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競馬が好きだ!

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先日、BSイレブン競馬中継のスタジオで20代のフロアディレクター(FD)がぽつり、「最近、馬券が当たらなくて"悲しみがとまらない"ですよ...」と嘆いていました。

それってたぶん曲のタイトルにかけてるんだよなと思いながらも、まさか20代が知っているとは思わないので「ずいぶん古いね!」と探りを入れたら、やはり知っている風でした。

最近、自分が歳を取り始めたなと思うことの一つに、20代前半の人は80年代から90年代のことなんて知らないだろうと決めつけてしまうことがあります。良くないことは分かってます。

しかし、驚きは隠せません。「何で知ってるの!?」とそのFDに聞くと、「親がよく80年代のシティポップをよくかけていたので知ってます」とのこと。合点がいきました、そういえば自分自身も似たようなことがあったなと。私だって10代の時、「‟ごめんネ...ジロー"なんてよく知ってるね!!」と大人から驚かれたことがありましたもの。それも親が聴いていた曲を聴いていたパターンです。時代は巡るのです。

昨日、久しぶりの中央競馬3日間連続開催が終わりました。台風の影響も心配されましたが、何とか無事終了。私は土日BSのスタジオで、月曜は中山競馬場で仕事していました。4月以来の中山、ようやく秋競馬を迎えた気分になれました。しかも秋晴れ、時折吹く爽やかな風が秋の到来を感じさせます。

先週の当ブログにも書いた通り、中山はスタンドが古いです。内装は新しくしても基本的な構造は昔のまま。だから子供の頃に遊びに行った時とそんなに印象が変わっていません。今も中山に入る時は、いちファンとして純粋に競馬を楽しんでいた頃を思い出します(今は仕事として競馬を楽しんでいる、という表現がいいのかな)。

つまり、中山に行く時は初心に帰れる感じがするのです。いちファンだった頃の自分が満足するような中継ができているか、肝に銘じながら現場に入ります。すごくマジメに聞こえますが、仕事が始まってしまえば開き直りながらやってるフシもあります。

3日間開催は、例年の流れでいえば10月や11月にまた行われるイメージがあるのですが、競馬のカレンダーをよく見ると、3日間連続は今回が今年最後だったのですね。意外な感じもします。

しかし、年末にはイレギュラーの開催が待ち受けています。12月28日を中央競馬の最終日にするのが近年の流れですが、今年は28日が火曜日。その前の土日はいつも通りの開催があるので、1日開くことになります。

確かに1日開くので気持ち的に立て直せるのではないかと思われるかもしれません。しかし、競馬の前日は何かしら準備をすることになるので、その1日分も気持ちはあまり休まりません。じゃあ4日間開催みたいな感じ?それともちょっと違う。何とも言えない微妙な心境になるのだと思います。まあ、まだ先のことを考えていても仕方ないですね。

今回も特に面白い写真がないので、彩りの添える意味でも弁当の写真を載っけておきます。先週はこんな弁当がでました。来月は何かな!?

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。今週はダートグレード競走盛りだくさん。金沢の白山大賞典と浦和のオーバルスプリントの展望をお送りします。お楽しみに!

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