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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関隼です。

夏の甲子園に沸く日本列島。先週土曜日、ベスト8をかけた準々決勝の仙台育英―大阪桐蔭戦。我々ラジオNIKKEIの競馬中継スタッフも、飲み会を開いた店のテレビでさながらパブリックビューイングの如く、中継に見入っていました。

春夏連覇がかかっていた大阪桐蔭が9回裏で1-0と1点リード、後1人でゲームセットの2アウトからショートゴロ...と思ったら、一塁手の足がベースから離れていて、踏み直すよりもバッターランナーが1塁に達するのが一瞬先。終わったと思った試合が終わらず、サヨナラのランナーが1塁に出る形に。それ以降の展開はあちこちで語られているので触れませんが「勝負事には何が起きるか分からない」という事実を、多くの人に突きつける形となりました。

振り返ってみれば、少し前にも「勝負事には何が起きるか分からない」という事実を突きつけたスポーツイベントがありました。世界陸上のロンドン大会100mに、4×100mリレー。絶対王者、競馬で言えばシンボリルドルフやディープインパクト級の強さを誇るウサイン・ボルトが100mで3着敗戦。ラストラン、引退の花道を飾って当たり前くらいに思われたリレーに至っては4走も競馬的に言えば競走中止という、予想だにしなかった結果。競馬で大本命が敗れるというシーンは何度も見てきた筈ながら、勝負事の難しさを土曜の夜に感じる事になりました。

これが自分の仕事にどう通じるか?やはり「未来(レースの行方)を予測はするけれど、決め付けない」という所でしょうか。勿論レースの格が上になってくると、各馬のキャラクターも定まってくるのである意味「先入観に基づいてキャラクターを決め付けて」しまう面はどうしてもある訳です。そこでパニックになってしまったら元も子もありませんから、やはり「何があっても自在に構えて対応できる」自分にならなきゃいけないなー、と甲子園の劇的な幕切れに感じたのでした。

そんな「自在に構える」事を強く求められる機会が、ありがたい事に早速あるわけです。今週末、ワタクシ大関初めて「騎手招待競走」を札幌のワールドオールスタージョッキーズで実況します。誰がどの馬に乗るかは抽選で決まるので、走る馬のキャラクターがある程度決まっているとは言え、乗るジョッキーによっては全く違う面を引き出してくるということも往々にしてあります。しかも、騎手招待競走なので「馬名と騎手の名前をセットで言う」ことがある種ノルマになってくるという難しさ。ハッキリ言って今からヒヤヒヤものですが、「勝負(レース)は何が起きるか分からない」ということをいつも以上に意識して、日本と世界の名手の競演の熱気をお伝えして来たいと思います。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、今週の地方重賞から明日の川崎で行われる地方全国交流=スパーキングサマーカップの展望を中心にお送りします。お楽しみに!

最後に先週の写真から1枚。新潟は枝豆、茶豆が美味しい季節になりまして。


( ´-`).。oO(いいですね。噛みごたえがあって塩味を効かせると実に旨い。これだけでビールが進むこと進むこと)

 

 

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