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競馬が好きだ!

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こんばんは。大関隼です。

4月。昨日(月曜日)、通勤電車や街中を見ればスーツ姿で、心なしか緊張した表情の若者が多数。新たに社会人として世の大海へ漕ぎ出す皆様が、まぶしく感じられるのは多分ワタクシも歳を取ったからでしょうね。

ちょうど10年前、ワタクシ大関も4月最初の月曜日(4月2日)、ラジオNIKKEIの入社式へ慣れないスーツに「着られて」、緊張しながら当時溜池山王にあった、旧ラジオNIKKEIの東京本社へ向かっていたものです。夜中まで部屋で某家庭用ゲーム機を起動させるなどは日常茶飯事、昼夜逆転往々にしてアリという滅茶苦茶な生活を送っていた学生時代。今後還暦を迎えるまでの35年くらい、サラリーマンという立場でやって行けるのだろうか?と、不安感しかなかったことは今もハッキリ覚えています。

数週間の各部署を学ぶ研修を経て、アナウンサーとしてスポーツ情報部に配属されてからも、そりゃもう不安だらけ。周りには実況でよく知っている声の先輩ばかり。そこへ学生時代に、アナウンスの勉強は一切したことが無いという状況から入社したので、仕事の基礎になる声を作る、というのも苦労しました(今も酷い声ですけど)。「ストレスで胃が食べ物を受け付けなくなる」という経験を初めてしたのも、社会人になってからでした。

そんな中で、楽しみだった事って何だったかな?と振り返ってみると、ありました。あの当時、弊社HPの中に日勤担当のアナウンサーが、地方競馬の話題を平日、日毎に纏めてアップする「全国競馬ダイアリー」というコンテンツがあったのですが、その担当を先輩に教えて貰いつつ、受け持っていたのです。

そもそも、会社に入るまで、各地の地方競馬の年間スケジュールや、重賞の路線体系、交流競走のルールもよく知らなかった(南関東くらいかな?)ので、好きな競馬に関して、自分の知らないことを仕事しながら知ることが出来る、という機会はワクワクするものでした。中央ではなかなか見ないマイナーな血統からその地区で無敵レベルの馬が出てきたり、凄い記録を出す地方の騎手、調教師の存在を知ることができるというのは、入社1年目の自分には楽しかったことを覚えています。

あれから10年。仕事で地方競馬に取材へという経験も、プライベートで地方へ旅打ちに、という経験もして、今は毎週火曜に地方競馬の話題を扱うこの番組を担当して、という仕事もしている最中。それを楽しませて貰っている「原点」は、入社1年目のあのHP更新の仕事、だったのかも...と感じています。

何が言いたいか?といえば、新社会人の皆さんへ。「プライベートも仕事も、楽しんだ(楽しめることを見つけた)人の勝ち」です。ワタクシが言ったところで説得力ないよ、と突っ込まれそうですが...。

さて本題。4月最初の火曜日の「競馬が好きだ!」は、明日5日(水)に笠松競馬場で行われる3歳重賞、新緑賞の展望を中心にお送りしていきます。去年の勝ち馬がカツゲキキトキトで、鞍上の木之前葵騎手が初重賞制覇を飾った一戦。いわゆる東海三冠の第1戦=駿蹄賞(あと2つは6月の東海ダービー、10月の岐阜金賞)への前哨戦という重賞です。担当は小林アナ&木和田アナで。お楽しみに!

(というわけで作ってみた、新緑賞の塗り絵↓)


★今週オッズパークで購入可能な、主な地方重賞
5日(水) 新緑賞(笠松)
8日(土) 赤松杯(水沢)、錦江湾賞(佐賀)
9日(日) ル・プランタン賞(グランダムジャパン3歳シーズン第3戦・佐賀)

 

 

 

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