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競馬が好きだ!

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今週の金曜日は、新しい場所で生まれ変わった名古屋競馬場でのレースがいよいよ開幕です。それに先立って先月、報道向けの内覧会に行ってきました。

新しい競馬場は多くの装飾がなく、シンプルな造りでした。着く寸前までどこが競馬場がちょっと分かりませんでした。というのも、競馬場の周辺は倉庫のような建物がけっこう多くあった上、スタンドを背面から見ると巨大な倉庫のような外観だったからです。

入場門をくぐると左側がいきなりパドック。目の前に見えるスタンドを目指していると、一瞬見落としてしまうくらい、すぐ左がパドックでした。ちょうどその時は馬が歩いていなかったというのもあります。でも、入り口すぐにパドックがあるって興奮しますよ。

スタンド1階では、パドックから馬場へと向かう各馬の姿を確認できるように側面もガラス張りになっていました。JRAの競馬場ではすっかりおなじみのエリアですが、地方の競馬場では珍しいですよね。

その日、模擬レースは8つ行われました。本番さながらに場内では出走表が配られ、全てのレースに名前もついていました。1Rスプリング賞リハ、2R春暖賞リハ、3Rうぐいす賞リハ、4R春の小川賞リハ、5R長島リハ特別、6R飛島リハ特別、7Rリハーサルカップ(メインレース)、8R弥富リハ特別という感じです。

パドック解説、馬場入場、レースには全て場内アナウンスがつけられていました。レースはスタートからゴールまでジョッキーの手綱は持ったまま。馬に負担はかけません。それでもちゃんと順位ができるものなんですね。面白かったです。

名古屋競馬では史上初のナイターも行われます。コース外周にはナイター用の照明設備が整えられていました。ナイターは今後、4月と5月に1日ずつ、8月以降に3日間連続や4日間連続など、開催を増やしていく予定です。ナイターは馬券が売れますからね。いろんな意味で期待が膨らみます!

模擬レースに騎乗した宮下瞳騎手のインタビューも行われました。もともとここは調教場で、そこから旧競馬場に移動していたわけですが、その分の時間が節約できるのはありがたいとのこと。朝早い時間は有効に使いたいですものね。

レースに関しては「乗ってみて楽しかったです。(以前の名古屋競馬場より)コーナーが緩やかで、直線も長くなりますし、差し馬に有利になるのかなと思います」ということでした。さあ、実際のレースではどうなりますか。

全ての模擬レースが終わった後、開場式典が開かれました。いやあ、驚きました。愛知県知事と名古屋市長が同席していたんですもの!!管轄エリアの行事ですから出席するのは当然なのですが、いざ生で2人が相まみえる様子を見ると興奮します。

「○○の不自由展」で大いに揉めた2人。この日、2人が会話を交わす姿はついに見られませんでした。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。7日(木)の新緑賞(笠松)と菊水賞(園田)の展望をお送りします。お楽しみに!

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