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競馬が好きだ!

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年末が押し迫ってくると、各業界は総決算です。日本一を決める戦いも様々に行われます。競馬では有馬記念が今週行われますが、漫才の世界ではもう日本一が決まりました。テレビでご覧になった方も多いと思います。

私は去年、あの大会を途中からたまたま観ていた中で一番面白いと思ったのが、今回優勝したあのコンビでした。ですから今年1年間注目していました。しかし、去年のネタがかなり作り込まれていて面白かっただけに、あれを超えるネタが飛び出すのだろうかと半信半疑でした。

私は漫才のことはよく分かりませんし、お笑い番組はそんなに観ないので、偉そうなことは言えませんが、今年はツッコミがさらに良くなった気がします。あくまで気がするだけです。詳しいことは評論できませんが、磨きがかかっていたのですね。

あのコンビは去年が決勝で4位。確か、どこかのインタビューか何かで見ましたが、決勝に出られただけでも嬉しいと思うはずなのに、4位になってとても悔しかったと語っていた記憶があります。その悔しさは本物だったのでしょう。でなければ優勝はできないと思います。

今回、あの番組を最初から最後まで初めて観ましたが(まだ他局の話)、人間のメンタリティが垣間見られるのも面白いですね。ネタを披露する順番はくじによって決められます。トップバッターは会場の緊張感に呑まれるケースがあるし、後ろ過ぎると待ち疲れて良い緊張感に持っていけなくなる場合もあるようです。

決勝で残った上位3組は、もう1回ネタを披露して優勝を決めますよね。今回、個人的には上位3組いずれも2回目より1回目の方が面白かった気がします。ここも力の加減が難しいのかな?2回目に照準を合わせて、1回目をほどほどにやるなんてこともできないですよね。1回目で強烈なアピールをしておかないと残れないですし。

かといって、1回目で全力を出し尽くすと、2回目の上積みはなくなります。一方で、1回目の点数が劣っていた悔しさから2回目の方が爆発するケースも過去にはあったのかもしれません。そんな状況関係なく結果を出すのがプロだと言われればそれまでですが、人間ですから、いろいろなケースがあるものです。

競馬の実況も体調やメンタル、集中力の度合いによって出来が変わるものです。今回の漫才大会を見て、少し共感するところがあったので感想を書かせてもらいました。漫才師のみなさん、業界は違えど共に頑張っていきましょう!

話は変わりますが、先週土曜日にグランアレグリアの引退式が行われました。私の心残りは、登録もしていた香港マイルで走ってほしかったこと。あの馬ならアウェイの地でも、地元の最強マイラー・ゴールデンシックスティに対抗できると思っていました。

香港マイル、レース前から"ゴールデンシックスティしか勝たん"と思っていました。実際、その通りになりました。しかし、グランアレグリアがいたら相当面白かったはずです。まあ、実現しなかったレースを妄想するのも競馬の楽しみかな?

引退式の写真を撮りましたが、スタンドからで遠くなってしまいました。雰囲気だけでも感じて下さい。蛯名騎手の引退式の時も同じようなことを書いた気が...。

さて、今日の「競馬が好きだ」は地方競馬の話題。22日(水)の兵庫ゴールドトロフィー、23日(木)の名古屋グランプリと、2つの交流重賞を展望します。お楽しみに!

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