震えるようなゴール前。
2017/12/19(火) 18:30 大関 隼

 こんばんは、大関です。

 先週は阪神、朝日杯フューチュリティステークスの実況を担当しました。レース前の構図としては、先行するであろうダノンプレミアムを軸に、脚をためれば弾けるタワーオブロンドンがマイルで同じ脚を使えるか、そして前走サウジアラビアロイヤルカップで陣営の想定よりも後ろから差す形になったステルヴィオがどんなレースをするか、という所をメインにして見ていました。

 しかしご存知の通り、結果はダノンプレミアムの圧勝劇。好スタートから逃げる?と思われるくらいのスピードを見せると外からダッシュをつけて来たケイティクレバーを前にやって、盤石の3番手を確保。直線も追い出されると一気の加速、勝負はあっさりと決まりました。

 最後は抑える余裕すら残して勝ちタイム1分33秒3のレースレコード。完全に川田騎手が勝利を確信したように決定的な差をつけていたのが分かったので、思わず最後に「強い!」という言葉が直感的に出ていました。人気のタワーオブロンドンに内に目が行っていたので、外から伸びたステルヴィオの内にいたケイアイノーテックが直線で言えなかったのは大きな反省点ですが...。

 GIを何度か実況してきた中で、勝ち馬の強さに「衝撃を受けた」というのは、これが初めてかもしれません。ゴール前であっと言う間に差が広がる所を見たら思わず震えるような感覚でしたから。

(朝日杯の塗り絵はこちら)


 個人的にはこれなら2000m、いや、2400mでも行けるんじゃないか?と思いました。開業4年目で初のGI制覇を飾った中内田厩舎、2歳馬はこの馬のほかにもタレント揃い、来年のクラシックをどう沸かせてくれるのか、今から楽しみで仕方ないですね。色んな意味で歴史に刻まれるGIレースを実況出来て、また一つ良い勉強をさせて頂いた朝日杯でした。

 さて、今日の競馬が好きだ!は一足早いですが、27日(水)の兵庫ゴールドトロフィーの特集です。お楽しみに!

 

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