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競馬が好きだ!

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確か、こち亀に上記のタイトルありましたよね。建国記念の日、久々に世の多くの人々と休日が一致した日に外出したら人の多さに面食らった大関です。土日の日中って電車がこんなに混んでるモノなんでしょうか。だいたい週に一度は渋滞と無縁の真夜中に移動してますからねぇ。

先週はおよそ半年ぶりに小倉へ。この競馬場の実況席から見る光景はいつ見ても原点に回帰できると言うか、コースの周りに緑の山並みが見えるという風光明媚さも手伝って、余計に愛着が沸いてくるのでしょう。


(初めて来たのが2008年の夏、当時24歳。自分も年取りましたね)

「何でそんなに小倉が好きなの?」とよく聞かれるんですが、やはり入社2年目、3年目とずっと毎週末修行に行っていたのが大きかったと思います。当時はまだ実況デビューする前、中継の進行もまともに出来ないくらいの、早い話がペーペーでした。そんな中でも実戦で経験を積ませて貰った事が、今になって多分に生きている訳です。当然、実況の練習をするのは小回りの小倉。18頭立ての1200m戦の難しさに頭を抱えた事に一度や二度ではなかったのですけど、あれを若いうちに当たり前だと思えたのは良かったのでしょう。

そして、自分にとって初めて実況した重賞も2013年2月の小倉大賞典。最内から持ち味を存分に発揮して抜け出したヒットザターゲットにゴール寸前まで気付かず、お世辞にも良い実況とは言えなかった現実に、重賞実況にたどり着いたという安堵感はすぐに吹っ飛ばされました。重賞の実況にどう備えるべきか、そんな事を考える契機になったのも小倉でした。大阪にいた3年間も、小倉に出張できる夏と同時開催に行ける冬を、一日千秋の思いで待ちながら仕事をしていた、そのぐらい小倉は魅力的に感じる街です。8週から6週に夏の開催が短縮された時など、ショックで立ち直るのにしばらく時間を要した位でした(笑)

今や年に数回しか行けない場所、今年は夏の小倉が4週しかない事もあり、次に行くのは1年後という可能性も十分あります。ああ、次に来る時にはもっと良い仕事の出来る自分でいたい、と思わせてくれる場所。今回も勉強になる事はたっくさんありました。しかと糧にして、再来週のGI実況に臨む事にしましょう。休みは終わりだ。また自分を追い込まないとどうなるか分かっとるやろ、と己を鼓舞しなくては。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は、来週授賞式が控えるNARグランプリの話題などを中心にお送りします。お楽しみに!


(小倉駅。しばらく来ないうちに駅ビルの中がだいぶ変わっていてビックリ)

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