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競馬が好きだ!

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こんばんは。大関隼です。やっぱり、始まってしまえばあっという間でした。愛しい夏競馬というのは。

夏競馬の最終週、先週は新潟にいたのですが、行ってみたら吹き抜けているのは涼しげで、どことなくカラッと感じる風でした。開幕週、アイビスサマーダッシュの頃は湿気を結構含んだ風だったはずなのに。こんな所で感じる夏競馬の終わりの儚さとでも言ったらいいのか...。

実は大阪から東京に帰って来て2度目の夏競馬、今年はいわゆるローカル場が本場扱いになる7月からの10週間、2週続けて同じ競馬場に行くことがなかったのですね。ラジオNIKKEI賞の週の福島から函館、中京、福島、新潟(アイビスサマーダッシュ)、札幌、小倉、新潟、札幌(キーンランドカップとWASJ)、新潟。一昨年までは「一定期間(中京4週+小倉6週)、毎週同じ競馬場へ行くのが当たり前」という真逆な生活をしていただけに、凄く新鮮に感じる夏競馬でした。

この間には短距離重賞2つの実況(アイビスサマーダッシュ、キーンランドカップ)に、馬名と騎手名両方で実況することを求められるワールドオールスタージョッキーズと、勉強になる大きな節目(レース)もたくさんありました。勿論、それ以外にも「何やってんだ俺!」と自分自身に言いたくなるレースも沢山あったので、その意味でも勉強になるレースもたくさんありました。

(先週の土曜9R、もうちょっとサンシロウに早く気づいていれば、馬がテレポートしたような実況にはならなかったのに...)

他の場が難しくないわけではないですが、新潟外回りと直線1000mは他の競馬場にはない難しさがあります。まあ、その難しさに立ち向かうにはどうすればいいのかを考えて、それを実践できるだけのスキルを身に付ければ良いだけですから。これは秋の開催への宿題、という事にしておきましょう。来週は阪神に出張してセントウルステークスの実況も控えていますし、何とか夏の経験を秋の1週にいい方向へ持っていかなくては...ね。4週目にはスプリンターズステークスの実況も控えていますから。


突き詰めると、今年の夏、個人的に一番大きく感じた事というか目標は「かつてJR西日本のひかりレールスターにあった、サイレンスカーのような存在でありたいという事です。これは追々話せればと思います。さて本題。5日(火)の「競馬が好きだ!」では、7日(木)に川崎競馬場で行われる3歳馬の重賞=戸塚記念を中心にお送りする予定です。お楽しみに!

そして夏競馬ラストウィークの写真を。日曜日、帰りしなに食べた回転寿司を。
回転寿司で地の物(方々、舟ベタといった珍しいネタ)が食べられるというのも夏競馬で地方へ行った時の楽しみ。また来年だ、夏競馬よ!


舟ベタ、方々といった地のモノはやっぱり旨い。これが夏競馬の楽しみなんですけど。こんな感覚に浸れるのも来年か...。

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