファーレに年の瀬を感じ、今年も素晴らしい勝負でした。4100m走ってニホンピロバロンとタイセイドリームがハナ差の大熱戦。アップトゥデイトの最後の障害での落馬競走中止は残念でしたが、勝負どころからの仕掛け合いには「そんな簡単に勝たせる訳にはいかない」という他馬のほとばしる意地を見たような気がします。


(有馬記念、本馬場入場時のスタンド。この光景も有馬記念デーならではですね)

 そして有馬記念。3歳馬ブラストワンピースが今日は位置を取りに行く競馬から、脚を持続的に使って先に抜け出し、レイデオロの猛追をしのいで古馬相手のここで初GI。この秋に続いていた3歳馬の古馬混合GIでの勢いを象徴するかのような結末が待っていました。3歳から、と思ってブラストワンピースからワイドをしこたま買っていたのに、なぜ手元に1円も返ってこなかったのか(´・ω・)

(´-`).。oO(レイデオロからのワイド1点も考えましたけど、4倍台で勝負する気にはなれなかったんです)

 ブラストワンピースを管理する大竹正博調教師は、開業10年目で待望の初GI制覇。共同会見のインタビュアーを担当させて頂いてたのですが、なんともほっこりしたムードに包まれていました。実は大竹調教師にとっても有馬記念、とは縁のあるレースで父大崎昭一さんが騎手として初めて制した旧八大競走が1967年の有馬記念(カブトシロー)。そして、大竹調教師が厩務員としてホースマンの第一歩を踏み出したのは、平成元年の有馬記念をイナリワンで制した鈴木清厩舎。巡りめぐって、平成最後の有馬記念のタイトルが大竹調教師の管理馬に渡りました。なんとも不思議な運命に導かれるように。そして鞍上には、「平成のグランプリ男」、有馬記念単独最多の4勝目となった池添謙一騎手というのがまたドラマ。

 振り返れば、平成最後の、という冠がついたダービー(ワグネリアン)と有馬記念はともに「デビューから全戦同じ騎手が手綱を取った」馬が栄誉に浴しました。外国人ジョッキーの全盛、乗り替わりもありきたりな光景になった現代において、何か象徴的な、ドラマを多分に含んだ結末がこの2つのビッグタイトルに待っていたのは、新時代への重大なメッセージなのかも知れない...という思いを抱きながら、中山から某番組の忘年会へ向かう夜でした。

(´-`).。oO(やっぱり最後に色々ドラマが、っていいなぁ...あっ、28日も競馬があるし中山に行くんだ)


(中山の師走を彩るイルミネーション。結局今年も電気代をたくさん払った...)

 さて本題。今日の競馬が好きだ!は、27日(木)に園田競馬場で行われるダートグレード競走=兵庫ゴールドトロフィーの話題を中心にお送りします。ま、まだ終わってないんだ。大晦日には桐花賞も高知県知事賞もあるんだ...!というわけでお楽しみに。

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