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競馬が好きだ!

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ナイスネイチャの余生を支援するための募金が現在行われているそうですが、もう2500万円を超える金額が集まっているということです。

ナイスネイチャといえば1990年代を彩った名馬。同期にはトウカイテイオーがいます。数々の重賞を制していますが、有馬記念3年連続3着という不滅(?)の記録が最も印象的でしょうか。

私が競馬を見始めたのは1994年。ナイスネイチャはこの時7歳(今でいう6歳)で、すでにブロンズコレクターの異名を持っていました。競馬初心者だった私の中でもなかなか勝てない馬というイメージが定着していたので、高松宮杯で久々に重賞を制したのをテレビで観た時は、"競馬ってこういう楽しみもあるんだ!"と教わったような気がしたものです。

その後、有馬記念での連続3着記録は途絶えてしまうのですが、結局有馬記念には5年連続出走。1996年は、6年連続出走なるかと思いながらこの馬の動向を見ていましたが、その直前の秋に引退。あともう少しだったのに...と残念に思ったのを昨日のことのように覚えています。

しかし今、改めて考えると有馬記念5年連続出走だけでもとんでもない記録ですよね。頭角を現した4歳(今の3歳)秋からずっと一線級で活躍し続けたのですから。ナイスネイチャの競走生活を振り返ると、それぞれの時代を飾った最強馬も同時に振り返ることができるわけです。そんな馬はそうそういません。

一方で、今ナイスネイチャが脚光を浴びているのは、馬自身の活躍だけではなさそうです。先日、放送が終了したアニメ「ウマ娘プリティーダービー Season2」の影響もあるのではないかと言われています。このアニメの中でもナイスネイチャは登場します。もちろん美少女キャラとして。

ウマ娘のナイスネイチャも本物同様なかなか勝てないキャラクターです。キャラクター的に派手さはなく(他が濃いのか?)、物語の序盤では落ち着いた存在感を放っています。トウカイテイオーに勝ちたいという気持ちは誰にも負けない一方、テイオーへの憧れや尊敬を素直に本人に打ち明けるあたりは、オトナなウマ娘だなと感心しました。

一方、レース以外では結構冷めたところがあるというか、同じチームのツインターボやマチカネタンホイザがドジを踏んでも、やれやれという感じで見ているタイプなんです。協調性を乱さない程度にね。この感じも嫌いではありません。

アニメでは、レースで3着以内に入ったウマ娘がステージに上がって歌とダンスを披露する権利が与えられる設定になっているのですが、最終話のライブで踊るナイスネイチャの可愛いこと!ステージになるとこんなにあざと可愛いキャラに変身するのかと、普段との違いに驚きました。これはもうプロです。ギャップ萌えってやつですね。ナイスネイチャが有馬記念で3着以内に入ってくれて良かったと、この時ほど思ったことはありません。

いつの間にかアニメの話になってしまいましたが、「ウマ娘プリティーダービー Season2」に登場するキャラクターのほとんどは、今やこの世にいない馬が素になっているケースが多いです。主役のトウカイテイオーやメジロマックイーンも本物はすでにこの世を去っているので一抹の寂しさを感じます。しかし、ナイスネイチャはこの4月に33歳となり元気に過ごしているそうです!嬉しいではありませんか。金はないけど全力で応援します!!

ナイスネイチャの写真(馬もウマ娘も)は持ってないので、今回は天気の良い東京タワーの写真を(全然関係ない)。この嬉しい気分を表現した写真だと思ってください。でもシャッターがうっすら映っちゃった...。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。クラシックシーズン到来。各地で終わったクラシック第1弾を振り返ります。お楽しみに!

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