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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関です。

先週も中山競馬場で仕事をしていたのですが、その前の週に見頃を迎えていた桜が、まだまだ残っていました。日曜の午前中に実況をしていると、本馬場入場で紹介されている各馬の映像に、風に桜の花びらが舞っているのが見えるという何とも風流なシーンも。こんな光景はなかなか今までありませんでした。


(皐月賞の本馬場入場。スーパー競馬のテーマが場内に流れてるってやはり素晴らしい)

皐月賞も見ごたえのあるレースでしたが、前日の中山グランドジャンプも素晴らしいレースでした。絶対王者として1年ぶりに大障害コースに帰ってきたオジュウチョウサンと、何とか王者を倒そうとする他の馬たちの攻防。全馬完走成らなかったのは残念でしたが「いいモノを見た!」というのが正直な感想でした。一人旅には持ち込めず、周りから入れ替わり立ち替わりプレッシャーをかけられる厳しい状況。そんな厳しい展開でも最後は捻じ伏せて、大拍手の中真っ先にゴールへ飛び込んだオジュウチョウサン、やっぱりこの馬は競馬ファンを魅了する、競馬場で見たいと思わせてくれるスーパースターなんだ、と感じずにはいられませんでした。

さて、この中山グランドジャンプ。個人的にも大きな経験となりまして。実は今回GIでは必ず行われる「表彰式」の司会、というものを初めて担当させて頂いたのです。「勝者を称える意識を持って、そんなに難しい事はないから」というアドバイスは受けていましたし、基本は式次第(原稿)があって、それに沿って進めれば良いだけなのですが、ですが。

いやー、これがまた緊張するんですよ。皆様の名前を噛んだらそれこそ実況で勝ち馬を間違えるような失態ですし、言葉を挟むタイミングも場をよーく見ていないといけない。下読みは何度もしましたし、意識的に普段よりも慎重に、ゆっくり読んでいたので無事に終わりましたが。

それでも、ここぞの所で良い言葉って出てこないんですよね。関係者が記念品をJRA理事長から受け取る時にフォトセッション的に時間があるのですが(1人10秒くらい?)、ここでポンと気のきいた言葉があると一段と良い訳です。勿論そのために、出走全馬のプロフィール、オーナーや生産者の下調べもしておきました。しかし、初モノに弱くあがり症なワタクシにそんなことが上手くできるはずもなく。「おめでとうございます」くらい言っているうちにフォトセッション終わってた!というのが実際でした。石神騎手の時に「これでJ・GI騎乗機会7連勝の快挙です」とかは言えたのですけど。

それでも、勝者だけが立てるあの場に登場された皆様の表情は本当に晴れやかで、その雰囲気をある意味特等席で感じられたというのは自分にとっても非常にためになる経験でした。次に表彰式の司会を担当するのが何時になるかは分かりませんが、もうちょい気の利いた司会者でありたいな、と思っています。でないと、お前一度経験して何を学んだんだよ、って言われてしまいますので...。はあ。

皐月賞も終わって、2歳新種牡馬の子供が地方競馬でデビューなんて話が出てきたりすると、春(夏?)なんだなー、とも感じてしまう今日この頃。という訳で、今日の「競馬が好きだ!」もお楽しみに!

(´-`).。oO(でも正直、実況の後以上にホッとした。とにかく無事に終わって良かった)

★今後1週間、オッズパークで購入可能な主な地方重賞
21日(日) 二十四万石賞(高知)、佐賀皐月賞(佐賀)

 

 

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