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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関です。本来なら新緑の眩しいようなシーズンで活動的になれるはずなのにそうなれないとは。これも競馬がまた騒がしくあるための巣籠もり。

先週の皐月賞は某スタジオ観戦でしたが、いつもとは違うスタジオにいました。ある意味喋ることに専念できるので気が楽と言えば楽でしたが、平和な世の中であればこうはなってない(はずな)訳でございまして。80代目の皐月賞馬となったコントレイルの強さが際立ったレースでしたが、果たして1か月少々後に87代目のダービー馬がどんな状況で誕生するかということを想像すると、ついため息をついてしまうという日曜の夜でもありました。

そして今週末は日本のGIは中休みですが、香港では日曜に1日で国際G1・3つが一挙に行われるシーズン後半のビッグイベント、チャンピオンズデーが控えます。もう自分にとっては、非常に思い入れが深いレースです。


(2018年のチャンピオンズデーの時のシャティン。オーデマピゲがメインスポンサーでした)


(2019年のほぼ同じ場所。FWD=富衛保険がスポンサーになりました)


創設された2年前、去年と現地へ行って実況させて貰い、2年前はそれが人生で初めて行った海外。もう見るもの全てが新鮮で、映像でしか見たことがないハッピーバレー競馬場のナイター開催をこの目で見た時には感動すら覚えました。肝心の実況はハッキリ言って緊張に呑まれて酷いものでしたが、あの経験が「またここに来るために仕事を頑張る」というモチベーションになった事は間違いありません。去年はウインブライトが勝ったクイーンエリザベス2世カップで「日本の馬が海外G1を勝つ瞬間を現地で実況する」という初めての経験までさせて貰えました。

ちなみに、今年はワタクシ大関は元から行く予定はなかったのですが。サートゥルナーリア、ウインブライトにエグザルタントが対決するであろうクイーンエリザベス2世カップ。インディチャンプが暮れの雪辱を期してビューティージェネレーションに挑むはずだったチャンピオンズマイル。ビートザクロックやミスタースタニングといったトップ層にエセロ、ホットキングプローン、ヴォヤージュウォリアーといった新興組が増えて群雄割拠になってきた中でのチェアマンズスプリントプライズ。どれも楽しみなレースになるはずだっただけにつくづく「コロナが憎い」。

ただ、香港勢だけになっても面白いレースであることは確かでしょう。きっとここで上位争いした馬たちは、12月の国際競走で日本勢と戦う事になる。そこにはきっと今年の香港三冠馬ゴールデンシックスティもいるはず。そう信じて、今はじっと巣に籠って、週末は新緑の眩しいであろう府中で仕事したいと思います。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題を中心に。4月、新年度に騎手としての第一歩を踏み出した地方競馬の新人ジョッキーの話題を中心にお送りします。お楽しみに!




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