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競馬が好きだ!

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鼻の粘膜をやられてマスクが手放せなくなった大関です。どうやらこのブログを読み返してみると、1年前にもこの「朝日杯が終わったあとの週明け」に体調崩してぐったりしていたようです。冬に弱い体質なのは分かっているのに。ダメだこりゃ(´・ω・)


(日曜朝、1レース実況前の放送席。確かに寒かったけど...)

先週の中京で、厳しく冷える中でコートを厚手にしなかったのがまともに体に堪えたようで。帰りの新幹線の中で筋肉が重く感じて、ほとんど東京まで寝ていたんですから推して知るべしですね。月曜はおとなしくして、耳鼻科に駆け込んで点鼻薬をひどくなる前に貰って、ついでに近所の接骨院で筋肉を入念に解してもらいました。相当固まってたみたいですが。火曜の昼の時点でそれなりに回復はしているので、まあ大丈夫でしょう。


さて、有馬記念ウィーク。1年のなかでスポーツ新聞で競馬の話題がこんなに取り上げられる1週間は他にないでしょう。自分にとっても、思い出の有馬記念の話を居酒屋で始めれば、いくらでもビールを飲める。そんなレースなのです。ドラマチックな、漫画でもこんなストーリーはないだろうという結末が待っていることもあれば、人間の想像のはるか上に飛んでいくカタルシスが起きることもある。それが年末という絶妙な時期に置かれていることが、また一段と有馬記念というレースを魅惑的なモノとしているのでしょう。世界で一番馬券が売れているレースとしても。

ワタクシ大関は今年も有馬記念の週末は中山。そして、土曜の中山大障害の実況、という大仕事を仰せつかりました。障害のGIは初めて実況するのである意味ワクワクもしていて、ただ、追い込まれているような気がして。後者のほうが大きいな。ここ何週かの実況を振り返ってみれば「J・GIの実況に対する不安要素を多分に抱えている」と見抜かれている訳で、何時も以上に自分を追い込まねばというのが今の偽らざる気分だったりします。スプリンターズステークスのゴール後も、耳の鋭い方は聞き逃さなかったのですから。

野球の世界の話ですが、高田繁さんがかつて「自分のイメージと捕球位置の間に20センチぐらい誤差が出るようになった」と引退を決断したエピソードがあります。しかし、20センチの誤差があったとしてもエラーは起こらないし、そもそも20センチの誤差が出ている事に気が付く人が本人以外で周囲にどれだけいたか。しかし今や「20センチの誤差を見逃さない」周囲の人が増えているのでしょう。少なくとも競馬実況の世界に関しては。それは実況アナのレベルを高めることにも繋がるのですから、非常にありがたいことですが。やるだけの事はやった。そう言って本番を迎えられるように、鬼気を持って準備して来ようと思います。今年も実況は今週末の土曜日で終わりですから。

(´-`).。oO(頼む、今週末さえ無事に終わってくれれば月曜朝に突然体調が限界を超えて倒れてもいいんだ。何とか持ちこたえてくれ)

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、2日連続のダートグレード競走の話題を中心に。水曜に川崎で全日本2歳優駿→木曜に名古屋で名古屋グランプリと楽しみな重賞が2日連続です。お楽しみに!

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